落語的学問のすゝめ (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 21
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062810371

感想・レビュー・書評

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  •  関西大学の非常勤講師となった文珍の講義を編んだ快作。

     <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/19991101/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/19991101/p1</a>

  •  関大出身なので古本市で手にしてみた。100円。


     しかしおっさんになるとみんなではないけど、分かったような口をきく人が多くなる気がする。そしてそう言うと必ず言った人に反感を持つ。でも俺はそうじゃない。まだまだ若いやわらかい感覚の持ち主だと主張する。あれはなんだろう。俺はすごいって言葉のはしばしから感じる。俺はすごい、落語はすごい、落語やってる俺チョウすごい。やってることがすごいとしてもそれ主張しなくても良い。アートやってる人が作品作ることよりアートやってることにこだわりすぎ、みたいな。


     べつにそういうひとが嫌いというわけではない。面倒くさいだけだ。


     この本でひとつすごくためになったのは町で配っているものは世相を反映しているからとりあえずただやし、なんでももろとけという考え方だ。これはかなりいい。もらうようになって、看板や落ちてるごみにも反応するようになった。なんだって面白いものが転がっているのだ。そういえば田辺聖子もインスタントラーメンひとつでも美味しく食べる工夫ができるのに、適当に流すなんてもったいない的なエッセイを書いていた。

     
     まったくそのとおり。反省。

  • 関西大学の谷沢永一教授と共演したのをきっかけに関西大学の非常勤講師となった桂文珍。桂先生が講義した内容がそのまま講義録として本になったもの。
    1〜10までの講義形式になっていて文珍さんがしゃべったそのままの形になっているので、本当に講義を受けている様。本職ではないからと手を抜くようなことはしない。そこらへんの大学教授よりよっぽど面白い。
    ただ、面白いだけではない。真剣にメモをとる学生の姿が見えるような滑らかな授業。落語だけでなく、歴史、世界情勢、心理学などあふれる知識。学生に媚びたりしない。マナーが悪い報道陣、学生にはびしっと注意する。
    こんな講義に出会いたかった。読んだ誰もがそう思うだろう。

  • 落語が聞きたくなった。将棋にしても、落語にしても、一人でなんでもかかわれる、というのにどうも惹かれているみたい。関大での講義をスクリプト化したものです。すぐ読めます。

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