ダイスをころがせ!(上) (講談社文庫)

  • 講談社 (2013年7月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784062775991

作品紹介・あらすじ

お金はないし、コネもない。頼りは情熱と仲間たちの絆。
「さあ、力を合わせて国会に行こう!」

こんな会社、辞めてやる! 失業中の駒井健一郎の前に高校時代のライバル・天知(あまち)達彦が現れる。「次の選挙に出る。力を貸してくれ」だが、お金はないし、政党のコネもない。どうやったら選挙を戦っていけるのか。おまけに、なぜか嫌がらせまでが勃発して……。読めば元気が出てくる痛快選挙青春ミステリー!

※この作品は、2005年5月に新潮文庫より刊行されたものに大幅に加筆修正したものです。

みんなの感想まとめ

主人公が失業中から政界への挑戦を決意し、仲間と共に選挙戦を戦う姿を描いた物語は、情熱と絆の力を再確認させてくれます。サイコロを転がすかのように、新たな一歩を踏み出すことで生まれる変化や成長がテーマとな...

感想・レビュー・書評

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  • 選挙に行かねば!と思える作品だった。

    かつては高校生だった30代半ばの登場人物達も、今は家庭を持ち、社会の波に揉まれて悩みながら、でも志を共に突き進む熱い青春ドラマを繰り広げる良作。

    真保裕一は3作目で、これまではアクションものだったがこんな作風も書けるのかという新たな驚きを発見できた。
    また、選挙活動の背景などを徹底調査してる事がこの作品に現実味を持たせて、有権者に向けたメッセージも読み取る事ができた。
    (上下巻同じ感想文)

  • 現状の政党に憂いて、無所属で出馬する話。過去の汚職や、選挙スタッフのスパイ活動などを盛り込んでいるが、あまり盛り上がらなかった。

  • サイコロがあったら転がしてみる方か、
    通り過ぎる方か。
    とりあえず転がしてみる方。
    そして一度転がしてしまえば、
    そこに出た賽の目に沿って、
    新しい物語が始まる。
    どの目が出ても、サイコロを転がした時点で、
    それは日常から離れている。
    変化の瞬間、荒波に身を乗り出す刹那だ。

    毎日積み重ねる。
    ていねいにひとつずつ、
    習慣にして、きっちりとやり続ける。
    そうしたメンタリティに憧れる。
    出来ている時もある。
    大切だと分かってもいる。
    それでもサイコロを転がしたいと思う。
    賽の目の先で、また日々を積み重ねればいい。
    すべてが壊れても、また新たに創ればいい。
    まるで同じような建物ができたとしても、
    それはまったく違うものだ。
    すべては変わり続ける。
    僕らは戻ることはできない。

    さて、この物語の主人公は、
    新聞記者の職を捨て、
    政界に打って出ることを決める。
    自分なりの正義を貫こうと立ち上がる。
    何もわからないところから、
    ひとつずつ学んでいく。
    頼りになるのは自らの信念だけ。
    選挙に打って出て、打ちひしがれながらも、
    善戦する・もしくは見事に当選する。
    ただ、それだけの物語ではない。
    選挙戦を戦う中で、家族の秘密が暴かれる。
    家族の絆が問われる。
    その時、僕はどう考え、どう動くだろうか。

  • 1806 今後どうなるのか?まだスタートしたばかり!下巻に続く!

  • 選挙に関わりたくなりますよ!!

  • 34歳、不動産の営業職を追われた主人公駒井は、同じく新聞社での仕事を辞めた高校時代のライバル天知に誘われ、無所属議員として立候補する天知を選挙参謀として手伝うことに。
    手作りの選挙事務所、旧知の友人を頼った人脈、退職金をつぎ込んだだけの心もとない選挙資金など、逆境からの挑戦を描く。

    選挙関係の知識が増える。
    どうしても作者の政治的主張が混ざってる気がするのはしかたないところか。

  • いざ下巻へ。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99841279

    2016年度政治アラカルト でも取り上げました。

  • 2015 6 30

  • 62

  • コネもお金もない天知達彦が、高校時代の親友の駒井健一郎とともに国会議員を目指していくと言うストーリー。

    天知は、まっすぐで真面目な性格で、決して老練な政治の世界ではやっていけないだろうなと思える性格。だからこそ、高校時代の仲間たちも彼のことを放っておけないのだろうな。健一郎は、家族の問題を抱えながらもやっと、自分の居場所を見つけた感じです。同級生のまきも最初は頼りなかったけど、本当に、たくましくなったなぁ。

    天知を青臭いと想いながらも、どこかで、こんな候補がいたら応援したくなるなと思えてきます。

    下巻も楽しみです。

  • あれれ結末は?

  • ☆☆☆☆

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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