山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた (講談社+α文庫)

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本棚登録 : 139
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816410

作品紹介・あらすじ

大反響!10万部突破の自伝が文庫化!

山中先生が初めて語った、「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」。
「ジャマナカ」と蔑まれた研修医時代、臨床医から研究者への転向、留学後にかかった「アメリカ後うつ病」、発見を認めてもらえないもどかしさ、熾烈な「ヒトiPS細胞」開発競争――そして、山中先生が見つめる再生医療の未来とは?
やさしい語り口で中学生から読める、山中先生の人生と科学の可能性!

感想・レビュー・書評

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  • もっと難しい内容なのかと思っていたが、とてもわかりやすく書かれていて、読みやすい一冊だった(もちろん、専門的な話を全て理解できたわけではないけど)。今の山中先生ができるまでの経緯や考え、決断など、こんなことがあって今に至るんだなぁと、聞いてみたかった内容が書かれていて、おもしろかった。

  • 研究者として素晴らしい前に、人格が素晴らしい。
    医師として自分にできることをしっかり認識し、それを実践している。

  • 大ファンの山中教授の自伝と、iPS細胞についてのお話。
    回り道はいろいろしてきたけれど、それでもとにかくひたすら信じる道を歩んできた半生。有能な部下と共に地道に苦しい研究を続けてきた結果、やっと発見できたiPS細胞。
    まわりにどう言われても、自分を信じること、地道に続けること、それらの大切さについて改めて考えるきっかけになった。
    iPS細胞についての章は分かりやすい例えを使って説明されていたものの、それでもやっぱり、ちょっと難しかったかな。奇しくもこの本を読み終えた頃に、心臓疾患にiPS細胞を利用する研究がおこなわれるというニュースが飛び込んできた。この細胞が、難病に悩む多くの人達の笑顔を取り戻してくれることを願ってやまない。
    iPS細胞の名前の由来、これを知って吹いた(笑)いかにも山中教授らしいというかなんというか(^^)

  • iPS細胞でノーベル賞を取った山中先生の自書。

    難しい話しなので、ざっくりとしか理解はできませんでしたが、例え話でわかりやすく説明してくれていました。

    本人は簡単に語っているように感じるのですが、人の3倍研究をしたなどかなり努力をしているのがわかります。

    難病にかかっている人には今、一番の希望であると思います。リハビリテーションに関わるものとしては、どうしても治せないもどかしさを感じることがあります。臨床応用はまだ先になると思いますが、今後の動向を追っていきたいと感じました。

  • iPS細胞のことは少し難しかったが、山中先生が苦労して研究を続けてきたことがわかった。
    山中先生が研究をマラソンに例えていることは、目標に向かって努力している人全員に通じることだなぁと思った。

    ノーベル賞を受賞した山中伸弥先生がiPS細胞の研究過程と人生について振り返る。不器用でジャマナカと呼ばれていた臨床医時代からアメリカと日本で研究を続けた苦難の時代を語る。iPS細胞が生まれるまでの軌跡の物語。
    山中先生の研究内容が難しいのでついて行くのに必死な所もあったが、iPS細胞の研究過程を知ることが出来た。研究を、自身が行うマラソンに例え、実際にどちらも進歩させていることに感銘を受けた。

  • 私はテレビをあまり見ないので、山中先生がどのようにしてiPS細胞発見に至ったか、全く知らなかったが、そのことがある程度分かった。
    それ以外には特記すべきことはなかったように感じた。

  • おぼろげながら山中伸弥さんの歩き方が分かった気がする。

  • 人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは、ES細胞のように多くの細胞に分化できる性質/分裂増殖しても維持できる自己複製能力を持つ人工の細胞。ノーベル賞を受賞した山中教授によって作られた。
    本著は山中教授のiPS作成に至る道のりとインタビューで構成されている。
    多くの研究者同様に平坦な道のりではない中で、山中教授が成功したのは明確なビジョンにあったのでは無いか。

  • 学術的な話がメイン。

    参考になったのが、目標を定めてハードワークをすること。

    あと、山中先生は神のように完璧な人かと思っていたが、人生の節目節目をハッタリで乗り切ったりしているところに親近感を持てた。

  • 芦田愛菜ちゃんが読んだそうなので、読んでみた。
    IPS細胞とは何か。発見までどんなことがあったのかがわかりやすく描かれていた。

    個人的な発見だったのは、研究者のやっていることって僕たちサラリーマンと同じなんだと思った。
    まず大きな目標を立てて、それに達成するまでの細かい目標を決めるとか。KGIとKPI。戦略と戦術。

    仮説を立てて、それが正しかったのかどうか、実験で検証するとか。PDCA。

    最初は研究室に入ると、自分のやりたいことではなくて、上の人間の仮説を信じて実験して、目的を達成しようとする。
    それも縦リンクの戦略の落とし方とも似てる。

    大きな目標を達成するために、仮説を立てて実験する。
    これは、共通

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プロフィール

1962年、大阪府生まれ。神戸大学医学部卒業。大阪市立大学大学院医学研究科修了(博士)。米国グラッドストーン研究所博士研究員、京都大学再生医科学研究所教授などを経て、2010年4月から京都大学iPS細胞研究所所長。2012年、ノーベル生理学・医学賞を受賞。

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