奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 95
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816731

作品紹介・あらすじ

17年間で都合6度、目標削減数8万人の未曾有のリストラを進めたソニー。
その時、無辜(むこ)の会社員はどう生きたか。
元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。そして、多くがソニーDNAを新たな場所で芽吹かせようと散っていった。
リストラ部屋の人々がすべて実名で語る。嘆くな、前を向け、と。
『しんがり 山一證券 最後の12人』で感動を呼んだ著者の最新作を早くも文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • いずこも同じ

  • 企業の理念と逆行する事は衰退を意味する。

  • この本を読んで、今まで「ソニー信者」であった私が、その後一切、ソニー製品を買わなくなったのは言うまでもない。

  • ソニーのリストラを追ったドキュメント。徹底的に、リストラされる側に立った記述で、リストラ部屋での生活、辞職とその後の人生を追う。同時に、リストラを敢行した経営陣に対する厳しい批判が挟まれる。これだけ悪者にされると、歴代の経営者は辛いだろうけれど。

  • 経営ってなんだろうって考える。

  • ソニーの凋落。延々と続くリストラで、とんがった人材、ユニークな人材を一掃してしまったソニーに復活はあるのだろうか。

  • 「切り捨てSONY」から改題した文庫版。あのソニーまでもがこの惨状だったとは...。

  • 主体的にキャリア形成する人は沈みゆく船から飛び降りるタイミングが適切なのかもしれない。
    属する組織の規模内でしか行動できない人は組織とともに沈みゆくしかないと思った。
    保身とは現状維持だけでは済まされないんだと。

  • SONYに知人がいて、少しリストラ部屋のことを耳にしたことがあり手に取った。
    今頃、知人らはどうしているのだろうと心配になる内容。残っていてもいいのかどうか。
    技術畑の人の話が多いので、それ以外の人はどうなのか分からないけれど。
    おばちゃんの言葉が身に染みる。出られる人は幸せ。本当にそう思う。もちろん色々な不安もあるだろうが、出られるだけの何かを持っているという事なのだから。
    これだけの情報が全てなのではないんだろうが、首切りしまくる経営者の高額報酬は謎。昭和ノスタルジーなのかなぁ、時代は変わってるしと自分を叱咤しつつも、日本的経営も悪くないような気がしてしまう。創設者はすごかったのは間違いない。
    SONYはやはり面白いものを作るなというイメージがあったしブランド力が落ちているのは残念な事だ。。

  • 人をコストとしか見ず、自社の本質を忘れた企業の末路が描かれている。初心を忘れたらどうなるのか、ビジョンを描けなければどうなるのかがよく分かり勉強になった。
    目の前の利益に惑わされず、ビジョンを示せるリーダーの存在の重要性を痛感した。

    #読書記録 #読書 #読書倶楽部
    #奪われざるもの
    #清武英利
    #sony #ソニー
    #2016年58冊目

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著者プロフィール

清武英利(きよたけ・ひでとし)
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞。近著に『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社)、主な著書に『プライベートバンカー カネ守りと新富裕層』(講談社)、『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(講談社+α文庫)など

「2017年 『空あかり 山一證券“しんがり”百人の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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