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Amazon.co.jp ・本 (332ページ) / ISBN・EAN: 9784062811743
みんなの感想まとめ
自国の経済や文化に対する悲観論を打破し、日本の可能性を再認識させる内容が魅力的です。著者は、韓国や中国、インドといった他国の成長を引き合いに出しながら、日本が抱える不安を一蹴します。特に、過去の「失わ...
感想・レビュー・書評
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別段新しいことは言っていない。日本の近世期には人口が減る時期に特産品などが生まれたというのは興味深かった。
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日本は中国に負けてしまうと思いこんでいました。韓国のSAMSUNGの話、インドの話は大変勉強になりました。
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日本ではなぜか悲観論ばかりが流れています。
しかし、嘆いている暇があるなら打開策を考えた方がまし。
「『失われた10年』とは言いたくない」
「確かに"失われた"ものもあったかもしれない。でもその一方で、そこに生まれたものもある」
そんな著者の発想が好きです。
圧倒的な規模で、破竹の勢いで他を寄せ付けない中国。
同規模で躍進するインド。
IMFから垂直回復した韓国。
なぜか日本は見劣りがちに取られる傾向がありますが、そんな悲観論を一蹴してくれます。
中国は社会主義という不安定さがある。
インドには根深い階級社会がある。
韓国には歪な財閥社会がある。
他国をけなすつもりは全くありませんが、弱点を探せばいくらだってあるのです。
生まれ育った国なのですから、欠点ばかりを粗探ししないで、前向きに誇りに思いたいですよね。
時には「隣の芝生は青く見える」かもしれません。
でも、それは本物の芝生の色かは分からない。
ペンキで塗っている見せかけという可能性だってあるのですから。
【本書の紹介から】
省エネ・環境技術など21世紀型の産業と、アニメやキャラクターに代表されるポップ・カルチャーで、日本は「現代のローマ帝国」になるか?テレビの切れ味鋭い語り口調そのまま、元気を取り戻した日本に勢いをつける本!
エコ自動車「プリウス」など現代人の美意識に適った商品は貿易摩擦を起こさない→宗教的なタブーの少ない社会から生まれるポップ・カルチャーが世界を魅了する→また日本の時代が来る! -
2008/2/3 Amazonで購入
2008/11/24~12/14 主に移動中に読む。
テレビ・ラジオでもお馴染みの伊藤洋一氏による、日本経済の応援歌。日本人によく見られる過度なまでの自国経済、文化に対する悲観論を、台頭著しい、韓・中・印と比較して論じている。確かに、悲観しすぎることはないと思うが、やはりここのところの日本を見ていると不安ではある。まあ、その悲観的なところが今日の繁栄を作り上げた、ともいえるのではないか。 -
◆中国には祭りがない。かつてはあったが、共産党革命がおきた時に、新政府が祭りを禁止した。民衆の熱意が発揮される祭りが恐かった。祭りは民衆の不満のガス抜き。社会のストレスを発散させる相当乱暴な祭りも。諏訪の「御柱まつり」、岸和田の「だんじん祭」など。諏訪には民衆暴動の記録はない。全国でもめずらしい。p153
◆革命を背負った世代の消滅と、新しい指導者の正当性の問題。中国の指導部は、自らの権力者としての正当性の担保をどのように証明するか苦慮している。そこで「愛国教育」が登場する。民衆をなんとか政治的にひとつにし、粘着力のある存在として残すためにも「愛国教育」は必要だ。その愛国教育は、党の生い立ちから言って必ず「反日」と表裏一体となる。p76
☆祭がないから反日でガス抜きをする。しかし下手をすると、それが反政府運動に転換する危険性をはらむ。
◆世界における日本のプレゼンスが高まっているのに日本人は悲観論から出ようとしない。危険。自国の位置を正確に測れないなら、戦略の立案ができず、あるいは的外れになってしまうからだ。p171
☆クールジャパンの研究にとってのもうひとつの理由。日本人のアイデンティティの確立。一神教的コスモロジーを超えた文明モデルの発信。
◆日本のポップカルチャーの、世界への伸張は、日本のマスコミでもしばしば取り上げられるが、「なぜそうなのか」という分析は行われない。「へえ、そうなんだ」というレベルで終わる。しかし、なぜを考えることは重要だ。日本のポップカルチャーは、経済成長率の停滞とはまったく別次元の日本の国力の一形態であり、日本の個人や企業がそれによって直接間接に恩恵を被ることが多いからである。P225
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