- 講談社 (2014年11月14日発売)
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感想 : 51件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784062779784
作品紹介・あらすじ
第14回本格ミステリ大賞受賞作品! 鏡よ鏡、この世でいちばんの名探偵はだぁれ――新進気鋭による仕掛け満ちた本格ミステリー。
みんなの感想まとめ
物語は、魔法の鏡を巡るミステリーで、名探偵三途川理が登場する新たなシリーズの一作です。第14回本格ミステリ大賞を受賞した本作は、従来の推理小説とは一線を画し、ファンタジー要素を取り入れつつも、しっかり...
感想・レビュー・書評
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第14回本格ミステリ大賞受賞作。名探偵三途川理シリーズ。何でも答えてくれる魔法の鏡にまつわる物語が、「本格」を冠するミステリ大賞を受賞したことを愉快に思う。魔法の鏡なんて、アンフェアもいいところ。ところが、これがしっかりミステリなのだ。面白い面白い。トリックの泉は掘り尽くされたと言われ、時代遅れとなりつつあった本格ミステリは、糸と針金の物理トリック、錯覚を利用した心理トリック、語りで読者を騙す叙述トリック等に加え、超常トリックなんてものを取り込みつつあるのかも。
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いわゆる推理小説とは大きく違うしファンタジー要素はあるけどファンタジー感が強いわけでもない
精密な推理が展開する訳でもない
だけど、今風な設定の中に一方で戦前の小説のような強引な展開もあって往年の推理小説らしい雰囲気が味わえる -
最近流行り(?)の特殊条件ミステリ。
魔法の鏡が存在すること自体は格段反則とは思わないのだが、魔法の鏡のスペックがどこまでいけるのかが作者次第なのは、読者をおいてけぼりにしていて残念。
ちなみに三途川理の外道っぷりは健在。 -
質問すれば事実をベースに答えを教えてくれる魔法の鏡を持つ探偵という設定のファンタジーミステリー。
いきなり事件の真相が分かり、真相に辿り着いた推理の過程を後付けで考えるという逆転の発想は面白いと思っていましたが、後半はその鏡の性質をどう上手く利用するかという方向に変わっていき、理屈のこねくり回し方がだんだん面倒になってきた。
探偵が中高生という無理な設定などは特定の若者層に向けた作品という印象で、三途川の捻じ曲がった性格が気持ち悪い。調べてみると彼を主人公にしたシリーズがあるようですが、読むことはないと思います。 -
キャットフードに続く2作目。ここから読んでも問題はないけど面白いから順に薦めたい。
最初はあ〜こういうファンタジーミステリ短編集ね、ってそれなりに満足してたのがどんどん加速ついて面白くなってよかった。次も読む。 -
なんでも教えてくれる魔法の鏡を使って事件解決!? 論理や証明は後回し、真相を先にどうぞ!!
そんな少女探偵の鏡と命を狙う輩たち、何でも分かる鏡VS何でも分かる鏡の結末は・・・?
白雪姫のモチーフを取り入れた軽い語り口のファンタジーミステリ、事件を解決する話ではなく鏡を持った相手に対してどう挑戦していくかが肝になっている物語。 短編気分で読めるライトミステリになっている。 -
特殊設定もここに極まれりみたいな、おとぎ話(?)ミステリ。とはいえ、作者さんのやりたいことは、尋ねれば犯人も犯行方法も教えてくれる反則アイテムがあっても、論理も名探偵も死なないということのようだ。極悪人名探偵の三途川が見せる、魔法の鏡のかっとんだ使い方はディズニーアニメなんかに環流したら面白そうな気がする。
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正直好きになれるほど魅力的なキャラクターがいない。発想は面白く、解説にもあるように複雑な推理を好まない小説離れしている人にはスムーズに読めるだろうが、それだけな気がする。ドタバタの勢いだけで進む話は活字で読む魅力をあまり感じない。アニメなどの映像が有ればもう少し魅力が伝わるかも。
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童話がどう絡んでくるのか期待しすぎたのかもしれない
ミステリーとして読むのではなく、ドタバタ劇場のような物語に加えてミステリー要素という感覚で読めば面白い -
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高密度のコンゲームは、特殊設定でありながら余計な描写や説明をしないこともありとてもページ・ターニングで夢中で読んだ。だが読み終えてみると、好きになれる・読者として共感できるキャラがいないのが惜しい。(キャラが立ってない、という意味ではなく)
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第4回(テーマフリー)
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敗北が約束された名探偵シリーズ2作目。第1章の「毒と白雪姫」は良くできてるし、前作より期待できると思っていたら、最後の方でロジックの脆さを露呈。ママエは中学生だから仕方ないにせよ、三途川の詰めの甘さは何とも...
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関東シャカミス課題本として読了。
第一部に関しては読者が先行して看破するのは難しい「日常の謎」を「真相を映し出す鏡」を用いて一瞬で解く様が本格への反転として描かれ、第二部では悪徳探偵三途川理がその鏡を用いて主人公たちを追い詰めていく。
第一部は非常によくできた変則ミステリ、アンチミステリと言える。但し麻耶雄嵩の『さよなら神様』で上を行かれている感は否めない。第二部はこれもまた麻耶雄嵩のメルカトル鮎のような悪徳探偵が傍若無人に振る舞うのだがこちらもやや弱い。
具合が悪いのは必然性のない行動や予想できて然るべき問題への対処の甘さ、偶然に頼った不自然さなど、やや詰めが甘いところ。コンゲームとしては、主人公側があまりに弱いがために辛うじて成立しているが、登場人物は総じてあまり頭は良くない。ある意味メルヘンな世界を体現しているともいえる。
あまりに現実的だと興醒めする内容だったかもしれずその点では良い塩梅なのかもしれない。やろうとしていることは非常に面白い。 -
結論からいうとおもしろかったです☆わたしは好きです☆ 中学生のママエちゃんがなんでも知ってる鏡を武器に探偵をしてるという反則的な始まり。キャラも好きですね〜悪役の三途川なんかわりと好きです! 賛否両論あるようですが、小説の中身はたいしたことはありません、内容はないよ…的な(笑)でもキャラが良かったので好きな作者になりました☆白雪姫のモチーフも良かった。 わたしの中ではママエちゃんは広瀬すずちゃん、三途川探偵は神木龍之介くんで脳内再生されてました☆ 前作もぜひ読みたいです!
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「真実を映し出す鏡」――軽快な呪文とともに鏡に問えば、どんな真実だって知ることができる!というユニークな道具を持つ探偵の物語。推理もへったくれもない?いやいや、実はこのチート道具、何でもアリの無敵の道具に見えて、「鏡に問う」とはどうすることで、「真実」とはどういうことで、「映し出す」とは何をどうすることで、といったことがきちんと整理されているんです。これを利用したり、あるいは逆手にとったりして展開される、登場人物たちの知恵比べが真骨頂。論理パズルが好きな方や、メタ的なものが好きな方にもおススメ。
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第14回本格ミステリ大賞受賞作品! 鏡よ鏡、この世でいちばんの名探偵はだぁれ――新進気鋭による仕掛け満ちた本格ミステリー。
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三途川くんの下衆の極みさは良い
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森川智喜の作品
