- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062778909
作品紹介・あらすじ
全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。遺体は焼け焦げ炭化して、解剖に回されることに。その過程で、意外な事実が判明する。被害者の腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ。しかも一部は生きた状態で。混乱する現場の署員たちの間に、さらに衝撃が走る。手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることになる。法医昆虫学はアメリカでは導入済みだが、日本では始めての試み。赤堀涼子という学者が早速紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった。蠅の幼虫は赤堀に何を語ったのか!
感想・レビュー・書評
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これで、近所のお茶の生産地の飲めんようになったやん!(抹茶で有名な、平等院のあるとこ)
ウ◯茶とか…
法医昆虫学。確か、内藤了さんの「藤堂比奈子シリーズ」でも学者さんが出てた気がする。
まぁ、死体に群がる蛆虫とかから、事件の手掛かりを見つけ、解決に導く。
海外では、結構、確立されてるみたいやけど、日本では皆無。
悲惨な事件を少しでも、解決の方向に結びつけれるなら、使わない手はないし、頑張って欲しい。
死体とか蛆虫から、超血ドバドバ的なものを期待したのは否定せんけど、これはこれで面白い!
対象昆虫が、蛆虫から始まるから、インパクトあるけど、地味な実験とか仮説から導き出す…
ただ、昆虫学者のキャラが光ってて、暴走気味で、そこがまた、反転術式で惹かれる!
ハードボイルドっぽい岩楯刑事とのコンビもええ感じ。
こんなウジボールとか想像するだけでも、さぶいぼもんやけど、そこから、解決していく。
シリーズもんなんで、今後も期待。
しかし、シリーズにハマるのが多い昨今、どう読んだら、色んなシリーズ読み終えれんの!(^◇^;) -
一部ブグログ界隈で大人気の「虫」。
ダメや~(´;ω;`)
合わんかった~_| ̄|○
「法医昆虫学」を導入して捜査をする物語。
グロいのは別にある程度は平気なんだけど、「ウジボール」も悪くないんだけど、う~ん……、ストーリーがいまひとつだったなぁ。
なんか簡単というか甘いというか、そんな感じ。
虫に特化しているというのはいいんだけど。
読んでいる間、ずっと沢口靖子さんの姿と声が頭に浮かんで離れなかった。科捜研の女?
監察医と刑事の組み合わせの物語でいえば、パトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズがおもしろかったが、それを薄めたような印象でした。-
2023/12/06
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2023/12/06
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科捜研の女!!めちゃくちゃいい例え!!
わたしも科捜研と同じ楽しみ方してたんだ(*゚ロ゚)!
事件そのものは あんまり気にしてなかった笑
そ...科捜研の女!!めちゃくちゃいい例え!!
わたしも科捜研と同じ楽しみ方してたんだ(*゚ロ゚)!
事件そのものは あんまり気にしてなかった笑
そういえばマリコもスペシャル回はいつも殺されそうになってたし笑2023/12/06
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フォロワー様方のお勧め、虫の世界へ私もダイブして来ました。冒頭、焼死体から出てくるウジボールがヨギボーよりも良いと1Q8401さんが仰っていたので想像してみる。
白くて柔らかくて身体にフィットするように蠢くウジさん達…いやーこれは気持ち良いわー、快適、快適……
じゃない!!笑
妄想で5分位打ちのめされましたが、殺人事件の捜査に昆虫学のプロフェッショナルを実験的に導入しようというお話です。
海外では既にこういった別の分野のプロフェッショナルが捜査に入る事は当たり前のようですが日本では犯罪心理学ですら遅れている状態。
ここに目を付けられた川瀬さんの感性が素晴らしいです。
読む前は虫と捜査がどう結び付くのか検討も付きませんでしたが、昆虫学博士の赤坂がウジだけで見事に死亡推定時刻を当ててしまいます。
虫に犯人を襲わせたりするのかとさえ思っていましたが成程。虫の生体を利用する事で捜査のヒントを掴んでいくのですね。
勿論私もこの分野に関しては全くの無知でしたので殺人事件の謎も、NPO法人が絡んで非常に面白いものでしたがそれ以上に知らない虫の知識が増えてとても楽しかったです。
雀蜂があんなにシステマティックに襲ってくるとは!
キャラクター造形が皆さん非常に良く出来ていて、特に赤坂が湯のみにウジを放り込むシーンなんかは笑ってしまいました。(横でやられたら50メートル程距離を取りますが)
岩楯刑事と赤坂の胸キュンラブは発展するの?!しないの?!発展した場合は岩楯との関係が冷めきってる妻とはどうなるの?!次はどんな虫達が活躍してくれるの?!
こんなに違う要素で次が気になる作品は初めてです。
しかし疲れて帰ってきて『健康スープ』と称した紫のドロドロスープ出してくる嫁…私も嫌かも…。ちゃぶ台返しレベルの案件です。
虫に感心したり、岩楯と鰐川の警察コンビにほっこりしたり(このデコボコ2人のやり取りがまた楽しくて飽きません)、赤坂のキュートさに目が離せなくなっていて油断していたのですが、物語の終盤。
物凄く心が折れる事件が起こります。
あれはキツかったです…。電車内で鞄に顔を埋めてしまいました。酷い、酷すぎる…。
ですが、その後の赤坂達の軽妙なやりとりに救われまして、読後感は本当に気持ち良かったです。
虫が全般的に苦手な方は地獄かも知れませんが、新しいジャンルのミステリーに出会えてまた世界が広がりました。
お勧めして下さった1Qさん、ゆーき本さん、みんみんさん、ありがとうございます!
さーて、続きが楽しみ!
と、思って図書館に向かいましたら…
あっれれー?おっかしいぞぉー?
なんで2番目から根こそぎないねん!!!涙
誰か『禍』みたいに食べました?!燃やしました?!!返してー!!!-
そうだ!リクエスト機能忘れてました!ありがとうございます、そうしてみます!
筋トレ兼ねてチャリで行こうとしてました笑
虫にハマりそう笑。我が...そうだ!リクエスト機能忘れてました!ありがとうございます、そうしてみます!
筋トレ兼ねてチャリで行こうとしてました笑
虫にハマりそう笑。我が家も蜘蛛が一匹、居候してて、ピーちゃんって名前を付けてます笑2023/12/03 -
こっちらこそいらないことを言ってしまいました(^.^;
せっかく行く気になっているのでやっぱりチャリにしましょう!
太ももパンパンにして行っ...こっちらこそいらないことを言ってしまいました(^.^;
せっかく行く気になっているのでやっぱりチャリにしましょう!
太ももパンパンにして行ってらっしゃい!w
ピーちゃんも連れて行ってあげてね〜(*^_^*)2023/12/03 -
いえ!今日行く予定じゃ無かったですし、過労死が早まるので1Qさんに教えて頂いて本当に助かりました!無理やり筋トレと言い聞かせ、行ってる所でし...いえ!今日行く予定じゃ無かったですし、過労死が早まるので1Qさんに教えて頂いて本当に助かりました!無理やり筋トレと言い聞かせ、行ってる所でしたよ!笑
危なかった(>_<)
リクエストします♪近くないとしんどいので(>_<)
ピーちゃんいきつけの図書館にも着いてきてくれるかなあ笑2023/12/03
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私は虫がとにかく苦手。
でもこの本のあらすじを読んで、フォロワーさんの感想を読んで、読んでみたいと思った。
結果は非常に楽しめた。
昆虫の描写は背中がゾワゾワしたけど(笑)
昆虫の生態から謎を解くのが驚いたし新鮮だった。
赤堀先生、尊敬する。
岩楯刑事と鰐川刑事ともいい関係。
背中をゾワゾワさせながら続編読んでみたくなった。-
栞さん はじめまして(* ˊᵕˋ )ノ
ultramanさんからのご紹介で お邪魔しました。
ウジの世界へようこそです!わたしは2作目の方が...栞さん はじめまして(* ˊᵕˋ )ノ
ultramanさんからのご紹介で お邪魔しました。
ウジの世界へようこそです!わたしは2作目の方が好きでしたー!赤堀ちゃんと岩舘の関係はなかなか発展しませんが笑 7作目まで読み進めれば…♡2023/10/24 -
コメントへの返信の仕方がよく分からなくて。
コメントありがとうございます。
また続編読んでみますね。
コメントへの返信の仕方がよく分からなくて。
コメントありがとうございます。
また続編読んでみますね。
2023/10/24 -
2023/10/24
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法医昆虫学というものは初めて聞きました。多分これ読む人の殆どはそうだと思います。
遺体にとりついたウジなどの発育状況などから色々な事を割り出すのですが、文章で読んだだけでもかなり気持ち悪くなるので、虫苦手な人は結構厳しい本かもしれません。
でも、ミステリーとしてしっかりとした背骨を作る要素として、相当の強度を持っている材料なので、ぐいぐい引き込む力のある物語です。
結構なハラハラ展開も有って読み応え満点です。 -
法医昆虫学に興味があり購入しました。
今回は蛆が中心だったのですが、虫にも餌場があればそこに食物連鎖のピラミッドができるのは他の生き物と同じなんですね。あまり意識していなかったので勉強になりました。 -
面白かった。本作の主役である昆虫学者の赤堀はありがちな天才肌ではなく、トライ&エラーして答えを導く過程が描かれていたのが特に良かった。私は虫は好きなので興味の方が強いが、苦手な人からするとグロテスクな描写は多いだろうと思う。ドラマやキャラは面白いが映像化は厳しいだろうなと思う。
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昆虫の…それも「うじ」の話なので おぇ~ってなりながら読んだのですが、おもしろかったです。どうなるのか?と思っていると最後の30ページくらいで犯人が全部しゃべるンですねなんだかこういうの初めてな きがしました。岩楯さん 鰐川さんの凸凹コンビもよかったですが 赤堀先生のキャラがたっていてすごく良かったです。もう少しシリーズを読みたくなりました。
拓巳君が仲間に加わったらと、おもったりしました。
少し表現方法が…ですね!笑。
それが、作者の狙いなのかもしれないですね。
この作品(シリーズになってます...
少し表現方法が…ですね!笑。
それが、作者の狙いなのかもしれないですね。
この作品(シリーズになってますね)って、出鼻をくじくというか(私は結構、こんな感じの好きですが)、蛆虫が主役だったりするので、まず、腐乱死体とか出て来るのでインパクトありますね。
でも、蛆虫とか、その周りに潜む昆虫を分析してのアリバイ崩しなどは、地道な捜査(解析?研究?)で、そこがまた好きです。
多少の閃きで進展しても、それで一気に解決までしてしまうと現実味が薄れてしまいそうで…
まぁ、実際に、そんな事件解決とかに関わった訳ではないので、ホントのとこは分からないんですが…(^◇^;)
まだ半分ぐらいしか読めてないですが、これからの進展が楽しみです。
背中ゾワゾワさ...
まだ半分ぐらいしか読めてないですが、これからの進展が楽しみです。
背中ゾワゾワさせながら読んでます(笑)