- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062776271
作品紹介・あらすじ
大金に目が眩んで泥沼にはまりこむ亡者たち。追い詰められて犯罪に手を染め、破滅への道を突き進む彼らを待ち受ける驚愕の結末とは?
感想・レビュー・書評
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面白い面白い!
この原作を元にした韓国映画を先に観たんだけど、映画も2回観たくらい気に入ってる作品
原作はラストが違うのね〜韓国映画のラストも良かったけど、原作ありきだからね
こっちももちろんお気に入りです
映画の方を観てたおかげか、所々違えど混乱することなくスイスイ読めました
こういう、ろくでもない奴ばかりしか出てこない話って大好物だな〜先が気になってしょうがない
しかし曽根圭介先生もこんな話を思いつくって凄いなぁ〜話の組み立ても個々の流れを決めてからするのかな?頭の中を覗いてみたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サウナの客が残していったバッグには大金が!? 持ち主は二度と現れず、その金で閉めた理髪店を再開しようと考える初老のアルバイト。FXの負債を返すためにデリヘルで働く主婦。暴力団からの借金で追い込みをかけられる刑事。金に憑かれて人生を狂わされた人間たちの運命。ノンストップ犯罪ミステリー!
初読みの作家さん!
この間、映画化された韓国映画を観て面白かったので 原作を読んでみました
これ、映画を先に観てたからわかりやすかったけど 時間軸が行ったり来たりしてるのかな?なんだかごちゃごちゃしてる感があって 活字だけだとわからなくなってしまいそう
映画のラストも原作のラストも それぞれに良かったと思います
この作家さん、他の作品も面白いのかな?-
hiroさん、こんばんは♪
観て、読んだんですねっ!私の超絶お気に入り『藁にもすがる獣たち』!!
なんだか私が作った作品じゃないのに嬉しい♡...hiroさん、こんばんは♪
観て、読んだんですねっ!私の超絶お気に入り『藁にもすがる獣たち』!!
なんだか私が作った作品じゃないのに嬉しい♡
そうですよね、本の方は話があっちこっちに行くので確かに映画観てなかったら混乱してたと思います
活字より映像の方が分かりやすいですよね
曽根圭介さんの本は面白いですよ凄く!私はこの『藁にも〜』からハマってしまってその後6冊連続で買ってしまいましたよw
今まで読んだことのないような作品ばかりで没入感が半端なかったです!お勧めですよ〜♪2024/01/14 -
schieleさん、コメントありがとう♪
超絶お気に入りの作品なんですね!
読みながら、あっ、この人映画のあの人だな!って思いながら読めて楽...schieleさん、コメントありがとう♪
超絶お気に入りの作品なんですね!
読みながら、あっ、この人映画のあの人だな!って思いながら読めて楽しかったです
ラスト以外はほぼほぼ、原作に忠実な映画でしたよね
題名からしたら 映画のラストの方が『藁にもすがる獣たち』だったと思いました
映画の中には 原作とあまりに違っていて これ、この題名のままで映像化して原作者さんは嫌とちゃうんかな?って思うことがたまにあります
その時は、もうこれはこれ、別モノ!と思うことにしています
読書好きとしては 原作にほぼ忠実にして欲しいと思う方です
だけど 最近、映画を観たから 原作読んでみたいと思うモノが何冊かあって 新たな楽しみ方になっています
今まで、映画観ちゃうと 原作はもういいやって思って読んでないことが多かったんです
曽根圭介さんの作品、面白そうなのがあるからまた読んでみたいです!2024/01/14
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身丈にあった生活をするべきなんだと思う。また、その時はよくても因果応報ですね。ラストの方は、おっ、そうきたかーって感じで中々面白く読めたけど、もう少しインパクトがあった方が良かった。
刑事が家に来た2場面だけ何故か私までドキドキしてしまった笑。スラスラ読めます。 -
お見事!
そして、もう一周したくなる。
スピード感も抜群でこの構成。先が気になってどんどん進んじゃうことがまた目を眩ませるよね。 -
面白く、アッ!というまに読み終えてしまった。
ことごとく騙され気持ちよかった!
韓国映画化されているとのこと、探してみよう! -
めちゃおもしろかった。
三つの話が進行していく群像劇。ときどき点で交差していたストーリーが徐々に絡みあって繋がっていく。この人はあっちのストーリーのあの人なの?あの死体はこっちのこの人?とか推理しながら読んでいくのも面白い。 -
大金の入ったバッグを預かった初老のサウナ店のバイト、デリヘルで働く主婦、暴力団に借金のある不良刑事という一癖も二癖もある三人が繰り広げる物語。そう来るのかという思わぬ展開が待っている。
曽根圭介さんの作品は『沈底魚』が最初。こういうハードな公安警察小説を書く作家なのかと思ったが、『鼻』を読むと、えっ!こういう作品も書くのかと驚いた。『熱帯夜』『本ボシ』と作品ごとに作風が変わり、この作品にも驚かされる。曽根圭介さんは変幻自在の作家なのか。 -
二度読んだ。
ミスリードが絶妙すぎて、途中で混乱する。
二度目は登場人物を整理しながら読んで、ようやく納得。
すごい作品。 -
藁にもすがる…追い詰められた人々って、やっぱり幸せにはなれないのね。