新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 599
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776530

作品紹介・あらすじ

企業再生が軌道に乗り始めた頃、鷲津は元銀行員・芝野健夫、老舗ホテルオーナーの娘・松平貴子と出会う。日本に戻った鷲津の真意は?

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい

  • 2019.4.4読了。

  • *上下巻共に感想の内容は同じ。

    *上下巻共に感想の内容は同じ。

    鷲津政彦は投資ファンドの社長としてニューヨークから日本へ。
    ライバル会社との対立、買収企業関係者からは憎しみを受けつつも次々と企業買収を成功させてゆく。
    そんな中、明らかになる鷲津の過去、そして、彼が“ハゲタカ”と呼ばれる世界へ飛び込むことを決意した理由が明らかに。

    *****

    ドラマDVDの裏にあるあらすじを読むまでにチェックしたりしていましたが、全然ストーリーが違うみたい。
    企業買収というテーマ?と主人公と主要人物の名前(それも一部)だけ使った感じでしょうか。
    ドラマも本も両方ヒットしているので、ベツモノとしてアリ、なんでしょうね。
    ドラマはまだ観たことがないので、観たいなと常々思っていたけれど、本が面白く、内容が全く別、ということでちょっと気持ちが落ち着いてしまった。
    本を大森さんのイメージで読んでいたので、原作通りなら観ていて嬉しいかも、と思ったけれど、だいぶん違う話みたいだから一旦原作脳をリセットしてからにしたいなと。

    今は原作が面白かった気持ちを大事に(笑)

    “華奢な体とソフトな表情”、“社長”というよりは“有能な秘書”、“地味”と、三葉銀行の芝野に評される、鷲津。
    でも、それはあくまでお仕事用の顔。
    リン、という公私ともに良い付き合いをしている金髪、気が強い美女にも惚れこまれ、また別の美女の心も引き寄せ、と、鷲津さん、非常にカッコいいのです。
    関西出身なのにニューヨーク暮らし、ピアニストであることからか、言動も毎度カッコいい。
    「いいんだ、これで。俺は一度決めたことは曲げない」
    なんて男らしい!
    物語では同じ土俵に立つ人々には敵味方問わず、畏れをもって一目置かれている。
    ソフトな物腰とワイルドな生き方、ときめきまくりでした。
    大森南朋さん、はまる…とドラマを一回も観たことがないから想像の大森さん演じる鷲津にどきどき。
    MBO、投資ファンド…文字として、単純な意味合いとしての理解しかできていない私には最初こそなかなかのめりこめずにいたものの、鷲津というキャラクタがとても魅力的であり、物語を彼や周りの人物が盛り上げる様に後半はすっかり夢中になっていました。
    鷲津側、敵対する側、買収される側、どれも濃かった。
    命懸けの企業買収。
    ただ、彼が日本に来た理由に関するあたりが若干物足りない。
    理由としてそれに相当する、それで十分なのかとも思う。
    鷲津という人間を描く上で必要なエピソードだろう。
    ただ、何となく最初と最後にぽんと出てきて、それまでに何となく“犯人”的目星がついていて、それに対する驚きは弱かったかもしれない。

    今回は途中くじけかけたり時間をあけたりと予想以上に時間をかけてしまった上に浅い読み方になってしまったので、もっと集中してまたチャレンジしたいなと思います。

  • 当然ながら続きが読みたい。結局は、何を正義と個人が考えること、興味を持ち続けること、が大切。日本的なもの、アメリカ的なもの、それぞれの良いところ、フィットするものを選んでいけば良い。

  • 大学生の時に一度読んだが、その時は企業売買の知識がなさすぎて読み込めなかったけど、久しぶりに読んだらすごい面白く読めた。最後が少し唐突な感じもあるけど、続編がたくさん出ているので、続きを読みたい。

  • 読書日数 25日

    ハゲタカ(上)の続編

    日本の、腐りきった経済システムに立ち向かって行く男の物語の後編。

    まあ、話の内容が実はあまり入ってこなかったというのが正直な感想。

    ちょっと、自分には書きぶりが合わなかった。

  • 上巻冒頭での割腹自殺の真相が明らかになり、衝撃の事実が。

    ミカドホテルのMBOや、太陽製菓の債権処理、熱海のホテル社長のその後。

    真っ当に頑張っていれば報われるのかなと思える内容だが、逆に私利私欲にまみれると容赦されない。

  • 一言面白かった。続編もあるので期待して読みたい。
    読みながら気づいたが、作中の企業は実存する企業がモデルになっていた。気づいたのは外資系だけだったが、後々ネットで調べてみると 作中の銀行、外資系金融機関、ホテルのほとんど全てが実際の企業をモデルにしていたとあって驚いた。
    1990年代からの日本の経済の道筋を勉強する本としても読む価値はあると思う。

  • 一気に読了。企業買収、攻防戦の裏側をドラマで解説している参考書のようで楽しめた。実際のニュースや新聞にある話も似たような事が繰り広げられているのかな、と想像してしまいますよ。

  • 今月の3冊目。今年の16冊目。

    濃厚金融サスペンスでした。一番最初の伏線はああ、やっぱりな程度にしか思いませんでした。正直、周りの話の回収よりかは、やっぱり買収劇の濃厚さが面白いですね。

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著者プロフィール

真山仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。これが代表作となり、ドラマ・映画化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、『虚像の砦』『そして、星の輝く夜がくる』(いずれも講談社文庫)、『売国』『コラプティオ』(いずれも文春文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)、『海は見えるか』(幻冬舎)、『当確師』(中央公論新社)、『標的』(文藝春秋)、『バラ色の未来』(光文社)、『オペレーションZ』(新潮社)がある。

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