- 講談社 (2014年8月12日発売)
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感想 : 123件
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784062778961
作品紹介・あらすじ
私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。だが、私だからこそしなければならない仕事――。月曜日の朝、通学児童の列に暴走車が突っこんだ。死傷者多数、残された家族たち。犯人確保もつかのま、事件は思いもかけない様相を見せ始める。-文庫書下ろし-
みんなの感想まとめ
被害者に寄り添い、その心の傷を癒す仕事の難しさと重要性が描かれています。物語は、暴走車による事故という衝撃的な事件を背景に進行し、主人公がどのように被害者やその家族と向き合うかを深く掘り下げています。...
感想・レビュー・書評
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難しい仕事だなと思いました
被害者に寄り添ってくれる仕事貴重だと思います
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'22年10月27日、Amazon audibleで、聴き終えました。堂場瞬一さん、5作目だったかな…久しぶり、です。
このシリーズは未体験でした。とても良かったです。
まあ、大体想像した通りのストーリーでした。なので、ちょっとキツかったかな…。
自分が主人公だったら、被害者家族だったら…と、聴いている間、常に考えさせられました。もちろん、登場人物達の思考や行動に、違和感を感じる点もありましたが、作者の「熱い語り」で、そのへんはねじ伏せられてしまったかな。
堂場さんらしい、「熱い物語」でした。満足! -
犯罪被害者支援課。
被害者に寄り添える立場というのは、なかなか難しいものだと思う。
支援課の内情ばかりが中心となって、丁寧な分、展開がゆっくりで、全然前に進まないし、真相もよく見えてこないし、私にはどうもこのテンポが合わなかった。 -
犯罪被害者支援のお話なのですが、ちょっと物足りなかったかな…?あまり感情移入が出来なかったというか、割と淡白な感じがしました。
少し違った刑事物を読みたい方にオススメします。 -
犯罪被害者支援課に焦点を当てた堂場瞬一の新シリーズ第1弾。高層マンションが立ち並ぶ豊洲で朝、登校中の小学生3人を含む5人の死者を出したひき逃げ事件が発生。2年前に出た作品なんだけど、最近の歩行者などを犠牲とした事故が頻発している時に読むと、事件がとてもリアリティに感じる。事故を起こした運転者が逃亡を図ると言う展開なのだけど、今回は犯人探しではなく、あくまでも被害者支援の話。これまでの堂場作品とは違った目線で新鮮さもある。主人公の少し疲れた感じと自己犠牲感は他の作品の主人公と被るけど。物語は被害者家族が結託して、犯人に復讐すると言う展開になってしまうが、この先、村野たち、被害者支援課の人間がどのように人の心を救っていくのか、注目していきたいと思う。
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「警察小説史上、最も読者に近いところにある物語」との文庫本帯の惹句につられ読み始め。
警視庁犯罪被害者支援課というのは、どうやら著者のオリジナルらしい(犯罪被害者支援室というのはあるようだ)。しかし、恰も実在するかのようなリアリティーのある警察小説。
著者の小説は、センテンスが短く、小気味よい描写力があって、読みやすいのが特徴といえるか。
作中の、「『犯罪被害者支援基本三か条』1.常に自分のことと考えて被害者に接する2.過剰な思い入れを排する3.時には沈黙を選ぶ」は、一般の対人関係にも応用ができそう。 -
2024/01/06 04読
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犯罪者を追って逮捕する、今までの堂場さんの警察小説とは違うタイプのシリーズの幕開け。
今の時代、悲惨な事件・事故が多い世の中で、被害者にケアは重要だと思う。 -
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事態をうけとめきれてないのに、マスコミにはさらされ、警察の事情聴取もある。
事件直後の、もっとも混乱している犯罪被害者とその家族を、サポートしていく。
長い目でサポートしていく被害者支援センターとは違った役割で、めずらしい切り口。
捜査部署ではない立ち位置が新鮮だし、被害者の憤りもわかる。
事件そのものも、単純なものではなく、興味深かった。 -
被害者支援の警察官視点の警察ものってさすが。
それでスリリングな物語になっていて満足。
2981冊
今年209冊目 -
月曜日の朝、登校途中の児童の列に、暴走車が突っ込む事故が起き、出勤中の妊婦を含む数人が死亡、負傷者も発生した。通常の捜査員の中に、警視庁犯罪被害者支援科の村野らの姿が…。犯罪に巻き込まれ、死亡した被害者の家族の支援を行う部署。しかし、終盤に死亡した妊婦の旦那が黒幕と判明?? 犯罪被害者の支援すべき部署で、序盤から大波乱が!?
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復讐が大きなテーマ、復讐することが唯一願いとなっていくことで、心が壊れ闇に堕ちていく。被害者も加害者と同類の人間になってしまうことでもある。
被害者に寄り添い加害者に罪を認めさせていくこと、同じ被害を繰り返さないための糸口を見つけ出していくことが再生の道であるように思えた。 -
視点が面白い。殺人犯を負う猟犬のような捜査一課ではなく、被害者側に寄り添う警察組織。
いつもながら、丁寧な筆致で登場人物が描かれ自然に楽しめる1冊。 -
犯罪に巻き込まれて亡くなった遺族に寄り添う支援課だが、思わぬ事件に発展したのは、驚きました。
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月曜日の朝、豊洲の小学校の前の通学児童の列に暴走車が突っこんだ。妊娠7ヶ月の女性が亡くなった。園児なども含めて死者は5人。警視庁犯罪被害者支援課の村野が主人公であり、ラストラインのスピンアウト小説。主人公の村野は、自らも事件の被害者、交通事故に遭って怪我を負い、捜査一課から志願して犯罪被害者支援課に移動した。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。警察において、犯罪被害者の心のケアをするという仕事があるのだね。
「100の事件には、100通りの哀しみがある」という表現がいい。
暴走車は、ボルボ。そして、運転手は逃亡する。ひき逃げ犯であり、荒木を割り出した。
ブレーキ痕も、なかった。荒木は、酒酔い運転なのか?それとも故意に暴走したのか?そのことが、次々に暴かれていく。
大住茉奈は妊娠7ヶ月で、母子とも死亡。夫の大住は妻を失うことで、悩み、苦しみ、そして、失踪、さらに復讐をする。支援課の村野の眼差しは、優しい。被害者家族にとことん寄り添う。
この大住という男が、被害者の一つのパターンとなる。
支援課には、大学時代の同級生、松木優里がいる。常に冷静で的確なアドバイスがある。また、村野の元恋人も同級生で、二人が復縁することを期待している。新人の女子支援員を、丁寧に村野は教育する。支援課は、警察の中で、落ちこぼれのような部署だと思っている。
同僚の長住光太郎は、支援課にいながら、支援課の仕事を馬鹿にしている。こういう人物を配置することで、村野の心情が鮮明となる。 -
正解のない仕事。
1つの大事故が大きな事件へなるなかで、正解でないかもしれないが、事件と向き合う主人公の行動がかっこよかった。 -
説明調な文章な感じがするものの頭の中で絵が描ける作品。
物語のすべてが現実味がないストーリーであれば割り切って読むのかもしれないが、最初の事件(事故)の時点では、自分の身に起きてもおかしくないようなできごとなので、そこから終盤の展開に向けては気持ちの切り替えが必要だった。それは作品の出来良しあしとは関係ないけど。
刑事でない警察官が事件と関わる新しい視点が面白い。
今刊行されている本シリーズ、全部買っちゃいました^^
未読がたくさんあるって幸せ~ -
警察には被害者のケアをする仕事があるんだなぁと知った。
これは事故なのか?事件なのか?
ちょっと犯行の動機が薄い気もしたし
いくら犯人を恨んでいたとしても
そう簡単に復讐しようとできるものなのか…。
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著者プロフィール
堂場瞬一の作品
