ここまできて それなりに わかったこと (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2006年4月1日発売)
3.64
  • (6)
  • (6)
  • (12)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 66
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784062810111

みんなの感想まとめ

生きる意味や価値について考えさせる一冊で、現代社会の忙しさや矛盾を鋭く描写しています。筆者は、動物園の問題や人々の変化の難しさを通じて、私たちの生活の中に潜む矛盾を浮き彫りにします。特に、文明社会の中...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 生きる意味、価値など考える暇を与えない程度に忙しくしておくことが文明社会のコツである

    動物園はどう考えても動物虐待である

    何かから影響を受けて自らが変わりたいなどと考えるタイプの人はそれとは裏腹にまことに変化しにくい人である

  • 五味さんは絵本だけでなくこういうオトナ向けの本も書いている。「ハンバーガーとチリとコークでまともにやろうと言うほうが無理だ、ということ」なんて苦笑せざるを得ません。ふふ。

  • 面白いけど、かなり毒舌。
    ・「生きる意味」「生きる価値」などということを考える暇を与えない程度に、忙しくしておくのが文明社会運営のコツだ、ということ。
    ・言葉が通じないのもつらいけれど、冗談が通じないのもさらにつらい、ということ。
    ・同じ「世界遺産」でも、残したくないもの、残したら恥ずかしいもの、残すとヤバイものなどの認定に力を注いだほうが、よほど有効だぜ、ということ。

  • 辛辣な大人の絵本です。筆者の社会を見る視点が面白い。読むにつけ心がザワザワしてきます。甘ったれに読む薬となる本だと思います。

  • 「ここまできてそれなりにわかったこと」4

    著者 五味太郎
    出版 講談社

    27項目目“文化の基本は「暇つぶし」というところがあるから、
    高速、高能率はあまり文化的ではない、ということ。”

     絵本作家である著者による、
    著者の経験から得られた考えを記した一冊。
     全150項目書かれており、
    一つ一つにイラストが添えられています。

     上記の引用は、
    3日で出来たピラミッドの絵と共に書かれた一文。
    ああなるほどなぁと思うと同時に、
    それはそれでいいんじゃないかなとも思いました。
    挿絵を見て思い出したのが、
    とある漫画のネタの一つ。
    90年代初頭だったと思うのですが、
    更地を通り過ぎて一日過ぎて再び通ると家が建っていた、
    というネタです。
    それから10年前後で欠陥住宅が結構な問題になっていて、
    そりゃそうだよなぁと思っていいたのを思い出します。
     挿絵の味わいもさることながら、
    書いてある文章もトンチと皮肉が満載で、
    非常に大人向けな一冊だと思います。
     特に項目36は今を表すのにぴったりな一言だと思います。

    ーーーーー

  • 実は「それなりに分かること」は、研究に研究を重ねて導き出したものすごい理論よりもずーっとすごいかも。

  • 黙々会にて。五味太郎さん、こういう本出してるのね。こういう系の本はいろんな人がいっぱい出してるけど、一味違った目線、文章がちょっとおもしろかった。

全7件中 1 - 7件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本を中心とした創作活動を続け、ユニークな作品を数多く発表。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。また多くの作品が世界各国で翻訳されている。サンケイ児童出版文化賞受賞、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。

「2024年 『おんがくえほん こっけん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五味太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×