嶽神伝 無坂(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 76
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776639

作品紹介・あらすじ

父を追放した武田晴信、諏訪攻略の前夜。山の民無坂は後に勝頼の生母となる幼い姫の命を救う。熱狂的ファンを生んだ『嶽神』の序章!

感想・レビュー・書評

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  • 静かだ。淡々と山の者の生き方が綴られてゆくゆく。
    たまに来る戦闘シーン、戦国の情勢等がアクセントになり、下巻へ引っ張られる。
    かっこいいんだ、この人がまた。

  • 久しぶりの歴史物。武田軍と同じ地域で暮らしながらも別々の生き方をしている山のものたちの物語。人気シリーズらしいけど自分ははじめて読みました。「山怪」や「黄色い牙」のようなマタギの山の話は読んできたけど、荷役の話は新鮮でしたね。印象に残ったのは登場人物たちの無欲な暮らし。多くを望んでいないからこそ質素な暮らしの中での楽しみの見つけ方に優れていて、山の中に入れば必要なものは周りにすでにある。そんな世界が今も隣にある(かもしれない)のに、里の暮らしばかりに目を向けてきたかもなと思いました。

  • 時代小説をあまり読まないので、読み始めは不安でしたが、凄く面白かった!アクションシーンもかっこよく、スピード感があるのでどんどん読めます。山の者シリーズ全部読もうと思いました。

  • 渋いなぁ

  • 全2巻。
    山の者と諏訪・武田家の物語。
    著者のヒット作らしい「嶽神」のシリーズ。

    『嶽神 白銀渡り』
    http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/4062772558

    シリーズではあるものの、
    時系列としては「嶽神」の前。
    世界が同じってだけ。
    内容も雰囲気も全然違う。

    「嶽神」は、vs忍者な宝探しっていう
    奇想天外な伝奇ものだったけど、
    今作は史実と絡めて山の生活描写メイン。

    だから、やたらと戦っていた「嶽神」にくらべ、
    淡々とあっさり。
    武田家との絡みもそんなでもないし、
    正直、何が書きたいかわからんなあと思った。
    ら。
    全部で4作からなるシリーズに発展するみたい。
    今作が1作目。

    文体はあらすじみたいで物足りないし、
    史実との絡みも物足りない。
    もう、この作者はこれ以上は読むか分からんなあ。
    まあ。
    たぶん読むけど。

    でも、
    「睡眠不足必至」とかいう帯のうたい文句は
    あいかわらず誇大広告だと思った。

  • 前作に比べて少々落ち着いた感じ

  • 以前読んだ「嶽神」の序章版ということで、早速読破。
    この嶽神には以前のものと同じく、山の民が出てくる。
    戦乱の世に山の自然と共に生きる山の民の小暮衆、主人公無坂。
    これがまたいい男で、前回の嶽神は武田家滅亡から始まった多十といいとこ勝負。
    今回の嶽神伝は武田晴信(信玄)からのスタート。
    父を追放した後の諏訪攻略の前夜からの話ですが、小夜姫を救うところから徐々に引き込まれる感じ。
    山の中の暮らしとか、最後の方の豊助のとことか素晴らしい描写。
    下巻に更に続く。

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著者プロフィール

一九四九年、小田原市生まれ。早稲田大学大学院演劇専攻修士課程修了。八〇年、群像新人文学賞を受賞。八一年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。二〇〇〇年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞、「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」〇九年版で「戻り舟同心」シリーズがベストシリーズ三位に入る。

「2014年 『目目連 高積見廻り同心御用控』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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