劇画「蟹工船」 小林多喜二の世界 (講談社+α文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062812313

作品紹介・あらすじ

名作「蟹工船」を劇画化。研究者による多喜二の歩みの紹介と解説で、人々の感動を呼んだ名作の世界がよくわかる!"地獄"と呼ばれた厳しい肉体労働の現場。わずかな賃金もだまされて借金に消える!食事も睡眠も満足に与えられず、病気になったら死を待つだけ。年端もいかない少年たちも同じく酷使される。しかし彼らには同じ境遇の者同士の人間的な交流があり、彼らを待つ家族への愛がある。「蟹工船」がブームを呼ぶ現代日本は、今どこまで幸福になったのか。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 蟹工船の船員たちの不遇を嘆いたり、プロレタリアート運動について啓発するよりも、蟹工船の船員に捕獲されてしまう蟹さんの立場で見たら、もっと別の見方ができる。

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