“お金”から見る現代アート (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 79
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062815840

感想・レビュー・書評

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  • 日本の「芸術市場」が美術館のようなある種特殊な施設を中心として回ってしまっているのが日本人の芸術観の独特さの1つの原因となっているのだなと気づかされました。
    もはや国家が芸術を支える時代ではないのですね

  • ギャラリー経営者として村上隆や奈良美智、草間彌生・杉本博司のブレイク前からずっと付き合ってきて、彼らのどこがすごいのか、アートのプライスがどうつくか、手に入れるアートについて語る。

    一品モノのアートの売り買いより、多量の複製情報の方がメジャーになっているからなあ。多量より一品の方が難しいのか。

  • 現代アートがお金の観点から解説されている。投資対象としての現代アートという側面。
    高値で落札すれば、自分が持っている同じ作家の作品も値が上がる。
    好きな絵のどこが好きなのかを分析してみる。そうすることで見る目が養われる。
    一方で、情報を得ることも大切。どのギャラリーでどのような個展が開かれているのか。

  • 「現代アート」を「お金」といっしょに語るなんてと思った方は、ぜひ読んでみて下さい。ギャラリーやオークションの役割、そしてコレクターの存在が一冊にコンパクトにまとめてあり、現代アートを「買う」という行為が、単なる投資目的を超えた、自分の価値観を問う哲学的な側面もあることを、この本は教えてくれます。 

    (kukku)

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784062815840

  • お金がわかると現代アートがおもしろくなる!数多くの日本人アーティストを世界に紹介してきたギャラリストが教える、現代アートビジネスの仕組み。

  • 価格とアートという切り口で解説。
    価値と価格・需要と供給・景気との連動性などと捉えると金融資産や現物資産と大差ないなと感じるが、
    やはり、アートならではの特性もある程度は理解できた。
    実際に作品を買う買わないに関係なく、以前よりアート鑑賞が楽しめそうだ。

  • ・(a)そのアーティストの典型的な作品が欲しい人
     (b)そのアーティストにしては珍しいタイプの、他にはあまり見ないような作品が欲しい人
    (a)と(b)ではどちらが多いかというと、圧倒的に(a)なのである。[p49]

    ・群青はとてつもなく高い値段で、学生にはなかなか手が出せない顔料だ。日頃は平山郁夫先生のような日本画の巨匠がまとめ買いしていく、と言われている贅沢な顔料である。[p21]

    ・デコラティブ・アート:クリスチャン・ラッセン、ヒロ・ヤマガタ、トーマス・マックナイト、笹倉鉄平。プライマリーで完結していて、セカンダリーはほとんど成立しない分野。[p64]

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