何もかもわずらわしいなあと思う日のスープ (講談社+α文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 56
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062811835

感想・レビュー・書評

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  • 自分をお料理によって大切にする方法を、教えてくれます。

  • 心に効くエッセイとレシピがサンドイッチになったカツ代さんの本。挿絵も素敵

  • 他愛なく流れていく日々のあれこれ。何気なくやり過ごしているあんなこんな。そんなときに読むとホッとします。まるで心を溶かしていくコーヒーの香りのように、いつの間にか凝った心のしこりが解きほぐされていく感覚です。

  • エッセイとレシピが交互に乗ってるのが素敵。幼い私には共感しきれない部分もあるのに、全体にとても惹かれるのが不思議。料理もシンプルで美味しそう。とくに大根モチ!
    ケストナーの「人生処方詩集」が形としてはもとになったそうなのでそっちも読んでみたい。
    料理はめったにしないけど料理の本を読むのは大好き。阿川佐和子さんとかこぐれひでこさんのエッセイに出てくる料理もいつも想像しただけで終わるけど、美味しいものは大好きです。作る時間があったら本読みたいなんて思うからいけないんだ私は。包丁研ぐか。

  • 何もかもわずらわしいなあと思う日のスープ、とか、その日の気分に合わせて小林さんがつくってほしいレシピが
    エッセイと一緒に一つづつ載っています。

    初めて小林カツ代の文章読んだけど、
    お母さんぽい抱擁力があると思った。
    実体験を元におすすめしてくれる気持ちのこもったお料理のレシピで
    読んでてほっこりします。

    なにもせずおうちに篭りたい気持ちのときにおすすめ

  • こういうときには、こんな料理(お菓子)は、いかが?
    という流れで、レシピとエッセイが紹介されています。

    カツ代さんのレシピもさることながら、
    エッセイもなんだかいいんですよね。
    疲れているとき、たまらなくそそられるタイトルです。

    大事にしたい1冊。

  • 食が大事!と、思ってる私にはとってもおもしろかったし、気持ちが前向きになる本だった。レシピがこれまた想像を膨らませるから更に楽しい。カツ代さんがこんなにステキでおもしろい文章を書く人で、そのカツ代さんから産まれてきたケンタロウさんはそら〜すてきだわな〜〜〜小林家いいな〜〜〜〜〜

  • なんだかほんわりと、心をほぐしてくれますね。。文章と料理。
    エッセイ料理本。挿絵も素敵です。

  • お料理自体は特に特筆するものもないのですが、この本のコンセプトが好きです。食べること、料ることを通しての生きる姿勢が伝わってくるような…カツ代さんは料理エッセイの名手なのでついつい引き込まれますね。ぽっかり時間や心に穴が開いたとき読むと、台所に立つ気力がわいてくる気が…します。

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著者プロフィール

家庭料理家、エッセイスト。1937 年大阪府生まれ。昭和を代表する家庭料理の第一人者として、テレビ、雑誌、書籍などで、大活躍するが、2005年にクモ膜下出血で倒れ、2014年に死去。著書は230 冊以上にのぼる。時代にマッチしたムダのないスピーディーな料理の作り方と、味の確かさで、日本中の主婦や働く女性たちに愛された。

「2019年 『小林カツ代 COOK BOOK 300』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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