- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062779487
感想・レビュー・書評
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待ってました!大好きなカーリーシリーズ第3巻。激動のインドの内政がメインの話しになるので1,2巻にあったような甘さやワクワク感は少なかったかも。でもやっぱり面白い。カーリーの謎も少しずつ深まって、これからがシャルロットの恋も冒険も本番だと思うので続きが楽しみ。
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待ってましたの続編。ファミ通文庫の時に読んでいて、続きが出ないのを残念に思ったものです。2巻を読んだのが2年前なので、かなり記憶は薄れている。
シャーロットが大学生と、前巻より大分年月が進んでいる。ライトノベルから一般文芸に移ったからか、全体的に政治経済の話が多め。インドの熱い空気は本から感じることができたが、小難しい話はそんなにいらなかったかな。 -
ライトノベルから新作がでなくなって結構経ち、去年?か、講談社文庫から出版され直したシリーズ。休眠中のその間、作者は同人誌で続きを発表することも考えないわけでなかった、しかし、出版社から出したかった、という。
その理由が、作者が出版社を通さず直接本をネットなどで発表することがある、これからの時代に、出版社が生き残る理由になる。
つまり、
「ちゃんとした校正をしてほしかった」
時代考証の後付、時代の揺れ動きが激しい時代、日本でメジャーでない世界史の動きを、物語の土台としている本作だからこそ、その土台固めはしっかりしたかったと。
校正力。
これ、すごーく大事。出版社はよく考えてほしい・・・。
(特に歴史もの)
確かに、インドの地名やらなにやらだけで、校正してもらう必要性があると思う。「ツ」と「ッ」が違うだけで大事故になりそうな、この固有名詞。ワープロソフトだけじゃきっと対応しきれない。
さらに、歴史の動きとその裏の動きを妄想する力が合致すればするほど、面白く読めるという話だけに、歴史についての考証は大事だ。
前2作では、インドに舞台を移した小公女、の域から、あまり出なかったこの物語が、大人になって、自己の生き方を選択できるようになった登場人物たちが、大人だからこそ歴史の動きに揺られながら、それでも懸命に、愛している人を、愛しぬこうとする強さと切なさをもって、まさにサブタイトル通り孵化している。
展開というか、まぁ主人公の血統は、・・・・・え、そっちかという意外性はあるものの、しかし、義理の・・というところはやっぱりそうだったよなというところに落ち着いたものの、そこからどうなるのか予想がつかないので、続きが楽しみです。
ほんとに、続きがでてよかったよー。と、いち読者としてしみじみ思う。 -
まだ続くのかよ!!!!
もー!!!!!!
早く書いてください、、!!!
どんでん返しまくっているぜ
しかし独立ってすべていいことに感じてたけどそうでもないみたいねぇ -
この作品は少女小説の枠を飛び越えたすごいものになりそうな予感…。でも少女小説のお約束というか美味しい再会などもあり、本当にきゅんきゅんしてしまうよ…。カーリーとシャーロットの心をトレスするように読んでしまった。二人の運命はまだまだこれから。続巻に期待大。