憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062815215

作品紹介・あらすじ

小さなことにくよくよしないで、大きな仕事ができるわけがない。「極端」こそわが命。憂鬱なことが三つ以上ないと不安になる見城徹と、たぎる情熱をクールなオブラートに包んで激しくスウイングする藤田晋―。ふたつの魂が交錯した瞬間、とてつもないビジネスマンの聖書が誕生した!
何が大切で、何が無駄か?あなたの臓腑をえぐる35の言葉。

感想・レビュー・書評

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  • 憂鬱じゃなければ仕事じゃない。
    つまり、憂鬱でしょうがないことに対してどこまで自分を追い込み乗り越えられるか、その困難とそれに向き合う姿勢と努力があるからこそ仕事なのである。些細な気遣い、基礎と格闘すること、勝ちにいく仕事の姿勢など。いかにして、憂鬱から逃げるのではなく、自分と向き合い憂鬱を乗り越えるのかトップを走る人の仕事に対する向き合い方を知れる一冊。

  • 見城氏の仕事観・人生観に対して、藤田氏が考察・自身の体験を綴る形式。一問一答のため読みやすい。
    両氏ともに一代で大会社を築いた事あって、迫力に満ちた格言が多く、一般人には真似しがたい内容も多いが、その行動力・発想力にハッとさせられる。
    天気の話をするホテルマンを見城氏が叱責したというエピソードが面白い。

  • 自分としてはうーんな本

  • 【読み終わって感じたこと】
    憂鬱じゃないと、不安になるという考え方は自分の発想になかったので、とても新鮮だった。やはり最後には目標を成し遂げたいと思う気持ちが重要なことを再確認できた。

    【感動や面白いと思ったシーン】
    人間は誰しも多くの矛盾を抱えているが、それは最強の武器になりうる。
    本当に魅力的な人は、自分の強さも弱さもさらけだすことができるもの。

    【好きなセリフ】
    憂鬱でなければ、仕事じゃない

    【こういう人におすすめ】
    ・ポジティブ思考に疑問をもってる方
    ∟また新しい考えがあると勉強されられる

  • ガツンとくる一冊。極める、突き詰める、そのための気持ちが途絶えてきたときにカツを入れてくれる。

  • 『たった一人の熱狂』が面白かったので、もう一冊見城さんの本を読もうと思ったもの。
    個人的には、『たった一人の熱狂』の方が良かったですが、でも、読んで良かったです。

    以下、印象的だったところ。
    ・抜擢しようと思うのは、小さなことを頼んでも、きちっとレスポンスしてくれる人(p.18)
    ・魅力ある人間においては、必ず、自己顕示と自己嫌悪が、双子のようにつながっている。(p.28)
    ・結局、仕事とは勝負なのです。勝とうとしなければ、勝てるわけがない。(p.36)
    ・「運がよかった」は、謙遜でのみ使うべきだ。(p.71)
    ・雨が降っている時に、「雨が降っていますね」と話しかけられても、面倒なだけだ。(p.105)
    ・若いビジネスマンに明らかに欠けているのは、この「貸し借り」という意識だと思います。(p.132)
    ・恩義は負債に似ている。返すまで、消えることはないのだ。(p.142)
    ・鮮やかな成功を得たいなら、世間や業界が何を無謀と思うかを考えればいい。そこから逆算して、計画を練ればいいのだ。(p.186)
    ・自分に見合うレストラン、ホテル、飛行機の座席などは、自分のポジションを認識するための、わかりやすい目安になると思う。(p.227)

    改めて思ったのは、以下3点。
    ①仕事で結果を出し、華麗な活躍をするためには、圧倒的努力が必要。
    ②自己嫌悪を排除する必要はない。そういう負のエネルギーが、活動への動力になっていく。
    ③勝負勘。勝率を上げるという感覚。

    そんな感じです。

  • 仕事を通して人は成長していくんだな、と改めて感じた。憂鬱な気持ちはなるべく避けたいけど、それがないと何の刺激も学びもなく、つまらない日々になる。

  • 憂鬱でなければ、仕事じゃない

    仕事嫌だな、憂鬱だなって思いながら行く自分が嫌だったけど、憂鬱な仕事って自分が苦手に思ってることで、それをやるからこそ成長できるって考え方にさせてもらえた。
    自分にとって心地よい仕事だけしててもそこに成長はないよね。

  • 見城さんの言葉は仕事をする上で非常に参考になる。

  • 圧倒的努力!
    極端な選択!!

    全てを仕事に捧げる覚悟!
    かけた電話を先に切るな!

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著者プロフィール

幻冬舎代表取締役社長。1950年12月29日静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。 静岡県立清水南高等学校を卒業し、慶應義塾大学法学部に進学。大学卒業後、廣済堂出版に入社。初めて自身で企画した『公文式算数の秘密』が38万部のベストセラーに。75年、角川書店に入社。「野性時代」副編集長を経て、「月刊カドカワ」編集長に就任、部数を30 倍に伸ばす。5本の直木賞作品を始め数々のヒット作を生み出し、41歳にして取締役編集部長に。 93年、角川書店を退社し、幻冬舎を設立。五木寛之『大河の一滴』、石原慎太郎『弟』、唐沢寿明『ふたり』、郷ひろみ『ダディ』、天童荒太『永遠の仔』、村上龍『13歳のハローワーク』、劇団ひとり『陰日向に咲く』、長谷部誠『心を整える。』、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』など26年間で25冊ものミリオンセラーを世に送り出す。著書に『編集者という病い』、『異端者の快楽』、『たった一人の熱狂』、藤田晋との共著に『憂鬱でなければ、仕事じゃない』『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』、松浦勝人との共著に『危険な二人』、林真理子との共著に『過剰な二人』などがある。

「2020年 『読書という荒野』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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