花筏 谷崎潤一郎・松子 たゆたう記 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062779913

作品紹介・あらすじ

文豪・谷崎潤一郎に愛され、当時世間の羨望の的になった、妻・松子。「春琴抄」や「細雪」のモデルにもなった彼女は、谷崎の理想の女性であり続けようとした。
その生涯は、本当に幸せだったのだろうか?
愛と芸術の狭間の煩悩を鋭く描く、恋愛小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文豪・谷崎潤一郎に愛され、世間の羨望の的となった、妻・松子。『春琴抄』や『細雪』のモデルにもなった彼女は、常に谷崎が望む女性であり続けようとした。その生涯は、果たして幸せだと言えただろうか?愛と芸術の狭間で悩む、谷崎夫妻の姿を描いた長編恋愛小説。恋多き男の、理想の女性像が明かされる!

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1944年、福岡県北九州市生まれ。
同志社女子大学英文科卒業。商社勤務ののち、90年、尾形光琳の生涯を描いた「雁金屋草紙」で第一回時代小説大賞を受賞。
主な作品に、「あがの夕話」「後朝」「萌がさね」「想ひ草」「蔦かづら」「一葉」「漱石の妻」などがある。
また、近著の「兄いもうと」では、妹・律の視点から正岡子規の壮絶な生涯を描き切り、子規の解釈にも一石を投じた。

「2014年 『花筏 谷崎潤一郎・松子 たゆたう記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鳥越碧の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×