新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 745
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776523

作品紹介・あらすじ

ニューヨークの投資ファンド社長・鷲津政彦はバブル崩壊後の日本に戻り、瀕死状態の企業を斬新な手法で次々と買収・再生していった。

感想・レビュー・書評

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  • 太古の昔にNHKのドラマをちょっとだけ見たのが記憶に残っていて,ふと思い出したので読んでみる.バブル崩壊後,混乱期にあった日本の経済界に斬り込む若き米投資ファンドの日本人社長と,日本の都市銀行で優れた感覚を持ちながらも社内のしがらみの中でくすぶるバンカーを中心に描く.金融関係の用語は多く登場しており,いくらかは説明されているが,調べて知る機会にしようと思って読んでもいるので,そこまで苦にはならない.実際の事件や銀行をモチーフにしており,当時何が起こっていたのかについても紐解くことで,金融業界の興味深さを知ることができた.個々のシーンがバラバラに進んでいるように見えるものの,絶妙に繋がりを見せており,大きな悪事やリスクも潜んでいる辺り,スリルを持って退屈することなく読み進めることができた.後半どうなるのか,引き続き読んでいく.

  • *上下巻共に感想の内容は同じ。

    鷲津政彦は投資ファンドの社長としてニューヨークから日本へ。
    ライバル会社との対立、買収企業関係者からは憎しみを受けつつも次々と企業買収を成功させてゆく。
    そんな中、明らかになる鷲津の過去、そして、彼が“ハゲタカ”と呼ばれる世界へ飛び込むことを決意した理由が明らかに。

    *****

    ドラマDVDの裏にあるあらすじを読むまでにチェックしたりしていましたが、全然ストーリーが違うみたい。
    企業買収というテーマ?と主人公と主要人物の名前(それも一部)だけ使った感じでしょうか。
    ドラマも本も両方ヒットしているので、ベツモノとしてアリ、なんでしょうね。
    ドラマはまだ観たことがないので、観たいなと常々思っていたけれど、本が面白く、内容が全く別、ということでちょっと気持ちが落ち着いてしまった。
    本を大森さんのイメージで読んでいたので、原作通りなら観ていて嬉しいかも、と思ったけれど、だいぶん違う話みたいだから一旦原作脳をリセットしてからにしたいなと。

    今は原作が面白かった気持ちを大事に(笑)

    “華奢な体とソフトな表情”、“社長”というよりは“有能な秘書”、“地味”と、三葉銀行の芝野に評される、鷲津。
    でも、それはあくまでお仕事用の顔。
    リン、という公私ともに良い付き合いをしている金髪、気が強い美女にも惚れこまれ、また別の美女の心も引き寄せ、と、鷲津さん、非常にカッコいいのです。
    関西出身なのにニューヨーク暮らし、ピアニストであることからか、言動も毎度カッコいい。
    「いいんだ、これで。俺は一度決めたことは曲げない」
    なんて男らしい!
    物語では同じ土俵に立つ人々には敵味方問わず、畏れをもって一目置かれている。
    ソフトな物腰とワイルドな生き方、ときめきまくりでした。
    大森南朋さん、はまる…とドラマを一回も観たことがないから想像の大森さん演じる鷲津にどきどき。
    MBO、投資ファンド…文字として、単純な意味合いとしての理解しかできていない私には最初こそなかなかのめりこめずにいたものの、鷲津というキャラクタがとても魅力的であり、物語を彼や周りの人物が盛り上げる様に後半はすっかり夢中になっていました。
    鷲津側、敵対する側、買収される側、どれも濃かった。
    命懸けの企業買収。
    ただ、彼が日本に来た理由に関するあたりが若干物足りない。
    理由としてそれに相当する、それで十分なのかとも思う。
    鷲津という人間を描く上で必要なエピソードだろう。
    ただ、何となく最初と最後にぽんと出てきて、それまでに何となく“犯人”的目星がついていて、それに対する驚きは弱かったかもしれない。

    今回は途中くじけかけたり時間をあけたりと予想以上に時間をかけてしまった上に浅い読み方になってしまったので、もっと集中してまたチャレンジしたいなと思います。

  • 『ハゲタカ』
    テレビ朝日/毎週木曜放送
    2018年7月19日から

  • 「ハゲタカ」
    テレビ朝日系 木曜21時00分
    放送開始日:2018年7月19日
    キャスト:綾野剛、沢尻エリカ、渡部篤郎、小林薫、杉本哲太、光石研、池内博之
    http://www.tv-asahi.co.jp/hagetaka
    Youtube https://www.youtube.com/watch?v=d-vEbEbHj3A

  • 明日、新しい時代である「令和」を迎えるにあたり、部屋の片隅に読みかけとして置かれていた本を一斉に整理することにしました。恐らく読み終えたら、面白いポイントが多く見つかると思いますが、現在読んでいる本も多くある中で、このような決断を致しました。

    星一つとしているのは、私が読了できなかったという目印であり、内容とは関係ないことをお断りしておきます。令和のどこかで再会できることを祈念しつつ、この本を登録させていただきます。

    平成31年4月30日(平成大晦日)作成

  • 面白い。
    バルブ処理を聞かなくなった。当時を思い出す。日本が、世界が変わった激動の時代だったと思わされる。
    そういえば、ハゲタカと言われた外資系の影響結果を知らないな。なんせ、日本の企業だけでは成り立たない時代になった。

  • 当時の裏には、こういう様な事があったのかな。

  • 下巻で感想。

  • 上巻読了。
    上巻だけでも色々イベントがあって盛り沢山。

    中禅寺湖ミカドホテルの不調。
    鷲津率いるホライゾンキャピタルの債権処理。
    スーパーえびす屋の再建。

    これらが下巻でどう収束していくのか楽しみ。

  • 読書日数 25日

    テレビドラマの原作本

    外資のファンド会社で、会社の再生、これを通しての日本の再生を目論む主人公と、それを取り巻く日本経済の闇とそれに群がる人間、そんな中でも、少しでも日本経済の発展を願い、日々健闘する人間達か織り成す人間ドラマ。

    ちょっと説明チックな文章が多いのと、ドラマを見てからの読書であったせいか、かなりギャップがあり、かなり読みにくかった。

    最後の方になると、まあまあストーリーが入るようになってきたが、それは仕方のない事。

    上巻なので、下巻もちゃんと読むことにする。

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著者プロフィール

真山仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。これが代表作となり、ドラマ・映画化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、『虚像の砦』『そして、星の輝く夜がくる』(いずれも講談社文庫)、『売国』『コラプティオ』(いずれも文春文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)、『海は見えるか』(幻冬舎)、『当確師』(中央公論新社)、『標的』(文藝春秋)、『バラ色の未来』(光文社)、『オペレーションZ』(新潮社)がある。

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