自伝大木金太郎 伝説のパッチギ王 (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2011年2月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784062814157

作品紹介・あらすじ

アントニオ猪木推薦!
「私のデビュー戦の相手は大木さんでした。大木さんの頭突きは本当に痛かった」

1960年代、高度成長下の日本で、強烈無比な「原爆頭突き」を武器に一世を風靡したプロレスラー・大木金太郎。韓国に生まれ、密航船で日本に初上陸。当時大スターだった力道山に弟子入りし、厳しい訓練や民族差別にも負けず、日本中のプロレスファンに愛された。後年は韓国へ戻り活躍するが、2006年静かに息を引きとる。伝説のレスラー大木金太郎こと金一(キム・イル)が、自らの誕生から晩年に至るまでの激動の日々を振り返る感動の自伝。

●力道山に憧れて、日本へ密入国
●頭突きを身につけるまでの、師匠・力道山からの地獄の特訓
●ジャイアント馬場、アントニオ猪木との切磋琢磨の日々
●元祖・韓流スター? 熱烈な女性ファンとのエピソードと真実の恋
●日韓ファンからの応援……民族差別を超えた存在に

みんなの感想まとめ

激動の人生を送ったプロレスラーの物語が描かれており、彼の強烈な個性と情熱が伝わってきます。韓国から日本へ密航し、力道山の厳しい指導を受けながら成長していく様子や、アントニオ猪木やジャイアント馬場との切...

感想・レビュー・書評

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  • 大木金太郎に関する書籍、
    2冊目は大木自身の筆による自伝。韓国日刊スポーツとい
    う新聞で連載されていた記事をまとめたモノで、その日本
    語訳がコチラ。韓国版を見ていないのでなんとも言えない
    が、おそらく装丁などは日本オリジナルだと思われる。

    誤解を恐れずに書くのなら、この作品には【間違い】が多
    々ある。例えば、力道山没時に奪取した、とされるWWA世
    界タッグタイトルに関しては、まだ世界王座になる前のUS
    タッグ選手権であるし、米国で当時NWA王者のルー・テー
    ズに善戦の上惜敗した、というのも嘘。実際にはテーズに
    ボコボコにされてレフェリーストップとなった、というの
    が本当のところらしい。

    その他の試合記録や時系列もかなりあやふやだし、師匠の
    力道山が必要以上に美化されていたりするのだが、韓国で
    の大木の立場を考えると、話に多少の尾ひれが付くのもし
    ょうがないかと。全盛期の大木は正に「韓国の力道山」で
    あり、国民的英雄。その頃の大木を知る韓国のオールドフ
    ァンに、やや血生臭い真実を無理に知らせる必要は無い気
    がする。

    ただ、『キム・イル 大木金太郎』というイチプロレスラー
    の自伝で、第二次大戦後の韓国の歩みが、ある程度把握で
    きてしまうのは凄いこと。少なくとも僕の中の大木金太郎
    は、アントニオ猪木とプロレス史に残る死闘を展開してく
    れた名選手であり、その事実に対するリスペクトは、今後
    一生消えない。

    しかし、大木の他にはストロングマシン2号の力抜山くら
    いしか知っている選手が居ないのに、黎明期の韓国プロレ
    ス史は本当に興味深い。取り敢えず予習は完璧。今後続い
    ていく昭和プロレスマガジンの連載記事、心の底から楽し
    めそう。

  • 大木金太郎伝、懐かしく、いろいろ思い出しながら読みました。
    壮絶な人生、後遺症で悩んだ後半生。
    まさに日本のプロレス界を背負った一生でした。
    原爆頭突き、破壊力抜群でしたね。

  • 昭和のレジェンドレスラー大木金太郎の壮絶過ぎる人生が刻銘に描かれている。師匠の力道山や若手の頃の馬場や猪木、デビュー相手のジョー樋口のことなどのエピソードがとても面白い。
    頭突き(パッチギ)の後遺症があるといいながら、当時のことを細かく描いていて、リアルに伝わってきた。

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