贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)

著者 : 中山七里
  • 講談社 (2013年11月15日発売)
3.93
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  • レビュー :117
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776660

作品紹介

弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった――。

贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 冒頭シーンからいきなり引き込まれた。悪辣弁護士そのものの話と思いながら、読み進んだが、おっとどっこい、二転三転。
    中山七里らしく、音楽が端緒の贖罪ストーリー。リーガルサスペンスの一級品といっていいだろう。

  • 御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前を変え弁護士となった。三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請屋のライターに知られる。彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。驚愕の逆転法廷劇!

  • みわ

  • 悪辣だけど実は結構まっすぐな弁護士。なかなかひねくれた主人公です。やはり法廷っていうのは特殊な世界ですね。人が人を裁くことの限界を感じます。
    終盤の展開は怒濤でした。やや唐突な印象も受けないではないです。結末は半分くらい予想できて、半分は意外でした。

  • 単行本からの転載。

    本屋で見つけて気になって購入。一気に読んだ。おもしろかった。
    法廷でのやり取りや、話の持って行きかた、事件の二転三転は非常におもしろく読めた。
    最後まで読むと御子柴より渡瀬の方が上手だったのかなという感じ。
    二転三転でおお!と思ったのにラストはあっさり。

    御子柴の過去の話がいささか受け入れにくかった。感情を取り戻すくだりがややファンタジーじみてる感も。でも、現実もこんなものかもしれないとも思った。
    贖罪についての稲見の言葉、御子柴に接する態度が印象深い。

    個人的に渡瀬と古手川のコンビがよかった。特に古手川の心中のコメントがおもしろい。

  •  のっけから悪徳弁護士の驚きのシーンから始まるミステリ。伏線の張り方が見事なのだが、最終的な裁判シーンで逆転裁判を思い出してしまった。現実的かどうかはさておき面白い。

  • 酒鬼薔薇事件を彷彿とさせる物語冒頭。二転三転、どんでん返しで終わる結末は予想外だった。でも、少年時代に猟奇殺人を犯した人間が、果たして本当に更生するのだろうか?

  • なぜか2作目を先に読んだんだけど、なんとなくこっちの方が面白かったように思う。(2作目の記憶があんまりないので不確か。)

    ただ、明らかに実際にあった二つの少年犯罪を思い切りわかりやすい形で使ってるんで、例の絶歌にまつわる遺族の悲痛な反応を鑑みるに、こういった小説という形での二次消費について、もう少し色々な形で議論があっても良いのではないかとも思った。

  • 幼少時代に猟奇的殺人を犯した過去を持つ弁護士、御子柴礼司が難事件に立ち向かうリーガルサスペンス。ドンデン返しと種明かしは意外性があるが、痛快でもなければ爽快でもないし、なんといっても侘び寂びがない。捜査一課の渡瀬との対峙もはっきりしないし、被害者家族であり脳性麻痺の幹也に対する描写もタブーな気がする。謎解きは素晴らしいかもしれないが、ヒューマンドラマがないところが残念。続編は手にとらないかもしれない。

  • やっぱり弁護士の話とか好きっぽい。結構面白かった。どんでん返しのどんでん返し!
    もうちょっと裁判シーンが多くてもよかったな。続編も読むぞ。

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