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Amazon.co.jp ・本 (350ページ) / ISBN・EAN: 9784062813891
みんなの感想まとめ
宇宙飛行士の訓練や打ち上げに向けた過程を描いたこの作品は、向井千秋さんの奮闘を通じて、宇宙への夢と家族の絆を深く掘り下げています。特に、コロンビア号の打ち上げを見守る家族の姿は印象的で、NASAの関係...
感想・レビュー・書評
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●2025年5月9日、息抜きにグラビティの読書の星みてたら、トピック「何度も読み返す本ありますか」という質問にこの本をあげてる人がいた。
「君について行こう: 女房は宇宙をめざす
向井万起男」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
上巻よりも下巻の方が面白かった。
宇宙飛行士ってなるのも大変であれば、シャトルに乗るまでもこんなに大変だとは。
向井千秋さんってすごいんだなーと。
シャトルの打ち上げ時に、家族の回りにほどよく距離を置いて何かあった際に即時対応できるようにしているNASAの姿勢にぐっときた -
(2014.07.11読了)(拝借)
副題「女房と宇宙飛行士たち」
向井千秋さんの乗ったスペースシャトルコロンビア号の打ち上げられたのは、1994年7月8日12時43分でした。いまからちょうど20年前になります。この本を読んでいるのがちょうど7月というのは、単なる偶然です。打ち上げが7月だなんて覚えていませんでした。
この本は、スペースシャトルの打ち上げ45日前から、打ち上げ当日までの46日間の宇宙飛行士の夫の記録です。
スペースシャトルの打ち上げにはかなりの危険が伴うので、家族には、悔いのないように打ち上げまでの日々を過ごしてほしいとNASAは、十分な対応を用意してくれるということが、この本を読むとよくわかります。
NASAが家族という場合は、夫婦とその子どもということなので、向井さんは、どうして両親は、含まれないのだろうと、疑問に思いいろいろな方に聞いてみたようです。
なかなか納得のいく解答が得られなかったのですが、アメリカでは離婚率が高いので、両親を入れると複雑な問題に踏み込むことになるからではないだろうか、という解答に行き当たって、やっと納得したようです。もちろん費用の問題もあるでしょうけど。
【目次】
文庫版まえがき
第一章 宇宙飛行の記念品
第二章 マスコミ対応訓練
第三章 科学実験シミュレーション
第四章 最終舞台稽古
第五章 NASA専用機に乗る
第六章 ついに打ち上げ
あとがき 私と『宇宙兄弟』(2)
●飛行服を着たら(170頁)
一度オレンジ色の飛行服を着ると、もう最後まで着ているしかない。用を足すために脱ぐなんていう簡単な代物ではないのだ。では、どうするか。オムツをしている。
●1000枚以上のサイン(215頁)
打ち上げが近づくと、乗務員全員が写った写真に乗務員全員のサインを添えて送ってほしいとNASAに希望してくるアメリカ人が多いという。そこで、乗組員たちは、NASAが運び込んだ1000枚以上の写真に一枚一枚サインをしなければならないのだ。
●ジーパン持ってきて(221頁)
「ジーパンを洗っちゃったんだ。それがまだ乾いてないのよ。だから、急いで替わりのジーパン持ってきてくれない?」
●職業人として(280頁)
私は女性として宇宙へ行くのではなく、一人の職業人として宇宙に仕事をしに行くのだ
●スペースシャトルに搭載できない(309頁)
スペースシャトルには紙幣や硬貨はいっさい搭載してはならないという規則があるのです。
☆関連図書(既読)
「宇宙からの帰還」立花隆著、中央公論社、1983.01.20
「アポロ13号 奇跡の生還」ヘンリー・クーパーJr.著・立花隆訳、新潮文庫、1998.07.01
「月をめざした二人の科学者」的川泰宣著、中公新書、2000.12.20
「毛利衛 ふわっと宇宙へ」毛利衛著、朝日新聞社、1992.11.15
「宇宙実験レポートfrom U.S.A」毛利衛著、講談社、1992.11.25
「宇宙からの贈りもの」毛利衛著、NHK人間講座、2001.01.01
「向井千秋・メダカと飛んだ15日」知野恵子著、読売新聞社、1994.09.09
「宇宙で過ごした137日」若田光一・朝日新聞取材班著、朝日新聞出版、2009.11.30
「宇宙がきみを待っている」若田光一・岡田茂著、汐文社、2011.04.
「夢をつなぐ」山崎直子著、角川書店、2010.07.30
「宇宙の渚-上空400kmの世界-」NHK取材班、NHK出版、2012.04.20
(2014年8月4日・記)
(「BOOK」データベースより)amazon
宇宙飛行士の亭主が知っているのは、女房の知られざる素顔だけではない。NASAへ乗り込んで出会った宇宙飛行士たちは、意外にも心優しいユーモアあふれる人間だった。厳しい訓練に耐えながら、いつも明るさを失わない乗組員たち。その姿に感動し、宇宙飛行士の妻たちと励まし合った、打ち上げまでの46日間の行動を記録にとどめた。巻末に書き下ろしエッセイ「私と『宇宙兄弟』その2」を収録。 -
向井千秋さんが宇宙飛行士に選ばれ、宇宙に行くことも決まり、訓練して、宇宙に飛び立つまでの話。
宇宙飛行士はどんな訓練をしているかがよくわかる一冊。スペースシャトルが打ち上がる数日前から胸の熱くなる話が多かった。よかった。 -
長年かけて築き上げた夢を実現することの嬉しさ、不安よりも楽しみを大きくしたほうが幸せになれること、信頼することでの安心感、色んなことが伝わってくる。個人としては宇宙から帰ってくるところまで読みたかった。
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ようやく下巻、読破。
良かったです。
宇宙飛行士の大変さ。
宇宙飛行士の伴侶であることの大変さ。
非常にリアルにかつ軽快に描かれています。
基本的に根が明るい人たちなのでしょうが、
本当に宇宙に行けるのかという不安を抱えつつ、
日々の訓練に勤しむのはよほどの精神力が必要ですね。
しかも、驚くぐらい「勉強」という言葉が出てくる。
毎日「勉強」している。
それぐらいしなければ、ついていけない世界であり、
それぐらいしてでも、ついていきたい世界なのだと
改めて宇宙の奥深さを感じました。 -
面白い。向井千秋の旦那さんが書いたエッセイ。旦那さんもかなりユーモアのある人で文章がとにかく面白い。こんな関係の夫婦に憧れる。また別のエッセイもよみたい。
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『君について行こう』の下巻。宇宙飛行士向井千秋さんの夫である万起男さんが、千秋さんが宇宙に飛び立つまでの46日間を日記にして綴った本。千秋さんの宇宙に飛び立つための準備や訓練の様子だけでなく、宇宙飛行士やその家族の思いも書かれていて、そういった思いを知ることができる貴重な本だと思います。(2011.7.3)
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宇宙飛行士本人が書いているのではないかと思うほどに、打ち上げ前の訓練内容が綿密に書かれていることに驚き。話の流れも非常にわかりやすく楽しめる。
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上巻が想像以上に面白かったので、下巻も読みました。
宇宙飛行出発までのカウントダウン(45日前から)の中で、宇宙飛行士が行う訓練の内容や宇宙飛行士の配偶者が行うイベントが詳細に書かれている。
上巻に引き続き話が軽快に流れていくので、面白かったです。 -
「 女房が毛利さんの控えの宇宙飛行士として乗組員たちといっしょに乗り込み口の前に立ったときのこと。…本番ではないし、あくまで控えの宇宙士にすぎない女房だったが、眼下に広がるフロリダの青い海を見つめていたとき、不意に襲ってきた思いがあった。”ああ!私の人生はなんてすばらしかったんだろう!”
女房は、私に言ったことがある。
『私が宇宙の飛び立つ本番では、どう感じるかわからないけど、でっも、やっぱり、あのときと同じように、フロリダの青い海を見つめて、”ああ!私の人生は、なんて素晴らしかったんだろう!”とおもいながらスペースシャトルに乗り込みたいんだ。ぜひ、そうしたいんだ』
…ところが今回は、じっとフロリダの海を見つめることや、人生を考えることなどできなかった。ドン・トーマスとリロイ・チャオがはしゃぎまわっているのだ。」
「わざわざT-38の編隊飛行などという危険が伴う手段を用いる理由。ざっくばらんに言ってしまうと、乗組員たちはカッコつけたいのである。なにせ、乗組員のフロリダ到着場には関係者、マスコミがけっこう大勢待ち構えているのだ。そうとなれば、カッコつけたくなるのが人情というものだ。いよいよ乗組員たちがスペースシャトル打ち上げに向けてフロリダにやって来ました!というところを見せるには編隊飛行でさっそうと到着というのがカッコいいではないか。こういう見栄えのいいカッコをつけるためには、宇宙飛行士というのは多少の危険はいとわないのである。」
『マキオちゃんに私の底力を見せてあげるから、よく見ていてね。』
「女房は宇宙飛行士募集を知ったとき、ワァ、宇宙から地球を見てみたい!とおもっただけだった。…女房が訓練を受けてきたのは、そんなことのためではない。土曜日・日曜日を犠牲にして、頻繁にアメリカ国内・国外を移動して、長い長い訓練、驚くほど多岐にわたる訓練に耐え、体調を維持するトレーニングを欠かさずにやり、必死に勉強し、自分なりの工夫をして副手順書まで作ってきたのは、そんなことのためではない。…女房は大きく変貌し、成長していた。自分が宇宙で実験を完璧にこなし、無事に地球に帰って、きちんと報告する責務を果たさなければならないことを、だれよりも女房が自覚していた。だからこそ、女房はがんばってきたのだ。…ヨーシ、や~るぞオゥ、はきながらだって実験をやってみせるぞオゥ、と。そして、女房は自分の職業人としての力を発揮できるときがやっと来たことを喜んでいたのだ。自分の底力を見せられるときがとうとう来たと張り切っていたのだ。」
「…私は、うつむいて眠ったふりをしながら、NASA-2のはるか上を飛んでいる女房の姿を思い浮かべた。……女房は、副手順書をポケットに入れ、ヨーシ、や~るそオゥ、と気合を入れると、無重力の仲を宇宙実験室に向かって飛んで行った。」
後半は、前半よりも訓練やスペースシャトルの仕組みについて詳しい。しかし、専門的な知識も噛み砕いて書かれているので、わかりやすく、スペースシャトルの発射ってこんなんなんだーと興味深い。
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