コシノ洋装店ものがたり (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2011年9月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784062814430

作品紹介・あらすじ

コシノ三姉妹「お母ちゃん」の自叙伝――国際的なファッションデザイナーとして活躍を続けるコシノ三姉妹、ヒロコ、ジュンコ、ミチコを、女手ひとつで育て上げた母親は、自身も強烈な個性を持つデザイナーだった。戦前の洋服黎明期に洋裁と商いの修業をし、結婚後はときに子を顧みず仕事に没頭し、夫との死別後は道ならぬ愛を貫き、コシノ洋装店を繁盛させた。父親から受け継いだ自由な生きざまを、娘たちに背中で見せることで昇華させた、小篠家ゴッド・マザーの物語。

●女学校を中退して、パッチ屋で奉公
●父の差し金で修業先を転々
●独立して、百貨店や病院の制服を受注
●婿養子をもらうも、死別後は妻子もちと恋に
●三姉妹の養育は自由奔放に、ときには援助を

※本作品は2001年10月、小社より刊行された『やんちゃくれ――コシノのお母ちゃんと三姉妹の奮闘記』を、文庫収録にあたり改題、再編集したものです。

みんなの感想まとめ

強い個性を持つ女性の生き様を描いた本作は、コシノ三姉妹の母、小篠綾子の自叙伝です。戦前の洋服黎明期に、女手ひとつで三姉妹を育て上げた彼女の奮闘は、驚くほどドラマティックで、家族の絆や母としての姿勢が鮮...

感想・レビュー・書評

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  • 面白く見ていた朝ドラ「カーネーション」が再放送されていたので。
    コシノ三姉妹の母・小篠綾子さん自身が書いた本を読んでみました。

    戦前の、まだみんなが洋服を着るのが当たり前ではなかった時代。
    呉服屋の娘に生まれ、洋服作りを学んだというか、見よう見まねもありで修行し、工夫を重ねた綾子さん。
    経緯はドラマのほうが詳しいので、それがどれぐらい事実に基づいているのかはわかりませんが。

    厳しかった父親のユニークなしごき方。
    「やりたいことをやるなら、それだけのことをしてから、やれ」と。
    娘の才能と根性を見込んでいたのでしょうね。
    綾子さんの子育ては意外と細かく指導したのではなくて、むしろ子育ては親や人任せ。
    子どもが進路に迷っているときも、決断は本人に任せる。
    自分が家族を背負って仕事をし、女性を美しくする服を夢中になって作り、楽しそうに販売する。
    そのたくましい背中を見て、娘さんたちは成長したのでしょう。

    夫亡き後の恋も、ドラマではこれ以上ないぐらい素敵に描かれていました。
    現実はもっと思い切っていて。そりゃあ朝ドラでは描ききれないですね。

    晩年になっても目を輝かせているお姿は、テレビで見た記憶があります。
    70歳過ぎて、プレタポルテに進出したんですものね。
    力強くきっぱりした文章に、さすがのパワフルさが感じられました。

  • 名作朝ドラ「カーネーション」にハマってから、是非ともモデルとなった小篠綾子さんの自叙伝である本書を読みたいとずっと思い続けてきた。この度ようやく手に入れることができ、その面白さに一気読み!世界的デザイナーのコシノ三姉妹を女手ひとつで育て上げた母、さすがのゴッド・マザーっぷりに改めて感服。
    あくまでも朝ドラのモデルだから…と思いながら読んだので、思った以上に脚本が実際のエピソードに沿っていたことに驚く。二十歳そこそこで百貨店の制服を受注してきたことも、仕事を優先して自身の結婚式に遅刻したことも、子供らの執拗な(でもかわいい)「ピアノ買うて-」攻撃も、ミチコのテニス日本一にあまり関心がなかったことも…!一部ドラマ化にあたりアレンジはされているものもあるが、それでも、こんなにも史実がドラマティックなのか!と!
    やっぱり綾子さんの父は豪放磊落な方ではあるが、厳しくも優しく、娘を見守り慈しんできたということが活字を通してよくわかる。戦前の昭和、女性が自立して洋服黎明期の中商売をすることがどんなに覚悟のいることか。時に手荒く諌め、己の体で理解してもらうために敢えて苦労させる。「好き」を貫くことは想像以上の茨の道。どんな思いで娘の歩みを見つめてきたのだろう…。
    そんな綾子が母となり、彼女なりのやり方で娘達の自立を促す。特に、ドラマ化されていなかったエピソード(ミチコが滞在するロンドンに綾子が向かうくだり)が好きだ。何をしてやり、逆に何を「してやらない」か。娘の望むこと全てに手をさしのべては成長は望めない。心引き裂かれる決断だけど、それでも敢えて苦労させるところに、父上の姿が重なる。
    こんなにも心をつかむ素敵なエピソードでいっぱいで、読みごたえありまくりなのに、今入手困難な状況であることが勿体なさすぎる!是非復刊してもらいたいです。「カーネーション」を見たことがない方にも、読んでもらいたい。洋服が根付く前、岸和田で奮闘してきたデザイナー・小篠綾子の生き様はこれからも沢山の人を勇気付けるに違いないと思うので。

    • kuma0504さん
      こんばんは、メイプルマフィンさん。
      私も、これを読んで、あの話もこの話もホントにあったことなんだ、とビックリしました。
      渡辺あやの絶妙な脚色...
      こんばんは、メイプルマフィンさん。
      私も、これを読んで、あの話もこの話もホントにあったことなんだ、とビックリしました。
      渡辺あやの絶妙な脚色でしたね。

      数年前、ロケ地巡りということで岸和田にも行きました。あの実家は資料館になっていました。この2階からだんじりを見たのか!と実感しまくりでした。いくかいはあるところです。
      2022/06/19
    • メイプルマフィンさん
      kuma0504さん:こんばんは!コメントありがとうございます~。
      先日古本で手に入れまして、即一気読みでした!仰る通り渡辺あやさん、すごす...
      kuma0504さん:こんばんは!コメントありがとうございます~。
      先日古本で手に入れまして、即一気読みでした!仰る通り渡辺あやさん、すごすぎます。
      岸和田のロケ地巡り、羨ましいです(実家、テレビで何度か見ました)。大阪製作局朝ドラが大好きなんですよ~、いつか関西行きたいです。
      2022/06/19
  • 「小篠さん、電報!」
    という声が柱時計の音とともに飛び込んで来ました。
    それは父の危篤の知らせでした。父は列車の中で急に元気になり、一緒に行った人たちを驚かせていたのですが、調子に乗ってお酒を飲んでいるうちに急に倒れたらしいのです。
    私はともかく、父と仲のよかったタバコ屋の大塚さんにそのことを知らせようと走って行きました。大塚さんの家は早朝にもかかわらず、玄関の戸が開いていました。
    「おっちゃん、えらいことですねん。ちょっとこれ見て下さい」
    と電報を見せようとすると、娘のみっちゃんが顔を出して、
    「あっ、綾ちゃん。おっちゃん迎えにきたん。おっちゃんなら今帰らはったよ」
    「何言うてるの。お父ちゃんは今危篤なんよ」
    「そんなことあらへん」
    と彼女は笑い出しました。
    「その戸、開いていたやろ。うち、今、おっちゃんを送って行ったところやもん。おっちゃんな、朝一番の列車で温泉から戻ってきたところやなんて。綾子にこんな純毛ずくめの服着せられて、楽しかったと喜んではったわ。それに別れしなに、綾子を頼みまっさ、綾子を頼みまっさと何べんも言うてはった」
    私は狐に包まれた思いで、国民服に酒の入った水筒を肩にかけた父が、 まだその辺りをうろうろしているような気がして探し回りましたが、出会うことはありませんでした。(160p)

    朝ドラ「カーネーション」が終わってずいぶんとたった。原作本のこれは、実は二月には読み終わっていたのであるが、車の隅に隠れてしまってこれまで感想を書けないでいた。

    読んで驚いた。

    流石本人綾子さんが自ら「私を朝ドラのヒロインに」と、主張していただけはある。よくできているなあと思っていたエピソードのあれもこれも、実際にあった(或は本人が思っている)ことだったのである。一番ビックリしたのが冒頭に書き写したエピソードである。国民服もお酒の水筒も、父の幽霊も、ホントにあったのだ。と同時に、渡辺あやの見事な脚色にも唸った。

    渡辺あやは微妙に原作の中味を変えている。綾子さんにとり、父親の存在がいかに大きかったか、というのは、大きく膨らませ、「Tさん」(周防さんのこと)との恋の部分は細かな設定を変えている。そもそも原作は関西弁を喋っている。私が「TVドラマ向きだ」と想像していた三女ミチコがロンドンに行ったときのエピソードはバッサリ省かれてしまった。後に綾子さんがロンドンへ十七個もの荷物を持って励ましに行ったときに、本当はミチコは気持が潰れかけていたが、素知らぬ顔で帰国したという。「このときの経験があったから頑張れた」とのちにミチコは語っている。

    父親に顔を殴られて「これが男の力だ」と言われたのは、実際にあったが、散髪屋のおばちゃんから「今の勘助にあんたの図太さは毒や」と云われたエピソードは、その息子のことを含めて脚本家の創作だった。Tさんをめぐる家族会議でヒロコがハッキリ「お母ちゃんは悪くない」と味方したのは事実だけど、北村は創作上の人物。

    女だけれども、女しか出来ない「だんじり」を担ぎ、一家の大黒柱として生き、親の背中を見て子は育つを実践し、岸和田でいい女振りで生き抜いた一生は、この本からも十分伝わって来ました。

  • 次女を妊娠中にNHKのこだわり人物伝で知り、一目(?)でファンになった女性。
    気になってはいたが、頭の中に留めるのみで、伝記等に触れることはなかった。
    今月のある日、今放送中の連続テレビ小説「カーネーション」のモデルが彼女であることを知り、びっくり。彼女への好奇心に火がついた。
    結果、amazonで早速注文した次第。

    周囲がなんといおうと、自分の思うとおりに生き、恋をし、働き、遊んだ女性。
    男尊女卑の風潮がまだまだ強い昭和の空気の中、今でいうワーキングウーマン、ワーキングマザーの道をひたすら突っ走る。
    父との関係、夫とのこと、恋の話・・どれも興味深いが、私の興味をもっとも引いたのは子育てに関することだった。

    彼女の3人の娘は、いずれも世界的なデザイナーになったが、そのための特別な教育は一切しなかった。
    ただひたすら生活と遊びのためにミシンを踏み、接客をし、商品を売り、再び仕入れる毎日。
    別の雑誌で目にしたことだが、めざし一本ポンと焼いて、あとは自分で勝手に食べなさい、という場面も珍しくなかったらしい。
    生まれたばかりの子供を早々に父母や叔父に預けたり、
    不倫相手との同棲生活のために子供と居を別にしたり・・と、
    教育評論家が目くじらたてそうな事実の連続だが、
    「子供には何もしれやれなかった」という彼女が唯一、誰よりも優れていたのが「子供を尊重し、信じること」であった。

    長女ヒロコが進路に迷い、次女ジュンコが周囲の反発にうちひしがれ、三女ミチコが留学先のロンドンで貧窮しても、一切口も手も出さない。
    ただただひたすら、見守るだけだった。
    なぜなら「この子の人生だから、この子が決めてどうにかするもの」。
    そして「この子ならできると信じていた」。

    将来のためにはあれがいい、これがいい・・と盛んに育児論・教育論が騒がれる昨今だが、肝心要の「子を尊重し、信じること」をどれだけの親ができていることだろうか。

    母親神話や三歳児神話など全部ぶっとばしてわが道を進むその豪快な人生に、私は親として一番見落としがちでもっとも大事なことを教わったように感じた。

  • カーネーションにはまって、読んでみた。
    カーネーションの印象がものすごくあるところから読んだので、あ、ここはドラマと違うんだなとか、そういう見方になってしまって本単品の評価はできないけど、ドラマを先に見ていたからこそお父ちゃんとのやりとりの部分とかはその映像が思い浮かんで、ついのめりこんで読んでしまった。

    ドラマを見ていても思うことだけど、本を読んで改めて感じたのは、自分の人生に対する自分の責任っていうものがあって、それは子供とか大人とかは関係なくて多分人としてみんながそれを負っているんだなということ。
    だから「やりたいことを決めるのは親じゃなくて自分自身」とか、「決めたんやったらやりきり」とか、そういうところがすごく響いた。で、始終そういう考えで一貫されているところが気持ちよく感じた。

    ドラマの中で一番響いてるのは、優子が進路に悩んでるときに糸子が「自分で考え」って突き放すところ。ドラマはドラマ、この本はこの本で状況とかは若干違ってたけど、本の中にもやっぱりこの考えが根本にある感じがして、よかった。

    またドラマを改めて一から見たくなりました。

    ちなみにドラマはフィクションになってたからまだ見やすくなっていたけど、実際は結構ドロドロな感じなこともあったんですね…。

  • 朝ドラを観て。実際の家族は大変だったのね。

  • カーネーションにハマって読みました。強い人だと思うけど、生き方に共感はできなかったかな(^_^;)ドラマの世界は脚色されてて好感が持てたのに・・・

  • ご存知、コシノ三姉妹のお母さん、綾子さんの自叙伝。朝ドラ『カーネーション』の他、今年公開された大地真央さん主演の映画も見たから、あれこれ思い出しながら読んだ。やっぱり、キャスティングは朝ドラが優勢になってしまったけど。
    朝ドラは再放送も何度も見た。映画見て「これも実話だったの?」と驚くことも多かったけど、本当にまさかというエピソードが、ほとんど実話によるものだった。ドラマではそれを組み合わせて上手くストーリーの流れを作ってあったので、未だに名作を言われるだけのことはある。とは言え、ドラマにはオリジナルの登場人物も多かったから、あれはあれでちゃんと区別はしてるつもり。
    映画ではある程度詳しく描かれてたけど、不倫相手との話にやっぱり驚く。結局、結婚することなく、20年も続いたと言うのだから。
    (ふと思い出したのが、こないだ読んだ『汝、星の如く』。あの作品の中の、瞳子さんではないか⁈)
    もしかして、朝ドラにするに当たって、一番ハードルになったのが、この話だったんじゃないだろうか?そこをロマンチックな山場にして一度区切りをつけ、その後については娘たちの話をメインにしたんだろうな?ついでに言うと、実際のこの男性の役割を、ドラマの中では北村のおっちゃんにも分散させてたんじゃないかな、最初の寄り合いの場面と結びつけて…。ちなみにホントにその時までお酒を飲んだことがなく、記憶をなくして家に戻られてたと言うのも、実話だったという…。
    自叙伝(の文庫化)なので、娘たちが成功したあたりまで。にしても、本当に波瀾万丈の逞しい女性の一代記。ドラマ(もしくは)映画を見た人も見てない人も、楽しく読める一冊だと思う。


  • 朝ドラのカーネーションが大好きだったので
    読んだ本。
    事実は小説より奇なりとはよく言ったものだなあと思った。ドラマで面白かったところがノンフィクションだったことにびっくり。
    綾子さんのだんじりのような勢いある人生
    読んでいて勉強になった

  • NHK連続テレビ小説「カーネーション」の主人公・小原糸子のモデルとなった、小篠綾子さんの自叙伝。私は読むのが遅い方ですが、「カーネーション」を見ていた人であれば、1〜2日もあれば読めます。

    私は「カーネーション」を見ていたので、どうしてもドラマとの対比で見てしまうわけですが、ドラマの脚本をつとめた渡辺あやさんは見事に朝は流しにくいところをさらりとカットして構成したなぁと、この本を読んで実感。

    大阪旅行の予習を兼ねて読みましたが、岸和田に行きたくなりました。

  • 昭和価値観という事を忘れずに読むとなかなか面白い。小篠家のお家事情を知る事ができ、前半は当時のど根性に元気を与えられて、後半は母親目線の戸惑いや喜びなどの感情を自分の母親と照らし合わせながら想像できた。

  • 朝ドラのカーネーションの再放送がきっかけでこの本の存在を知り、読んでみた。
    あのドラマが素晴らしかったのは、この本あってこそ、いや、ご本人さんの凄しい生き方があってこそ、なんでしょう。

    なんてパワフル!エネルギッシュ!

    幼い子供に会いたさに深夜に仕事を終えてから、山道を往復し、翌朝にはまた仕事をする。成功する人はそういうものなのかも知れないけど、それから、人間は好きなことをしている時、とんでもない力を発揮するとも言うけれど、どこまで力強いんや。

    ドラマを見てた時には、妻子ある人との恋にきゅんきゅんしたけど、実際には、周りの反対を押し切って、お二人は子供たちと一緒に暮らしていたと知り、さらにびっくり。
    だけど、長い年月のうちには、その情熱もピークを過ぎていく。この本は小説ではないからあくまでも淡々と描かれていたけれども、お二人が、とりわけ、その男性が、その頃、心の中でどんなものを抱えていたのだろうかと思う。

  • 有名デザイナー三姉妹の母親の自伝。バイタリティ溢れる生き方は、大阪商人と大阪のおばちゃんのエネルギーを体現しているが、その母親を直接形造ったのが彼女の父親で、このDNAがのちにファッション界を席巻したのだと思うと、意外な繋がりが面白い。このエッセイで一番印象的なのも、父親の娘への接し方で、厳しさと思いやりがベタベタしていないところが良い。配慮はしつつ当人が気づくまで黙っている、要求は呑むが中途半端は許さない、信頼できると見極めたら一切任せる等々、人を成長させるエッセンスが詰まっている観があり、一家族から才能が次々花開いたのは(本人の性格と努力は前提ながら)偶然ではなかったのだろう。私小説としても楽しく一気に読める内容で、編集者の手も入っていたのかもしれないが、著者の頭の良さも感じた。

  • 朝ドラ「カーネーション」の登場人物を当てはめながら読み進めていったので、頭にビジュアルが浮かんでわかりやすかった。
    綾子さんは無我夢中で生きていっただけ。そこには計算はない。ただ真っ直ぐに。その背中を見て育った三姉妹。母は本当に強いのだ。

  • デザイナーコシノ3姉妹を育てた母、綾子さんの物語。

    朝ドラにもなったということで興味を持って借りてみました。
    昭和を強く生きた女性の物語、朝ドラに持って来いな内容でした(笑) こういう物語大好きです♪ 
    カーネーションはまだ見たことがないので映像化されたこの物語も見てみたいなぁって思います^^

  • ページ数はそれなりにあるけども、さらさら〜と読めちゃった。
    パワフルで、いろいろと見習いたいものよ。

  • 朝ドラ・カーネーションのモデルになった小篠綾子さんの自伝。カーネーションは、かなり忠実に再現されてるシーンがあった。自分が背負えるものだけを心のリュックにつめて歩く、心に負担をかけない生き方、自分も心がけたい。

  • 2018.7.14読了。図書館で借りた。

    借りてすぐ読み始めて、一気に読んだ。
    『カーネーション』の再放送がこの三週間休止で、だったら小篠綾子さんの本があるかも? と調べたら何冊か出されてた。まずは1冊目。
    ドラマのエピソードは、実話に基づくものが意外に多いことがわかった。実のところはどうなんだろうか、と思っていただけに。
    パワフル、情熱的、職人で商売人。自分には無いものを持っていらした方。

  • NHK朝ドラ『カーネーション』のモデルになった小篠綾子さんの半世紀。ドラマではああいうふうに描かれていたけれど実際はこうだったのか、と興味深かった。戦争が終わるくらいまでは事実をわりと忠実に再現していたけれど、戦後は、綾子さんのえぐいところを上手に“いいひと、いい母親”につくりかえていたようだ。まぁ朝ドラだからね。綾子さんにしろ糸子さんにしろ、こういうひとは母親にも娘にも欲しくない。友だちにもいらない、振り回されて面倒だから。でもこのひとの人生は目が離せないので、近所のおばちゃんぐらいの立ち位置が丁度いい。履物屋のおばちゃんとして、彼女の人生に関わったら面白かっただろうな。(2018-04-21L)(2018-05-12L)

  • BBMでのオススメ本。男尊女卑当たり前だった戦前での女性の活躍。書かれてることでも十分ハードやけど、きっと文字には表しきれないくらい色んな苦労があったんやろなぁ。
    でもま結局いつの時代も突き抜けてる人は強い。普通に面白い読み物でした。

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著者プロフィール

1913年、大阪府岸和田市生まれ。呉服商の長女として生まれながらも、洋裁の道を志し、ファッション・デザイナーの草分けとして活躍。また、コシノヒロコ、ジュンコ、ミチコの三人の娘を世界的なデザイナーに育てる。自身も現役デザイナーとして活躍する一方、洋裁洋品業界の発展に尽力。大阪府知事賞受賞2回、産業功労賞受賞、勲六等宝冠章受章。コシノ商事(株)代表取締役社長、(株)コシノ取締役会長。2006年逝去。

「2011年 『なにわ塾第37巻 花大輪 <復刻保存版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小篠綾子の作品

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