ザ・粉飾 暗闘オリンパス事件 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 31
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816793

作品紹介・あらすじ

粉飾に群がる闇の人脈。オリンパスは金融プロ集団に食い尽くされる寸前だった。

編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞「大賞」を受賞!

その奇妙なM&A情報は、友人との何気ない会話からもたらされた。小さな3つの会社を買うのにオリンパスが数百億ものカネを払ったというのだ。これはきっと何かある。調査は静かに始まり、やがて途方もない秘密を堀り当てた。代々の経営トップがひた隠しにしてきた巨額損失、そして巧妙極まる損失穴埋めのスキームを描いた指南役たちの存在。月刊誌に発表した記事を引き金に捜査当局が動き、前会長ら7人が逮捕された。
ジャーナリズムの真価を示した経済ノンフィクション!

感想・レビュー・書評

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  • ジャーナリズムに賢しらな正義は要らない。ザッへ(出来事)に肉薄するのみ。

    オリンパス事件を追い続けた山口さんのノンフィクション作品。上記は山口さんを応援し、共に事実を追い求めた阿部さんの一言である。
    この言葉こそジャーナリズムの本質で、今のジャーナリストが忘れかけているものだと感じた。淡々と事実を追い求める真摯な姿勢には職業は違えど見習うべき点は多く、反省しつつページをめくることになった。
    著者がどのように事実に迫っていったかは、正義に突き動かされた個人個人の力によるところが大きい。
    是非読んでいただきたい一冊です。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #山口義正
    #ザ粉飾
    #オリンパス事件
    #2016年77冊目

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著者プロフィール

山口義正(やまぐち・よしまさ)
1967年生まれ。愛知県出身。法政大学法学部卒。日本公社債研究所(現格付投資情報センター)アナリスト、日本経済新聞証券部記者などを経て、現在は経済ジャーナリスト。月刊誌「FACTA」2011年8月号で初めてオリンパスがひた隠しにしてきた不透明な買収案件を暴いて大きな反響を呼ぶ。その記事は解任された元社長マイケル・ウッドフォードがオリンパスを告発する引き金となり、また第18回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞「大賞」を受賞。本書の親本『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』は第34回講談社ノンフィクション賞最終候補作となった。近著に『内部告発の時代』(共著、平凡社新書)がある。

「2016年 『ザ・粉飾 暗闘オリンパス事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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