統合失調症の人の気持ちがわかる本 (こころライブラリーイラスト版)

  • 講談社 (2009年12月1日発売)
3.60
  • (3)
  • (5)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 84
感想 : 12
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (102ページ) / ISBN・EAN: 9784062789615

作品紹介・あらすじ

不思議な「心」のメカニズムが一目でわかる
《講談社こころライブラリーイラスト版》

【回復に向けた助けになる一冊】
統合失調症の人はいったいどのような苦痛に苛まれているのか!
本人の気持ちは勿論、家族が生活で感じる苦労や悩みも図解で紹介。
当事者の心のあり方を知ることで回復に向けた助けになる一冊。

(まえがきより)
この本では、地域精神保健福祉機構(コンボ)で行った、統合失調症の本人とその家族によるアンケートがもとになっています。本人、家族、それぞれがふだんの生活で感じるさまざまな苦労や悩み、さらにそれを解決するヒントがたくさん含まれています。豊かなアンケートの内容がこの本に的確に反映され、みなさんのもとに「役立つ言葉」として送り届けられることを、監修者としてこころから願っています。

【本書のおもな内容】
《第1章 統合失調症とともに歩む Aさんのケース》
再発をのりこえて、就職・結婚したAさん

《第2章 本人のこころ こんなことで悩んでいる》
【急性期には】私の言動を否定しないで
【消耗期、回復期には】「次」を要求されるのがつらい /「あたりまえ」がこころに刺さる
【このひと言がつらい】「気晴らし」をする気にすらならない 他

《第3章 家族のこころ 心配が大きく戸惑うばかり》
【病気にとらわれる】「病気さえなければ」と思う
【対応の困難なとき】いけないと思いつつ、否定してしまう /「死」を口にしたとき、対処できない
【対応のしかたがわからない】症状かあまえか、見極められない 他

《第4章 本人が気持ちを伝えるために役立つ工夫》
【伝えかた】手紙やメールでわかりやすく伝える /根気よく、伝わるまでくりかえす
【心がけ】伝えたいことや優先順位を決める /苦手なことを伝え、無理を避ける
【メッセージ集】 他

《第5章 家族がわかり合うために心がけたいこと》
【接しかた】本人ができることは本人にまかせる /しっかり聞き、ゆっくり話す
【心がけ】あせらない、あせらせない /自分の時間を充実させる
【メッセージ集】 他

みんなの感想まとめ

統合失調症を抱える人々の心のメカニズムや、彼らの家族が直面する苦悩を理解するための一冊です。具体的なケーススタディや、本人と家族がどのように病気と向き合っているのかを豊富な図解で紹介しており、読者は実...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この病気の患者が身近にいて接し方に悩んでいる人には超おすすめ。

  • 25年6月11日水曜日読了図書館本

  • ざっくり読みました。
    他にも統合失調症の本は多くありますが、他とは一味違う印象を受けました。
    患者さん本人や家族の立場で、どのように病気と付き合ったらいいかが書かれてありました。
    統合失調症にかかるかどうかに関係なく、悩んでいる人とどう付き合えばいいか、と読むこともでき、それなりにたいへん有意義でした。

  • N740

  • 本人の立場にたって、いろいろな事がわかりやすく書かれています。病気の説明をしてるだけではないので、本人の思いをアセスメントするのに役立つと思います。

  • 内容はわかりやすいものでした。イラストもふんだんに使われていて、本人の話からその家族の話まで網羅されていました。ぜひ、この病気に関わる人全てに手にとって欲しい本です。

  • イラスト付きで分かりやすかった。

  • 第1章の例が全てが上手くいった稀有なものであったり、
    入院についての情報がほとんどなかったり、
    手薄な部分があるが、当事者の気持ちを解り易い形で
    表現しようという試みは十分評価に値する。

    また、本書で示されている当事者に対する接し方は、
    この病気にのみ有効なものではなく
    一般的に使えるものも多々あると思った。

  • [ 内容 ]
    知りたい!
    ほかの人はどうしているのだろう…言いたい!
    自分の気持ちをわかってほしい…回復をあと押しする本人、家族の心のありかたを徹底図解。

    [ 目次 ]
    第1章 統合失調症とともに歩むAさんのケース
    第2章 本人のこころ こんなことで悩んでいる(本人がぶつかる3つの壁;急性期には1―私の言動を否定しないで ほか)
    第3章 家族のこころ 心配が大きく戸惑うばかり(家族の接しかたが本人の状態に深くかかわる;過去にとらわれる―「あのとき、ああしていれば」と責める ほか)
    第4章 本人が気持ちを伝えるために役立つ工夫(自分の気持ちを整理して伝えかたを工夫しよう;伝えかた1―手紙やメールでわかりやすく伝える ほか)
    第5章 家族がわかり合うために心がけたいこと(家族でだけで抱え込まない。周囲の応援も受けながらサポートしよう;伝えかた―話し合いのなかで愛情を伝える ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 将来への不安、社会の偏見、周囲の理解不足。

全10件中 1 - 10件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

【監修者プロフィール】
伊藤順一郎(いとう・じゅんいちろう)
1954年東京都生まれ。千葉大学医学部卒業後、旭中央病院精神科、千葉大学医学部附属病院精神科を経て、国立精神・神経センター精神保健研究所に勤務。1994年社会復帰相談部援助技術研究室室長、2000年社会復帰相談部部長、2010年国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所社会復帰研究部部長。2015年よりメンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ院長。専門は、コミュニティ・メンタルヘルス、統合失調症の患者さんの治療と社会復帰、家族支援。NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)共同代表、一般社団法人コミュニティ・メンタルヘルス・アウトリーチ協会(アウトリーチネット)共同代表、日本のMattoの町を考える会副代表。

「2023年 『新版 統合失調症 病気の理解と治療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊藤順一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×