闇の系譜 ヤクザ資本主義の主役たち (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2006年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784062810456

みんなの感想まとめ

お金の流れやビジネスのあり方を深く掘り下げた内容が展開され、特にライブドア事件や著名な投資家たちの動きが描かれています。ヤクザというタイトルに反して、実際には「闇の紳士」たちが織り成す複雑な経済の構造...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルには「ヤクザ」と載っていますが、「ヤクザ」と呼ばれる人たちへメスを入れたものではない。
    ホリエモンや村上ファンドといった世の中を騒がせた人々のお金の流れ、事業のやり口などなどを書いたもの。
    もちろん、彼らの裏にいる(であろう)「闇の紳士」たちの存在もちゃんと示唆しつつ、ライブドア事件とはなんだったのか、などなどと説明してあるわけだ。

    ここにでてくるお金の単位は全て「億」。
    もう「宝くじで3億円当たったら何しよう」などという妄想を抱く自分の存在が、アホみたいに惨めで小さい、矮小という単語がぴったり、というように感じてきます。
    あまりに違う世界なので、ファンタジーでも読んでいるような気分になりますが、これは全て事実だし、それによって日本経済が動いているということを考えると、なんとも日本の未来に期待が持てなくなりますね。

  • こういうお金を右から左に転がしてお金持ちになるようなビジネスは結局日本では馴染まなかった。いずれ歴史として語られるようになるのでしょうが、不思議な時代でした。ライブドアなんて未だに何をしているのか、よくわかりません。
    結局日本は物作り、技術を基盤として生きていくべきだと考える。村上ファンドの創始者も通産省にいたのならそのくらいのことを知っていたはずだ。それとも省内傍流だとわからないのかな?

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著者プロフィール

経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。日本経済新聞で経済記者を30年間務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的取材・執筆活動を続けている。著書には『日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛の「天、我に味方せず」』(講談社)、『世襲企業の興亡』『海外大型M&A 大失敗の内幕』『社長解任 権力闘争の内幕』『社長引責 破綻からV字回復の内幕』『住友銀行暗黒史』『巨大倒産』『社長争奪』(以上、さくら舎)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『日本企業モラルハザード史』(文春新書)、『強欲起業家』(静山社文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

「2019年 『日産 独裁経営と権力抗争の末路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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