海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 534
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778299

感想・レビュー・書評

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  • 60歳の男の人が主人公なのにこのドキドキ感ギラギラ感は何?
    国岡鐡造、底知れない男。
    石油の重要性に誰よりも早く気づいた鐡造は石油に情熱を注ぐ。
    そして、自分の利の為ではなく、消費者に石油を安く提供する為に様々なものと戦っていく。
    再現ドラマのように淡々と話は進んでいきとても読みやすい。
    難しい用語も特に出てこないのでよかった。
    満州事変のあたりが苦手でちょっと躓いたが、思わぬ人と再会でき目が醒めた。

    「石油の一滴は血の一滴」この言葉が頭から離れない。
    資源豊かなアメリカと戦争して勝てると思っていたのだろうか。
    石油がほとんどなくなった時に戦争をやめていれば、原爆投下はなかったのに。
    国岡のような男がもっとたくさんいたならとも思うけど、あの時代では誰がいても無理だったかな…
    戦後の国岡はどうなっていくのだろうか。下に期待。

  • 鈴木商店破綻や日章丸事件など、時代背景がリアルなノンフィクション作品。終戦後の荒廃した時から、メイン商材である油を扱えなくなって窮地に追い込まれても、何が何でも国岡商店を残して、店員の首を切らない。国岡商店が絶対に諦めないことが、日本全体の為になると考えて利益度外視で業務を遂行していく。店主の理念に惚れた店員たちが一致団結する姿は感動的でした。

  • 山崎豊子『不毛地帯』を思い出した。やはり石油にまつわる起業には伝説となる話が多いのか。まあ、どこの会社でもそれなりに創業者の伝説はあるだろうけど。
    国岡氏が理想とした企業の姿はどこまで実現できるのか。

  • 信念のある人は強い。
    それを再認識させられた本でした。

    国岡鐵造しかり、日田重太郎しかり、こうした強い信念を裏打ちしているものは何なのか、信念のない私としては知りたいところです。

    個人的に上巻のクライマックスは満鉄向けの機械油性能比較のところ。
    優れているはずの自分の油が満鉄の規格に合わないならば、規格を見直すよう満鉄に求めたり、アメリカのスタンダード石油と勝負したり、やはり強い信念の持ち主でないとできない所業だよなぁ。

  • 明治から昭和にかけて石油会社の奮闘劇を描いている。主人公国岡鐵造は何があっても諦めない。一度決めたことはやり遂げる。という芯の通り過ぎた男で、そんな彼だからこそ付いてくる部下も強靭で芯のできた人間である。どんな大きな圧力に対しても真っ向から勝負して行く姿は日本男児という言葉がぴったりで、こんな人が実在したんだと思うと、読んでいて武者震いが起きる。利益を顧みず、黄金の奴隷勿れという彼のモットーが彼を突き動かし、またその姿を見た人たちが心を打たれ彼に協力をし始める。昭和の初期はGHQや政府との対決はとてもかっこいい。
    頑張れ国岡と言いたくなるような作品。

  • 下巻にてコメントします!!...が。
    脱帽と、共感した本っす!!
    宮部さんが出てきた所は、何故かウルっときた。

  • ーーーーーー読間ーーーーーー

    えっと・・・、まだ上巻の半分くらい、全体の4分の1時点ではあるが、読了時には★5つつけたくなる予感が。

    国岡鐵造。日本人は皆、この男の半生記を読むべし!!!!
    と、声を大にして言いたくなった。


    ーーーーーー読了ーーーーーー

    蓄妾が財界人の甲斐性・・・とは。
    そんな時代にあってなお、妾をもつことを潔よしとしなかった国岡鐵造に、好感♪

    ……それでいてなお、子が出来なかったからと自ら離縁を申し出る妻に、時代の悲哀を禁じ得ず・・・。

    日本中の国民が阿呆な政府、阿呆な軍部の犠牲になってゆく中で主人公及びその店員たちの為した仕事は、尊いもの。

    ここで再び、声を大にして言いたい。

    全日本人は、この作品を読むべし!!!


    ★4つ、9ポイント半。
    2016.12.22.新。
    第1回家族プレゼント交換にて入手。


    ※ファンサービス?
    零式艦上戦闘機パイロットの胸に「宮部」の名が……という場面には、思わずニンマリ。

    ※「あら、南京事件には一切触れないのね」と(笑)。

  • かなり好みの一冊です!
    百田さんらしくとても読みやすい文章で、経済史上の偉人の一生を紹介しています。
    それにしてもこれ程の巨人の存在を知らなかったなんて……我ながら恥ずかしい。

    日本人としての誇りと自信、今の時代に欠如してる感覚を思い出させてくれる絶好の一冊でした!

  • 海賊と呼ばれた男読みました(^_^.)
    歴史を学ぶのって楽しいですよね。
    誇張もあるようですが,それを含めて作家の文才だと思います。
    百田作品,最高です♪

    http://ameblo.jp/ninjin1234/entry-12007423739.html

  • 人としてどう生きるかを感じる。

著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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