クラスルーム (講談社文庫)

  • 講談社 (2013年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (404ページ) / ISBN・EAN: 9784062776233

みんなの感想まとめ

同窓会の案内から始まるミステリーは、正体不明の幹事による不思議な展開を通じて、時間や視点の交錯を巧みに描き出します。繰り返される文章が、誰の視点でいつの出来事なのかを考えさせ、読者の思考を刺激しますが...

感想・レビュー・書評

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  • 著者ってだけで期待しすぎましたねー

    プロットは好きな方でしたが、
    著者感が無い印象でした。

  • プロローグとエピローグの繋がりが良かった。

  • 10年前に一部の生徒が企てた肝試し。
    その裏に隠された意図は、ある意味では成功し、ある意味では失敗している。
    そして現在。
    10年ぶりのクラス会を開こうと招待状が届く。
    あの肝試しに関わった者だけに送られる招待状。
    誰が、何のために。
    折原さんが得意とする叙述トリックミステリー。
    好きな作家なので読むことも多いけれど、この物語は何か物足りなさを感じた。
    若い世代を対象に書かれたものだからかもしれないが、それでももう一歩踏み込んだ物語を読みたかった。
    わかりやすい表現や描写は必要かもしれないけれど、物語の水準は下げなくてもいいような気がするのだけれど・・・。
    この物語は3年B組に起きた出来事を描いている。
    隣の3年A組に起きた出来事は、「タイムカプセル」というタイトルで別に出版されている。

  • 栗橋北中学校3年B組は暴力教師に支配されていた。 夏休みの夜、クラスの不良と秀才と委員長が手を組み暴君・桜木慎二に悪戯を計画するが・・・。 それから10年後、あの夜学校にいた者たちに謎の人物「長谷川達彦」からクラス会の案内が届く、誰も知らない隠された真実が明るみに・・・?

     前作のタイムカプセルの姉妹作になり時系列としては後日談になる。 本筋とはまったく関係ないのだが随所にタイムカプセルのネタを散りばめているせいで読んでないと色々もどかしい気持ちになると思う。  物語としては後出しが過ぎて、謎解きもなにもない。

  • 見知らぬ”同級生”からの同窓会の案内が届いた。10年前の教室が舞台。暴力教師のために暗い中学時代を過ごした生徒たち。同窓会の目的は?
    一人称で語られる「私」とは誰か......?

    物語の切り口はワクワクさせる。
    だけど、軽いんだよね、何もかもが・・・。
    暴力教師って設定なのに、そこまでの暴力は描かれていない。自分の中学時代なんか、ここに描かれているような教師はザラに居たけどなぁ。この程度の教師で、生徒が震え上がるっていうのも、納得しがたいんだよなぁ。ましてや、夏休みに学校でイタズラを仕掛けて復讐しようと思うほどの教師か、はなはだ疑問・・・。

    その10年後、同窓会のために集まった生徒と教師。
    ほんの少しのホラーテイストを味わった後、真相が明らかになってからの脱力感・・・。
    かなり強引な着地だよ、これ。
    いろんな伏線があり回収はされている。
    プロローグと同じ文章を結末に持ってきて、読者に新しい事実を明らかにする、っていう手法も好感度高いんだけどなぁ。文章が軽くて、内容にマッチしてない。

    謎を描いてる部分は、興味を掻き立てる描写なんだけど、他の部分はラノベみたいな感じだ。(まぁ、ラノベってのをあまり読まないから、よくは知らないけど)。
    中学生向けに書いたような小説だった。

    折原さんの「━者」シリーズはかなり好きなシリーズなんだけど、あちらの持ってる作風・雰囲気とはかなり異なる。同じ作者とは思えないような・・・。

    ☆2個

    背表紙~

    栗橋北中3年B組は恐怖に支配されていた。竹刀を手放さない暴力教師 桜木慎二。優等生とワルとが手を組んで、夏の夜、桜木を懲らしめようと呼び出した同じ教室で、10年後、夜のクラス会が開かれるという。だが案内状の差出人 長谷川達彦を知るものはいない。苦い思い出の校舎で、明かされる驚くべき真相とは!?

    別にラノベが悪いとは思わないけど、物語の切り口と合ってないからなぁ。軽い文章で3時間もかからず読了できたけどね。

  • 同窓会案内状の差出人は誰か、「私」は誰か、が提示された謎である。叙述トリックと言うほどの技巧も無く、種明かしが終わっても「ふーん」という印象だった。とは言え、すいすいと読めて、後に何も残らない。短期入院のお供としては上出来である。

  • 2015年10月5日読了。
    2015年155冊目。

  • 平成27年8月1日読了

  • 謎の人物から謎の同窓会の招待状が届く。ストーリーの切り口は面白く、この後何が起こるのかというわくわく感で前半は楽しめた。しかし、核心の同窓会に至るまで展開が長く、間延びしている印象を受けた。本小説の一番の目玉である謎の同窓会、及び招待状を送った長谷川達彦の正体に関して意外性のないオチで、あっさりと小説は終わってしまう。拍子抜けしてしまった。前半で期待が高まった反面、後半の失速が目立つ。読みやすい小説ではあるが、もう少しひねりや意外性がほしかった。

  • やたらと前作「タイムカプセル」の宣伝が入るのには戸惑いましたが、「タイムカプセル」を読んでいなくても充分楽しめました。ラストの展開は、私的には疑問が多く残ったままでスッキリしないです。

  • 結末次第の本ではあったが、謎を煽った割に大した中身ではなかった。

  • 登場人物一人一人の描写が希薄に思える。上下巻構成ならその辺りカバーできた?

  • 正体不明の幹事からの同窓会の案内から始まるミステリー。
    同じ文章を繰り返す事により、誰の主観なのかいつの出来事なのかが脳内をぐるぐる廻る。 ただし、フェアに描かれているので、最初から素直に読めば、真相がラストまでに分かってしまうのが残念。姉妹編の「タイムカプセル」も今読んでいるので、そちらを読了した時に、感想が変わるかどうか。
    同じ年のA・Bクラスそれぞれの、卒業後の事件を描くというのは面白いと思う。

  • タイムカプセルみたいには怖くなかった。ハラハラしたけど、最後はなんか爽やかな感じ。

  • タイムカプセルの姉妹編だというので読んでみた

    なにげに思わせ振りで、サクサク読めるのだけど、最後の謎解きがいまいち

    無理やり感ありすぎかな?
    こんなんでしたチャンチャンってな感じ

  • 長谷川って誰なんだろうと思っていた、最後の方に本人登場。
    前半〜中盤の展開は面白かったが、最後は「ん?焦らすだけ焦らしてその展開?」という感じになってしまった。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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