決戦 奥右筆秘帳 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775816

作品紹介・あらすじ

「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」第一位に輝き、圧倒的な読み応えで読者を魅了した「奥右筆秘帳」シリーズが、いよいよ完結! 筆の力だけで身を守り、将軍位をめぐる暗闘を知った奥右筆組頭・立花併右衛門。隣家の次男で剣術の腕のみの若者衛悟を護衛役にする。愛娘瑞紀の拐かしから端を発した陰謀の数々を三人は乗り越え、衛悟を婿に迎えることに。だが、かなわぬ強敵・冥府防人が最後に衛悟の前に立ちはだかっている!

感想・レビュー・書評

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  • 百万石の留守居役に続いて、またしてもシリーズ一気読みでした。最後の本田駿河守よ、必ず実行してくださいね。そしてそれ読ませてくださいね。
    なにはともあれご結婚おめでとうございます。ようやく!

  • ついに決着、勝たせ方が無理やり感はあったが楽しく読み終わりました。

  • 1冊目から一気に読み切った。
    他のシリーズも読んでみようと思う。

  • いよいよシリーズも終了。
    既に前作位から、様々な陰謀も謀略も少しずつ淘汰され、伊賀も甲賀も朝廷もリタイア。

    一橋VS将軍というシンプルな図式で一気にラストまで走る。もうすこし盛り上がってもいいような気もするが十分に最後まで楽しめた。

    主人公たちが亡くなったわけではないので、史実の合間で活躍する彼らをまた読んでみたい。
    それにこれだけ視覚的にも優れた作品だから映像化も期待大。

  • ようやく親子の話し合いが付いたってことですね。

  • シリーズ完結。

    衛悟と、(宿敵というか、なんだか師匠みたいになっていた)冥府防人との決戦、そして将軍位をめぐる争いにもついに決着が。。。
    衛悟の今後が気になるので、衛悟メインでの続編希望です。

  • 面白かった。
    冥府防人との決戦は最後、あっけなかったように思うけど、満足。
    続編があれば読みたい。

  • シリーズはめでたしめでたしで完結。
    この作者の別のシリーズも読んでみたい。

  • シリーズ第十二弾での完結編
    将軍継承問題、何か適当にけりをつけた印象
    冥府防人と併吾の最終の闘いも何か物足らない
    機会があれば続編?
    京との決着はついてないし、
    将軍家(徳川)の闇・秘密-嫡男廃嫡の遺訓?等を暴いたことは新鮮だった

  • 筆の戦い・・・最後の決戦
    あんなに求めた将軍職は幻想でしかなかったのか?
    虚しい設定の中人物を動かす小説本来の面白さ
    終わっちゃった・・・

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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