10分間の官能小説集3 (講談社文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 18
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778985

作品紹介・あらすじ

この長さが、クセになる。ハマってください。好評『10分間の官能小説集』第3集。
からだが時間を覚えてしまった。

月曜は清純系、火曜はギャル風。日ごとに別の女と寝ていた彼は、ある決意をする。「木曜の女」(乾くるみ)。カラオケルームの狭い個室で美緒に抱きついてきた売れない俳優、翔也は未経験で……。「男と女の夜のシナリオ」(内藤みか)。小説現代に好評掲載された名手10人の手になる「10分で読める」短編官能小説集。

内藤みか「男と女の夜のシナリオ」/南綾子「L町の男伝説」/小手鞠るい「愛のおけいこ」/乾くるみ「木曜の女」/草凪優「月に咲く花」/坂東眞砂子「ハレルヤ」/深志美由紀「裸のお姫様と召使いの話」/前川麻子「まなざし」/睦月影郎「祭の夜」/団鬼六「人生の黄昏に我、名器を想ふ」全10編。

感想・レビュー・書評

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  • 2015年25冊目は2が良かったので購入した、官能アンソロジー『10分間の官能小説集3』。

    今回の注目は、2で良かった、南綾子、モダンホラーの旗手(?)であった、坂東眞砂子、そして、団鬼六。

    果たして、結果は……。

    南綾子は、(土地柄からくるのか?!)ダメ男とアラフォー独身女子のすれ違い話。嫌いじゃないけど、2の収録作の方が好み。

    睦月影郎は安定感抜群だけど、2に続き、今回も義理の姉弟の一夜の話で新鮮さに欠けたかな?

    坂東眞砂子は違和感あると思ったら、SF仕立てだったとは……。官能の括りじゃない気もする。

    今回の意外性は深志美由紀。第一回団鬼六賞優秀賞(大賞は自分の好きな花房観音)作家だったのね。自己中心的少女の話。官能としては弱いけど、なかなか面白かった。ただ、もぅ少し分量欲しかった。

    後、乾くるみがギリギリ、★評価で3点台。

    草凪優、小手鞠るい、内藤みか、前川麻子が★評価2点台。

    そして、ラストの団鬼六、この方のエッセイ(?)に、全て持っていかれました。ユーモラスに語られるは「名器」の話。この中の「鬼プロの川田」って、あの『美少年』収録「不貞の季節」のあの……。

    造り、手法に慣れたからかもしれないが、全体的に2の方が好みだった。なので、評価は★★★☆☆。

  • twitterで宣伝が回ってきたので購入。

    最後の団鬼六のエッセーで全部持ってかれました(笑)。この爺さんかわいいなぁ。

    それ以外の作品に関しては残念ながら一つもヌけたり感心するものすらありません。読み物としての面白さというか、考え込ませる感じなら、南綾子「L町の男伝説」がクズオトコ文学でなかなかの胸くそ悪い良作。

    やはり、10分間で読める分量という制約上、最初のところでバーっと設定を詰め込んで、長回ししたい性愛シーンを辛うじて捻出しているという感じがしました。その作家の作風が単に私に合わなかったものもありますが、短編なら短編なりに質を確保するというところで不十分な作品が多かった気がします。

  • 月曜は清純系、火曜はギャル風。日ごとに別の女と寝ていた彼は、ある決意をする。「木曜の女」(乾くるみ)。カラオケルームの狭い個室で美緒に抱きついてきた売れない俳優、翔也は未経験で……。「男と女の夜のシナリオ」(内藤みか)。小説現代に好評掲載された名手10人の手になる「10分で読める」短編官能小説集。

  • 2日連続で官能小説。昨日は島本理生の『Red』を読んだせいか、こちらの官能小説は表現が露骨過ぎて、ちょっと…と思ってしまった。朝から読むものではなかったと反省。フランス書院的な性的描写に顔が引き攣る。作家陣は豪華な顔ぶれなのだが、作品は苦手な作風が多かった。

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著者プロフィール

ケータイ小説家。代表作『いじわるペニス』は1日のアクセス1万件、累計アクセス70万件を記録し、新潮社ケータイ文庫始まって以来の大ヒットとなる。その他SNS関連書籍も執筆。『1日10分からのソーシャルネット入門』『夢をかなえるツイッター 』(共に技術評論)『3.11 心に残る140字の物語』(学研)。

「2012年 『たたかえ! てんぱりママ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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