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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062812559
感想・レビュー・書評
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震災孤児ハヤトはタフだ。この時代は本当に生きる事が辛い時代だが、そんな時代でも助け合って生きるという戦災孤児達の逞しさや優しさに感動する。美津子がパンパンガールになった理由が悲し過ぎる。
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先日読んだ石井光太の「浮浪児1945‐戦争が生んだ子供たち」に、村上早人氏の証言があり、興味をもち、本書を探しもとめた。絶版しており、電子書籍もなく、結局古本で購入。
東京大空襲で母を目の前でなくし、戸籍もないまま、教育もうけず、生きてきた男の一代記。
たくさんいた仲間、出会った人々が戦争が残した禍でどんどん死んでいっても、前へ前へとすすむ生命力。
ただただ圧巻だった。 -
まだ子供だったからこその生きる力は自分が心底情けなくなる程に力強く、不可能はないと励まされるようだ。
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東京大空襲によって戦争孤児となりながら生き抜き、アメリカに渡って成功した著者の記録。
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