新参者 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 6643
レビュー : 461
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776288

感想・レビュー・書評

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  • 加賀が町の店への聴き込みから事件を紐解くところは良し。東野圭吾は一つ一つのエピソードもしっかりと作り込んでいる印象を持った。

  • これは面白い。
    加賀さんにハマってしまいます。

  • 東野さん、ずるいわ〜…と思うくらい上手さが際立つ作品でした。人情路線で、ほろっと泣ける箇所を確実に突いてくる。良いよね

  • 加賀恭一郎シリーズのなかで、いちばん有名な作品かな。
    最後の加賀恭一郎のセリフ、阿部ちゃんの声で脳内反響した笑。

    加賀恭一郎シリーズにはずれ無し。おもしろかった。

  • ドラマを放送している時は「加賀さん=阿部寛さん、うーん」なんて言いながら観なかったくせに映画とSPはきっちりチェックしてしまった私。
    なんだかんだ言いつつ、きっとそのうちドラマのDVDをレンタルしてくることでしょう…。
    さて、文庫化を機に原作を購入、ようやく読みました。

    *****

    下町、日本橋に一人で暮らしていた女性の絞殺死体が発見される。
    彼女は最近この町に引っ越してきたばかり。
    彼女は殺されるような人間ではない…そういった声を聞きつつ、同じくこの地へ着任したばかりの刑事、加賀恭一郎が事件を調べ始める。
    彼女はどうして一人でこの地に住み始めたのか?
    誰が彼女を殺したのか?

    *****

    “新参者”が殺されたこの事件の謎を同じ“新参者”である刑事が解く。
    下町に住む色んな人々の話、その人々のドラマを描きつつ、事件の真相へと収束してゆく…それはすごいなと。
    人と人のなんてことはない、でも確かに築かれている、つながり。
    それをひとつひとつつかまえ、つなげていく加賀さん、さすが。
    次第に浮き上がってくる殺された女性の抱えていた想い、未来。
    切なくて哀しい。
    加賀さんとコンビ的な関わりを持つ上杉さんもこの物語では要を握る存在。
    疎ましく思っていたけれど、最後には認めてしまう、加賀さんの刑事としての力。
    うーん、加賀刑事、面白い。

    加賀恭一郎シリーズ、思い出してはちょこちょこ読み進めている状態なので、全部読むまではまだまだ時間がかかりそう。

  • 短編のような長編。1つの殺人事件により、どんどん繋がって行く……短編みたいな作り。うるっとくる章もあり、何というか……余り頭を捻らないで、すんなり読めました。

  • 刑事の加賀が事件に関係ない小さなことでも謎を解いてあげたり、被害者ではないが事件で心が傷ついた人にも救うのが暖かい感じで良かった。最終的には犯人も同情を誘う感じだった。短編短編がつながっていてあたたかいミステリーだった。

  • 人情溢れる町・人形町を舞台に、残忍な殺人事件とその裏で起こっていたいくつもの温かい“事件”。
    その温かさが殺人事件の悲しさを増して切ないです。
    被害者は「誰に」「なぜ」殺されたのか。
    殺人事件というのはそれだけではないと、その裏にある人間模様を突き詰める加賀刑事はやっぱり素敵。

    主人公である加賀刑事視点の章が無いのも好きな手法。

  • 東野圭吾さんの新しい文庫読了です。

    加賀恭一郎シリーズでしたが、
    久々すぎていつ所轄に落とされたのか忘れちゃいました。

    その所轄らしさが随所に現れた作品でした。
    日本橋の情緒が描かれるとともに、
    短編集の連作のような形で色々な人々の生活が、
    殺人事件を軸に描かれるという感じで、
    その人々の描き方が味わい深かったのが印象的です。

    もはや犯人が誰かはどうでもよく、
    そういう人々の姿を描くことがメインに思えるほどでしたが、
    非常に読みやすく、ちゃんと伏線も回収してくれるので、
    満足度の高い読了感でした。
    さすが東野圭吾さんです。

  • 日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。
    着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、
    人情という名の謎。

    手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。
    「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。
    大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。


    **************************************

    東野圭吾の本はほんま読みやすい。
    もしかしたら、この「新参者」は東野圭吾作品の中で、
    ベスト5に入るぐらい面白かった。

    第一章から第九章までの構成になってるねんけど、
    一つ一つが短編集のようで楽しめた。

    一人の女性が絞殺され、その犯人を刑事が追うって流れの中、
    聞き込みでわかってくる、いろんな家族の形。

    はじめは、このまま犯人はわかりませんでした。。。みたいな、
    とんでもない結末になるのでは!?ってぐらい、
    全く犯人らしき人が出てこうへん。

    でも最後には、犯人を捕まえるだけでなく、それまでの経緯で
    家族が深く関わってきてる事が全て繋がってて、すごい面白かった。

    心に語りかける書き方、うちはやっぱ東野圭吾作品が大好きやわ!!

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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