贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1286
レビュー : 129
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776660

作品紹介・あらすじ

弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった――。

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭シーンからいきなり引き込まれた。悪辣弁護士そのものの話と思いながら、読み進んだが、おっとどっこい、二転三転。
    中山七里らしく、音楽が端緒の贖罪ストーリー。リーガルサスペンスの一級品といっていいだろう。

    • 杜のうさこさん
      hongoh-遊民さん、こんばんは~。

      以前、中山七里さんのどんでん返しモノと言えば…
      とご紹介下さった本書、読みました。

      ど...
      hongoh-遊民さん、こんばんは~。

      以前、中山七里さんのどんでん返しモノと言えば…
      とご紹介下さった本書、読みました。

      どんでん返しがあるとお聞きしていても、
      見事に引っかかりました。
      いつものことではあるんですが(笑)

      でも、ただそれだけではなく、一人の少年が犯した罪とその後の贖罪の道。
      読み応えのある作品でした。
      御子柴礼司シリーズ、続けて読みたいと思います。
      どうもありがとうございました!
      2016/04/13
  • 御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前を変え弁護士となった。三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請屋のライターに知られる。彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。驚愕の逆転法廷劇!

  • みわ

  • 悪辣だけど実は結構まっすぐな弁護士。なかなかひねくれた主人公です。やはり法廷っていうのは特殊な世界ですね。人が人を裁くことの限界を感じます。
    終盤の展開は怒濤でした。やや唐突な印象も受けないではないです。結末は半分くらい予想できて、半分は意外でした。

  • 単行本からの転載。

    本屋で見つけて気になって購入。一気に読んだ。おもしろかった。
    法廷でのやり取りや、話の持って行きかた、事件の二転三転は非常におもしろく読めた。
    最後まで読むと御子柴より渡瀬の方が上手だったのかなという感じ。
    二転三転でおお!と思ったのにラストはあっさり。

    御子柴の過去の話がいささか受け入れにくかった。感情を取り戻すくだりがややファンタジーじみてる感も。でも、現実もこんなものかもしれないとも思った。
    贖罪についての稲見の言葉、御子柴に接する態度が印象深い。

    個人的に渡瀬と古手川のコンビがよかった。特に古手川の心中のコメントがおもしろい。

  • 御子柴礼司ーー繊細で綺麗な名前だ。しかし名前の印象とは裏腹に凄くダークな弁護士。いきなり屍体を遺棄するシーンから始まり、しかも遺棄しているのが事もあろう主人公の弁護士。初っ端からわくわくさせられました。
    真犯人は最初に怪しいと思った人だったけど、犯人探し以外の部分、殊に御子柴の過去が面白かった。それと御子柴の恩師の稲見と埼玉県警の渡瀬という二人のおじさんがいい味出していた。

  • なんだか読んだことあるような気がして・・・
    犯人はこの人だろうなって思いながら読んで・・・

    最後の展開には手に汗握り、一気読み。
    「なんと、そうだったのか!!!」と思い、やはり読んだことなかったのかと思いながら、ブクログに登録しようとしたら・・・・

    やっぱり前に読んでいる!!!

    私の脳みそはどうなっているのか・・・・

  • 法曹界の話が伺えて極めて面白い。法の下に、裁判長、裁判員、検事、弁護士と駆け引きがあり。殺害する犯人の心理描写、獄内でのやりとり、逆転に導く疾走感、論理力、意外性。気付きが多い小説。

  • いやあ、御子柴、また、そこに渡瀬まで出てきて良いですね。しかも犯人はどんでん返しのどんでん返し。日本のディーバだわこりゃ。ストーリーが素晴らしいですね。御子柴の過去も明らかになる。 上手い!

  • 2018.06.04.読了
    ううううーーーーん。ものすごく普通。
    でも、結末は意外でした。
    好みの分かれる作品だと思います

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プロフィール

中山 七里 (なかやま しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。男性。幼少の頃から読書が趣味で、高校時代から執筆を開始。花園大学文学部国文学科在学中に江戸川乱歩賞に応募したこともあった。
就職後は執筆から離れていたが、島田荘司を生で見た体験から執筆活動を再開。2009年、第8回『このミステリーがすごい!』大賞で『さよならドビュッシー』と『災厄の季節』の2作が最終選考にダブルエントリーされ、前者で大賞を獲得して48歳で小説家デビュー。後者も、「読みたい!」との声が続出したため、『連続殺人鬼カエル男』と改題し、2011年に文庫本として出版される事となった。
代表作に『さよならドビュッシー』などの「岬洋介シリーズ」、『贖罪の奏鳴曲』にはじまる「御子柴礼司シリーズ」。多くの作品が映画・テレビドラマ化されている。

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