砂の王国(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776875

感想・レビュー・書評

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  • 元ホームレスが宗教団体を作って金稼ぎをするけど、その狂気に呑まれていく話

  • 2020.3.14
    さすが砂の王国。後半畳み掛けるように崩れたなぁ。
    途中で少しばかりの色恋が欲しくなっちゃいました。

  • ホームレス時代の事にページを割きすぎのような

  • 小説
    三人で立ち上げた新興宗教団体「大地の会」は私が描いた設計図どおりに発展。それどころか会員たちの熱狂は、思惑を超えて見る見る膨れ上がっていく。奇跡のような生還と劇的な成功。だが、そこで私を待っていたのは空虚な祝祭と不協和音だった。

  • 上巻に比べると歯切れの悪いストーリー展開。奥さんがもう少し絡んでくるかと思ったけど、そうでもなかった。が、ラストには少し希望も見いだせて良かった。

  • 設定と上巻がよかったので、がっかりした。

  • 下巻は失速。がっかり。

  • 下巻に入っても物語に入っていけない。新興宗教の内部とはこん風なのかと、オウム事件を思い出したりした。ラストも賛否あるようだが、これを結末とは言えないと思う。結末になっていない。

  • ちょっと期待はずれ。
    宗教を題材にするならもう少し人間のどろどろした部分を描いてほしかった。
    なぜ最後に裏切られたのか、前妻の現況が挿入されたのはなぜか、教祖にせまられるくだりはどこに影響を与えたのか、などなどよくわからない描写が多い。続編を狙っている雰囲気も微妙。

  • 話が長過ぎ。上巻のホームレス時代の描写なんて半分でもいいんじないか、一冊で十分完結できたんじゃないかと思えて仕方ない。前半が長過ぎただけに、結末に向かう話が急展開過ぎて、あれれっという感じ。
    表現自体は他の作品のように平易で読みやすい。

著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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