法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 220
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778909

作品紹介・あらすじ

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。遺体は焼け焦げ炭化して、解剖に回されることに。その過程で、意外な事実が判明する。被害者の腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ。しかも一部は生きた状態で。混乱する現場の署員たちの間に、さらに衝撃が走る。手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることになる。法医昆虫学はアメリカでは導入済みだが、日本では始めての試み。赤堀涼子という学者が早速紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった。蠅の幼虫は赤堀に何を語ったのか!

感想・レビュー・書評

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  • これは・・・読んだことあったかぁ。
    「147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官」と一緒だったのだ。

    2度目でも十分楽しめた。
    最後、たくみのことは、
    やっぱり残念でしかたない。

  • 2巻目を先に読んでたのでウジの衝撃は少なかったかな。焼死体では内蔵は意外と残ってるとか、ウジが胃とか食道を食べて生き延びてウジボールになってたとか、知らなかったこととか、虫の生命力に感心してしまいました。しかし科捜研や法医学でもわからなかったことがウジからわかるなんてすばらしいというかなんというか。ちょっと簡単に犯人に結びつきすぎ気もしますが、現実に有効な捜査方法の一つなのは確かですよね。岩楯さんと赤堀さんの関係が結構深く?描かれていたのは意外でした。

  • 警察が捜査に法医昆虫学を取り入れることになり起用されたのは女性学者。日本では初の法医昆虫学捜査官が誕生した。
    うっかり食事をしながら読んでしまったのは後悔したがいやいや物凄く面白かった。そんな世界があるのかと知らない事がてんこ盛り。昆虫学者ゆえどんな昆虫でもへっちゃらなところが痛快ながらもちょっと引く。虫の声を聞く昆虫学者。とっても興味深く面白い世界でした。
    早急に次を読みたいと思います。

  • ウジボールというネーミングセンスにうへぇとなりつつもページを捲る手が止まらない。

    出会って早々岩楯刑事と鰐川刑事に変人の烙印を押される赤堀さん、最初から最後まで昆虫馬鹿を貫き通していた。

    参考文献もとっても興味深い本ばかりだからそれも少し調べて読めそうな難易度だったら買ってみたい・・

  • 読みやすく、あっという間に読んでしまった。
    虫が苦手でなければおススメです

  • 面白かった。    
    昆虫学者がスーパー頭脳で閃いたり、名推理を披露したりすることはなく、地道に調査して考えて、検査して考えて、考えて調査して、真相に辿り着く。     
    こういう感じの作品にありがちな警察が無能ということもなく、警察は警察の捜査をしっかりやって、昆虫学者との役割分担ができていて、面白かった。

  • ミステリ。サスペンス。法医昆虫学。シリーズ1作目。
    初めて読む作家さん。
    警察官と昆虫学者のタッグという設定が新鮮。
    人間関係や目撃証言から犯人に迫る警察と、現場に残された昆虫が持つ情報を頼りに隠された真実を暴く昆虫学者、両者の協力によって進むストーリーが面白い。
    印象的な冒頭シーンから、サスペンスフルな最終章まで、全く退屈せずに読み切ることができた。
    昆虫の描写が大丈夫な人、という条件はありそうだが、十分に満足できるミステリ作品。

  •  法医『昆虫』学なので、まぁ当然、虫がめっちゃ出て来ます。
     それも、いわゆる昆虫的な虫でなく、殺人の被害者の体内からハエの幼虫が大量に出て来たところから始まって、そういう系の虫の描写が結構出て来ます。
     しかも、その焼死体の解剖の描写もかなり丁寧なので、何か読者の好みが分かれそう。
     苦手な人は、全部が全部苦手だと思う。

     そういう点を除いた内容としては、結末がちょっと唐突な気がするなぁ、と。
     それに、後味が悪い。
     赤堀さん自身も言ってたけど、あの人は死ななくてよかったと思う。
     死ななくても、話は全然通じたし。
     で、そんなラストだったのに、エピローグで赤堀さんの無邪気な雰囲気を再度表現したのは何なの?
     最後にすごく彼女の印象が悪くなった。
     あの人の死とエピローグで、話全体に嫌な印象しか残らなかった。

     てか、岩楯さんと奥さんのことは、結局何だったの??

     あと、内容でなく文章の書き方だけど、ときどき主語がないまま話が始まる章があって、誰の行動のことを言ってるの?? て悩む場面があった。

     小説より、マンガとかドラマ向きかな。

  • これまで読んだ本で、事件解決に昆虫にフォーカスして、捜査するミステリーはありませんでした。シリーズで出ているので、次の本も楽しませていただきます。

  • 3作目を先に読んでしまっていたが、遡りシリーズ一作目。こちらの方がストーリーではなく作品のインパクトあって面白かった。

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著者プロフィール

1970年福島県生まれ。文化服装学院服装科・服飾専攻科デザイン専攻卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服をデザインするかたわら小説を執筆。2011年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビューを果たす。著書に、『法医昆虫学捜査官』から始まる「法医昆虫学捜査官」シリーズ、『桃ノ木坂互助会』『女學生奇譚』『フォークロアの鍵』がある。

「2017年 『テーラー伊三郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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