黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社+α文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062814485

作品紹介・あらすじ

「金融2.0」時代は、特別ではないすべての人にチャンスがもたらされる「自由」な世界が広がっている。世界経済が大きくその姿を変えつつある中、「個人のリスク」を「国家」から切り離すことだけが、家族の生活を守り、生き延びる唯一の道となる。いまこそ国境を越え、プライベートバンカー、分散投資、エマージング投資、ミセス・ワタナベ、ヘッジファンド、タックスヘイヴン…数々の神話を巡る旅に出よう。その先に、あなたの新しい人生の扉が開く。

感想・レビュー・書評

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  • 橘玲氏の投資本を初めて読んだ。2007年頃書かれた単行本に、2011年に加筆して文庫化されている。2017年の現在読むと、既に変化してしまっている部分もあるが、幅広い海外投資商品に言及してあるので、参考になる。日本で働いている以上、生涯賃金を人的資本として日本に投下しているので、日本株を買うなどして資産ポートフォリオに日本を組み込むのは愚策だという作者の視点は面白い。
    ターゲット読者としては、中級個人投資家と思われる。上級者には物足りないだろうし、投資初心者には不案内な言葉もたくさんあるに違いない。
    中級個人投資家の私が個人的に面白いと思ったのは、各種ETF商品の紹介や、ミセスワタナベの戦略、非居住者の税金の箇所など。マメに可能な範囲でリスクを取れば、誰にでもそこそこ儲けは期待できるようだ。まぁでも投資商品の中身や仕組みが自分でよくわからなければ、下手に触らないほうがいいだろう。
    自分自身の投資経験から言えるのは、投資はゼロサムゲームで、自分が儲かったら、その分誰かが損をしているということ。また、投資商品を扱う会社は、投資家の知識のなさに付け込むので、詳しくない人は要注意ということ。
    現代の海外投資ダイジェスト本としてなかなか良かった。

  • 世界は何でもありのワンダーランド
    個人のリスクを国家から切り離し、「金融2.0」時代を生き延びろ!

    「金融2.0」時代は、特別ではないすべての人にチャンスがもたらされる「自由」な世界が広がっている。世界経済が大きくその姿を変えつつある中、「個人のリスク」を「国家」から切り離すことだけが、家族の生活を守り、生き延びる唯一の道となる。いまこそ国境を越え、プライベートバンカー、分散投資、エマージング投資、ミセス・ワタナベ、ヘッジファンド、タックスヘイヴン……数々の神話を巡る旅に出よう。その先に、あなたの新しい人生の扉が開く!

    ●さよなら、プライベートバンカー
    ●究極の投資vs.至高の投資
    ●誰もがジム・ロジャーズになれる日
    ●タックスヘイヴンの神話と現実
    ●億万長者になるなんて簡単だ

    ※本作品は2008年3月、ダイヤモンド社より刊行された『黄金の扉を開ける 賢者の海外投資術』を文庫収録にあたり加筆、修正したものである。

  • いま必要なのは、個人のリスクを国家のリスクから切り離すこと。それが自分と家族の生活を守り、生き延びるための唯一の道である。(文庫版あとがきより)

  • 美味しんぼになぞらえた、究極の投資VS至高の投資は、わかりやすかった。やってみよう!という気になる。誰でも億万長者になる方法もわかりやすい。
    本が後半に行くに従って難しくなり、素人にはとっつきにくく、前半に書いてあったことも行動に移すのがおっくうになる。

  • 金融の基礎の基礎。
    運用に関しても基礎。

    国内でしか投資した事ない人、ヘッジファンドやタックスヘイブンを知らない人、武富士裁判の意味を知らない人・・・ホンマ基礎の基礎。相変わらず、橘玲の本は読みやすく分かり易いです。

  • 『臆病者のための株入門』のステップアップとしての本。
    内容は、私のような初心者が読めるものではなかった。
    細かい金融商品が沢山書かれているので、そこはほとんど流し読みをして、理解できるところを読んだという感じ。

  • ウェブを通じて誰もが情報を発信できるようになった状態を「web2.0」と呼ぶならば、現在の金融世界は「金融2.0」と呼ぶことができる。すなわち、誰もが金融情報にアクセスでき取引が行える世界。著者はそう説きます。
    全編を通じ、個人投資家の視点で議論が進みますが、具体的な投資法を解説していく中で、金融世界の仕組みや時代の潮流を示しているため、多くの示唆を富んだ内容になっていると思います。
    個人投資家の立場とマクロな視点が上手く切り分けて述べられており、かつ、ウィットに富んだ話題を随所に織り込むことで飽きさせず読み進むことができました。
    全体的にレベルが高く、投資上級者向けだと思いました(特にヘッジファンドの解説の下り)。
    実践するか否かは別として、金融システムに興味がある場合は一読して損することは無いと思います。

  • 臆病者のための株入門を読んでから5年近くたち、海外を舞台にした投資手法、節税策が書かれていて、勉強になるんだけど、壁は高い、、、

    英語、海外の各地に行ける財力と余裕(仕事面で) この壁を越えて世界に飛び立てる人はそんなに居ないのでは、と思ってしまう。

    ただ、国にたかる国民性が露わになってきた昨今、いち早く経済的自立をしなくては、という危機感を抱いている若い学生には是非読んでもらいたい。

  • MSCIなどの投資商品
    人的資本のあるサラリーマンは全てをリスク資産に傾けるべきといった主張。
    ジムロジャースといった投資、旅を叶えた人物。
    100%儲かっていたベトナム。
    ADRという商品。
    ミセスワタナベというレバレッジが生んだ人物
    タックスヘブン
    SWIFT、コルレスバンク制度。
    クリアリング機関。

  • 儲けた自慢話の発展途上国や海外投資を推奨するだけの指南本ではない。
    ネット証券
    海外旅行の手軽さ
    インターネットによる情報革命
    による従来の国家の枠組みが変化をしつつあることを硬派に著述されている。真のグローバル化を予見。

    論拠、最新情報も補足されて、結構刺激的な内容。

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