スティーブ・ジョブズ 1 (講談社+α文庫)

  • 講談社
3.88
  • (13)
  • (8)
  • (11)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 234
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816144

作品紹介・あらすじ

取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。
未来を創った、天才経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!

アップル創設の経緯から、iPhone iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容。
本書を読まずして、アップルもITも経営も、そして、未来も語ることはできない。

約3年にわたり、のべ数十時間にもおよぶ徹底した本人や家族へのインタビュー。ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック……関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に。まさに超豪華な評伝。未公開のプライベートフォトも公開。

あのミリオンセラー伝記がついに文庫化。スティーブ・ジョブズ最期の日々が描き込まれた「終章」も含まれた、ジョブズ伝記の完全版が文庫で登場!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2冊でかなりのボリュームですがすごく面白い
    あっという間に読み終えました
    機会があれば是非一度読んでみてください

  • (Ⅰ・Ⅱ巻合わせてのレビューです。)

    この本はスゴい本だと想像していたけれど、
    読んでみたらやっぱりスゴ本だった。
    誰もが知ってるアップル創業者、スティーブ・ジョブズの伝記本。

    たくさんの登場人物に頭がこんがらがり、
    テクノロジー用語に??となるも、
    それでも面白くてあっという間に2巻とも読んでしまった。

    テクノロジーやアップルにそんなに詳しくなくても、
    学びになる箇所はたくさんあるでしょうし、
    そんな難しいこと考えなくても、とにかく楽しい。

    特に印象的だったのは、宇宙に衝撃を与えるような製品を作って、
    世の中を変えてきたスティーブも数え切れないほどの
    失敗や見当違いなことを言っているところ。
    サッカーで言えば、何度ミスしても勝負どころで
    ゴールを決めるフォワードのよう。
    (一度のミスが命取りになるディフェンダーやゴールキーパーでは絶対にない。。)

    これは絶対に読んどかなアカン系の本であることは間違いないですね。

  • アップル設立者のスティーブ・ジョブズの伝記。
    ペーパーバック版が非常に売れていて、読んでみたいなと思っていたものが、文庫版になり、ブクログの献本企画でいただきました。

    「僕の伝記を書いてくれ」とジョブズに言われたウォルターによって、ジョブズ本人や友人、かつての敵や恋人も含めた知り合いに話を聞き、書かれた伝記です。誰にも真似できない、ジョブズのパワーを感じる、ジョブズの一生。全2巻。第1巻では、生まれてから学生時代、アップル、そしてピクサーの設立までの半生を描いています。

    他人の生き様を知るのは、下手な小説を読むよりもずっと面白いです。
    スティーブ・ジョブズといえば、アップルを設立したとか、プレゼンテーションが凄いとか、輝かしい面がとても有名です。でも、この本を読んで、敵も沢山いるし、苦労も沢山していて、挫折だってしているのだとわかりました。天才は努力もするが、やっぱり人として面白く、変わっているのだと思います。

    ジョブズの持つ能力、「現実歪曲フィールド」は凄い。目的のためなら、どのような事実も捻じ曲げ、相手を納得させ、現実を変えてしまう能力です。ジョブズ本人は嘘をついているつもりではないのだけど、客観的に見れば、現実が曲げられているのです。私の周りにも、現実を捻じ曲げる人はいますが、ジョブズの場合は本当に現実が変わる力があるようです。
    この能力のおかげで、この伝記の内容も、本当なのか捻じ曲がった話なのかわからなくなるミステリー(笑)

    第2巻も読むのが楽しみです。

  • 読む前は、天才の思考に触れてみたいと思った。この上巻を読んだ後は、天才の思考にはついていけないと思った。とにかくぶっ飛んでいる人だった。正直どうなのと思う部分もあるが、それも含めて理解の範疇を越えた。下巻も楽しみだ。

  • 生い立ちを語った前半は少しタルイ感じでしたが、ゼロックスPARKに行くあたりから一気に面白くなります。コンピューター好きでも知っていた事でニヤリとしたり、知らなかった事で驚いたり。

    しかし一番の見どころはジョブズの破綻した性格と、それに惹かれつつも巻き込まれていく人々の描写。そして堕ちていくジョブズの描写だと思います。

  • アップルとピクサーをつくった時代のステーヴ・ジョブズ。

  • 前半は正直クレイジーな人、という感想。
    後半から一気に面白くなる。
    引き込まれる面白さ。

  • 感情の起伏が激しく、他人を持ち上げたと思うと次の瞬間には侮辱したり精神年齢が低い。自身の娘リサを認知していなかったのに、結局引き取るところなど不思議も多い。

    しかし、ビジネスマンとしては圧倒的なリーダーシップやアイデア、現実歪曲フィールドを駆使してアップルを大成功させた立役者。間違いなく希代のカリスマです。

    パート2も読みます。

  • たしかに人の名前が多くて、途中からこんがらがって来る。でも続きが気になるので2へ。。。

  • 世界的ベストセラーにもなったスティーブ・ジョブズの半生を書いた自伝の前篇。

    本書では出生からトイストーリーの成功までが描かれており、改めて偉人でもあり、異人でもあったジョブズのことがよくわかりました。
    現実歪曲フィールドによって、マッキントッシュの成功があったことや天才的なプレゼンの才能などを感じることができました。
    その人間性から敵も多く、一歩間違えれば無名の変人となるところがやはり1984のCMやトイストーリーの成功などはジョブズの研ぎ澄まされた感覚と先見の明が成せることだったのだと思いました。

    また才能者とそれ以外への態度の変化や家具や菜食への異常なこだわりや家族との付き合い方など常人離れしていたことも本書で知ることができました。

    やはりどこか飛び抜けた才能者であって、今自分たちの生活を一変させたイノベーションの礎を作った偉人の軌跡は凄く常人離れしていて、波乱に富んだものだったのだと感じました。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ウォルター・アイザックソン【著者】Walter Isaacson
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学に進んで哲学、政治学、経済学の修士号を取得。英国『サンデー・タイムズ』紙、米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。ジャーナリストであるとともに伝記作家でもある。2003年よりアスペン研究所特別研究員。著書に世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』1・2、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』上下、『ベンジャミン・フランクリン伝』『アインシュタイン伝』『キッシンジャー伝』などがある。テュレーン大学歴史学教授。


「2019年 『イノベーターズ2 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウォルター・アイザックソンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ベン・ホロウィッ...
リンダ グラット...
又吉 直樹
稲盛和夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×