ジョン・マン1 波濤編 (講談社文庫)

  • 講談社 (2014年10月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784062779500

作品紹介・あらすじ

土佐に生まれた作家が渾身の筆で描いた初の歴史大河小説。アメリカで暮らした日本人・中浜万次郎ことジョン・マンの奇跡の生涯。

みんなの感想まとめ

主人公の波乱に満ちた生涯を描いたこの作品は、土佐の漁師からアメリカへと旅立つ少年の成長物語です。12歳で村を出たジョン・マンは、カツオ船に乗り難破し、命からがら鳥島に辿り着くという数奇な運命を辿ります...

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい

  • ジョン・マンの生い立ち。その数奇な運命。ただすごいとしか言いようがない。たった12歳で村を出てカツオ船に乗り難破する。命からがら鳥島に辿り着く・・

  • (古本を購入)
    読み始めた(8月11日)〜読み終わった(8月16日)

    真鍮色の瞳を持つ万次郎。
    生まれ故郷の、高知、中の浜のカツオ漁師の炊事役から宇佐浦のの網元、徳右衛門の船に乗ることになる。
    きっかけを作った筆之丞が船長を務める徳右衛門丸。
    その航海中で嵐に遭い、鳥島に流される。

    アメリカ、捕鯨の町、ニューベッドフォードを母港とするジョン・ハウランド号。
    その船長のホィットフィールドはクジラを求めて南米ケープホーンを回ってジャパン・グラウンドと呼ばれる海域を目指していた。

  • 土佐の漁師のお話。
    これからどうやってアメリカに渡るのか楽しみ。

  • 読みやすい。けどそんなに入り込めなくて、シリーズ長そうだし1作目だけでいいか…と思いながら読み進めたらめっちゃ続きが気になる終わり方するやんー!!これは2も読まなくては。笑

  • 文句なしの★5つ
    最初から切ない親子愛、主人公に関係する人達を日本とアメリカでストーリーが進む。
    四国が舞台の小説は本当に心惹かれます。

  • 高知出身の小説家、山本一力が描くジョン万次郎の壮大な物語。

    第1巻波濤編は土佐の貧しい漁師の家に生まれた万次郎が、鰹船に乗って宇佐浦を出て漂流し、鳥島に流れ着き米国船ジョン・ハウランド号に発見されるまで。

    ジョン・ハウランド号の来歴と鳥島にたどり着くまでが同時に描かれる。

  • 鎖国から開国した日本に多大な影響を及ぼしたジョン万次郎の伝記小説。遭難したジョン万次郎を救助した捕鯨船の船長とのいきさつが交互に進行していく。1巻は捕鯨船と遭難したジョン万次郎が出合うまでが書かれている。ちょっとテンポが遅いかな。

  • 2017/05/26

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 幕末のジョン万次郎を取り扱う大河シリーズの第1巻。
    四国の漁村で生まれた万次郎が漁師として育っていき、嵐に会い漂流し米国捕鯨船に見つけられるまでのお話し。
    ぐいぐい引き込まれます。
    次が読みたくなること間違いなし。

  • あくまで歴史大河小説の導入部という位置付けなので、若干遅々と感じる進み方に我慢を強いられた。

  • 第2巻から読み始めてしまった『ジョン.マン』
    第1巻の『波濤編』読み終えました。

    万次郎が故郷を追われ、商人船で逃げるように
    他の地へ、新しい仲間と仕事。
    信頼も受け新造船で、祝福を受け太洋へ。

    漁場を探して遠出をし、嵐にあってしまう。

    そこで偶然に彼らを救うのは、
    アメリカで急激に数を増やした捕鯨船。

    その船も新しい門出2度だった船だった。
    船長の人柄、賢さ。
    とても魅力的に描かれている。

    また始めは炊事係として働く万次郎の
    船上での料理も見所の一つ。

    まだまだあと3巻分楽しめるかと思うと。
    嬉しさも、こみ上げてくるというものだ。

  • 名前は良く聞くけど、実際の人物像については殆ど知らないジョンマン次郎。現在進行形で織りなされている本作で、その人物史を鑑賞することにしました。まだまだ序盤で、とりあえず遭難したところまでで終わったけど、その状況描写も迫力があって、で、アメリカ側の目線でも同時に物語が進行していく流れが良い。続きが楽しみです。

  • これも続きを楽しみにしている1冊。ちょっとくどいのと買いかぶりすぎではと言う気がするけど彼の事をじっくり知りたいと思い続きを楽しみにしてます(^^)

  • 万次郎少年とホイットフィールド船長の時間軸が平行に描写される構成。
    先に大洋編と望郷編を読んだので、漂流前は貧乏でもどれだけ家族や仲間に愛されたリア充生活を送っていたかと思いきや…

    ホイットフィールド船長のろうそくへのこだわりもイイ!

  • ジョン万次郎を描いた歴史大作という触れ込みだが、この巻は、ジョンの生い立ちと、遭難しアメリカの捕鯨船に救助されるまでの出来事。
    次巻以降に期待。

  • 嵐にあった万次郎たちと、救助したジョン・ハウランド号が鳥島で出会うまで。日本では中ノ浜から、アメリカではニューベッドフォードから、船乗りたちの「人」の物語が始まる。

  • 幕末維新の時代に、通訳者として活躍した、ジョン・万次郎。
    その万次郎を主人公にした歴史小説シリーズの第1巻です。

    第1巻ではまず、幼少時代を過ごした土佐国中ノ浜での万次郎の生活、そして後に、漂流した彼を救うことになる、米国捕鯨船の出航に向けた準備のシーンが、交互に描かれていきます。

    貧しく、また周りの漁師たちの厳しい仕打ちにさらされながら生活する少年、万次郎。
    しかし、視力と機転の良さで、初出航する新造漁船に乗ることになります。

    いっぽう、米国国民の生活に広く広まった鯨油。
    その鯨油を取る捕鯨船は、東海岸ニューベッドフォードの花形産業として描かれています。

    なかでも、優秀な船長に率いられるジョン・ハウランド号は、投資家や地元の関連産業に携わる人々の期待を背負って、遠く日本の領海近くまで、鯨を求め航行します。
    この第1巻では、そのジョン・ハウランド号に、万次郎が発見されるまでが、描かれています。

    この作家さんの作品を読むのは初めてなのですが、高知県出身の方なのですね。
    万次郎が生まれ育った土地や漁師たちの気質が、繊細に描写されているなあと、感じました。

    そして、米国捕鯨船視点での描写があることで、アメリカ国民が鯨という生物をどのように捉えていたか、日本という国そして日本人にどのようなイメージを抱いていたか、複眼的に理解することができました。

    書店では第2巻までの文庫版がならんでいたので、続けて読んでみることにします。

     .

  • 土佐、中ノ浜の漁師、万次郎は14歳になり初めて漁に出るが、船頭の筆之丞(ふでのじょう)らと共に嵐に巻き込まれる。大波に翻弄された5人の命運は、クジラを捕るため太平洋上を航行中の捕鯨船の船長ホイットフィールドにかかっていた。船長と万次郎、二人の邂逅が幕末史に影響を与える。著者が渾身の力で描く歴史大河小説、開幕!

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著者プロフィール

1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で直木賞を受賞。江戸の下町人情を得意とし、時代小説界を牽引する人気作家の一人。著書多数。

「2023年 『草笛の音次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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