究極の身体 (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2009年8月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784062813020

作品紹介・あらすじ

名著文庫化!読むだけで身体がらくに動く!
人間はカラダという輝く宝をもっている。ぎくしゃくとしかうごかない今の肉体の中に、動物としてのすばらしいカラダが埋もれている!目がさめるカラダの謎とき!

みんなの感想まとめ

身体の使い方について新たな視点を提供する本で、リラックスした状態での動きの重要性を強調しています。太極拳や武術の実践者には特に参考になる内容が多く、力を入れずに自然な動きを追求する方法が具体的に示され...

感想・レビュー・書評

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  • 太極拳をやっていく上で、色々なヒントを与えてくれる本だと前回読んだ時は思いました。今回も途中まではそれを期待して読み進めていたのですが、何か違和感を感じ始めました。

    実は読み進めながら、太極拳を上手くなるためにはこうしたら良い、といったことをブログで紹介できるような内容を探していました。自分としては参考になることでも、他の人に説明をしようとするとなかなか難しい感じがしてきました。

    著者が説明をしている「究極の身体」は身体がリラックスしていることが前提となっています。そのため、身体をリラックスできていない人に説明をしても、なかなか実感をしてもらい、役に立ててもらうことができないように感じました。

    例えば、股関節に関する説明で、「股関節なら。。。フォームやポジションによって一番体重がかかる一点が、物理学的に決まっている。一番効率よく立つためにはその一点をきちんと身体が知っていて、そこに体重がかかるように筋肉をコントロールしなければならない。」と書かれています。

    最近、套路の最中に片足をあげるとき、腰をどの角度にしたら股関節に一番体重がかけられて安定するかを探りながら練習をしています。これって、自分でも試行を繰り返してやっているので、やってみたら良いですよ、と勧められる内容ではなくなってしまいます。

    究極の身体を持っている人の凄さを紹介するだけではなく、一般の人が「準」究極の身体を保つためにはどうしたら良いのか、と言った感じの説明をもっと加えてくれると一般の読者の参考にさらになりそうに思いました。

    著者が開発した「ゆる体操」をやることがそれなのかもしれないですが、そう思って読み始めると、この本が「ゆる体操」の宣伝のための本なのかって気がしてしまいます。

  • 人間の身体の使い方について新しい見方を示唆してくれる本。
    「上から吊り下げられてるような立ち方(力を入れてどしっと立たない)」とか、スキーの時のお魚みたいな滑りとか、けっこうわたし的には納得できる(しかも体感できる)ことが書いてあったのもわかりやすかった。
    よく武術で言われる「身体を割る」というのも、これまでよくわからなかったのだけど、あっそういう動きのことなのか!と、自分ではできないながらも少しつかめた感じがする。
    いわゆる「ためない」動きについても、これまではどうやったらいいのか具体的によくわからなかったのだけど、この本で少なくとも理屈はわかったし。
    読んでて楽しい本だったよ。

  • 達人の身体を「究極の身体」とよび、俺のような凡人の身体を「レギュラーの身体」とよぶ。

    「読むそばから、身体の動きが変わってくる!!」とのことだが、著者が自信たっぷりに語っているほどには、俺は説得力を感じなかった。何を言っているのかよく理解できないし、理解したいとも思わない。

    「センター」など様々な用語を考案して、一流プレイヤーの動きを解析したりしているが、”後講釈”としか感じられない。ただ有名人の名前を出して、持論の権威付けをしたいだけのような印象。はっきり言って、つまらん。

  • 脊椎動物である人類は、魚類や同じ哺乳類である4足動物から進化している。その痕跡は人類の身体に残っていて、それを使いこなすことが「究極の身体」として最大限の能力を発揮する秘訣である。そのメカニズムを分かりやすく説明してくれる好著。流行りの言葉で言うと、「体幹」や「インナーマッスル」というキーワードになろうか。

  • 「!」――頭の中で電球が灯(とも)った。背骨が重要なのだ。腸腰筋や体幹が注目されるようになったのは最近のことである。体幹の奥に背骨あり。つまりはトレーニングの方向が背骨に向かっていたのだろう。私がピンと来たのは介護の視点からである。
    https://sessendo.blogspot.com/2019/01/blog-post.html

  • レギュラーな身体の意識のままでは、達人の身体の動きを表面的にしか読み取れない。内部に達するためには自分の身体意識を変えなければならないと説いた一冊。

  • キックボクシングに使える物はないかと読んでいたのだけど、確かに「意識することの必要さ」 は感じられたが、こんなに小難しく書かれても取り入れにく過ぎると思った。

  • 名著文庫化!読むだけで身体がらくに動く!
    人間はカラダという輝く宝をもっている。ぎくしゃくとしかうごかない今の肉体の中に、動物としてのすばらしいカラダが埋もれている!目がさめるカラダの謎とき!

  • 本書は二〇〇六年一月に講談社から刊行された『究極の身体』を再編集して文庫化したものです。

  • 2014/3/13 9冊目。

  • 東大卒業後、同大学院卒業。オリンピック選手の指導、人間の進化から新しい考えでのからだ作りを提唱している。頭がいいのが伝わりわります。天才的なものを感じます。

    腓骨で立たない。腓骨は体重を支える後続になっていない。余計な力が入りやすなり、筋肉と骨が分離しにくくなる。

    腹横筋と横隔膜を駆使することで身体の重心位置を操作することができる。内臓の高さを変えることができるからだ。

    人間の体には魚が住んでいる。脊柱の動きは魚に例えることができる。この脊柱の動きが拘束されるとパフォーマンスが落ちる。仙腸関節の拘束から始まる?

    人間は立っているその分、重心は高いので、少しの重心移動が大きなモーメントを産み出す。人間は重心を感知していなければならない。前庭と三半規管は頭部にある。前庭は静止時のバランスを、三半規管は加速度を感知している。また筋紡錘は筋肉の張力を感じる器官であり、今どういう力がかかっているかを感じる。その筋肉のセンサーを働かせるには筋肉が緩んでいなければならない。

    立つ時にはギリギリの筋力で立つ。

    体幹が緩めば、背骨の動きがでやすい。

    筋肉で立つのではなく、骨で立つ。

    自分自身、または相手の重心を感知していくことがパフォーマンスの向上に繋がる。

    センターを意識する。意識すらだけでパフォーマンスが上がる。センターで立てれば(脛骨下で立てれば)、骨で立てる。

    中心は1つではない。

    腸腰筋が大事。


    面白い理論でした。難しい話もありますが意味付けがしっかりしているので、納得しやすいです。

  • フリーペーパー『Lj』で紹介されてた。
    『インナートリップへの指南』

  • ゆる体操を行うにあたっての必読書。高岡理論がわかりやすく説明されています。興味深くてとても面白い身体構造論。

  • 腸腰筋の重要性が面白かった!!
    また魚類との関連も非常に面白い視点で書かれていて面白い

  • 背骨、仙腸関節、脛骨、肩甲骨、割体などについて役に立ちそうです。

  • 魚からの進化、最高のアスリート、色々面白い視点で体を説明していて面白い。


  • 頚骨でスッと立つこと、
    インナーマッスルを意識すること、
    魚になること、
    上から吊り下げられてる感覚
    センターを通して、地球の真ん中へ、空へ、伸びていく感覚

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著者プロフィール

運動科学者、高度能力学者、「ゆる」開発者。運動科学総合研究所所長、NPO法人日本ゆる協会理事長。東京大学卒業後、同大学院教育学研究科を修了。東大大学院時代に西洋科学と東洋哲学を統合した「運動科学」を創始し、人間の高度能力と身体意識の研究にたずさわる。オリンピック選手、企業経営者、芸術家などを指導しながら、年齢・性別を問わず幅広い人々の身体・脳機能を高める「ゆる体操」をはじめ「身体意識開発法」「総合呼吸法」「ゆるケアサイズ」など多くの「YURUPRACTICE(ゆるプラクティス)」を開発。多くの人々に支持されている。東日本大震災後は復興支援のため、ゆる体操プロジェクトを指揮し、自らも被災地で指導に取り組む。 著書は、『肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!』『キレッキレ股関節でパフォーマンスは上がる!』『高岡式超最強の疲労回復法』(小社)、『究極の身体』(講談社)、『サッカー球軸トレーニング 日本サッカー本気で世界一になれる計画』(世界文化社)、『脳と体の疲れを取って健康になる決定版 ゆる体操』(PHP研究所)など、100冊を超える。

「2022年 『内転筋軸トレーニングで、パフォーマンスが上がる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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