大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった (講談社+α文庫)

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  • 講談社 (2016年8月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784062816908

作品紹介・あらすじ

誰が角栄を葬ったのか!? 現職首相の犯罪という前代未聞の事件となり、国民を騒然とさせたロッキード疑惑。しかしその裏には、日本のエネルギー自立を願う田中角栄と、それを苦々しく思うアメリカとの壮絶な駆け引きがあった。転々とする証言の中に見出したロッキード事件の真実とは何か? 「地球の彫刻家」たらんとして、ついには政界の頂点に立った田中角栄の権力構造を明らかにする、著者26年間にわたる角栄追究の総決算!


金権政治の弾劾、最高裁で有罪判決を受けた賄賂事件の真相に迫る!! 誰が角栄を葬ったのか!?
現職首相の犯罪という、前代未聞の事件となり、国民を騒然とさせたロッキード疑惑。しかしその裏には、日本のエネルギー自立を願う田中角栄と、それを苦々しく思うアメリカとの壮絶な駆け引きがあった。転々とする証言の中に見出したロッキード事件の真実とは何か? 「地球の彫刻家」たらんとして、ついには政界の頂点に立った田中角栄の権力構造を明らかにする、著者26年間にわたる角栄追究の総決算!

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/728193

  • 田原総一郎の文章を初めて読んだ。
    田原総一郎がテレビで話している様子から、どんな文章を書くのか懐疑的だったが、読みやすくかつ構成も考えられている一冊であった。さすがジャーナリストである。文才は確かなものがある。
    日本を知るためにはアメリカを知る必要がある。日本はペリーで開国し、戦後はGHQに占領されていたのだから。
    そして、戦後の政治の中でアメリカと日本が交差した象徴がロッキード事件ではないか。ロッキード事件にアメリカと日本の関係、もっと言えば戦後日本の政治史が浮き彫りになるのではないか。そんな思いから本書を読んだ。
    結論から言えば、戦後政治史の中に田中角栄を位置付け、ロッキード事件を検証し、田中角栄以後の政治がどうなったかまで学べる良書である。
    ただし、本書は2002年発刊の『日本の政治〜田中角栄・角栄以後』を2004年に改訂して文庫化したものにさらに付録をつけて再度刊行したものである。したがって、2002年の文章がベースになっている。
    ロッキード事件関連で、近年になって明らかになったところは他の本を読みたい。その下地になる一冊として秀逸であった。
    また、田原総一郎の他の本も読みたくなった。

  • 善なのか悪なのか、有罪なのか無罪なのか。
    真実は闇の中。ドラマみたい。

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著者プロフィール

ジャーナリスト/1934年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年からフリー。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、放送批評懇談会35周年記念城戸又一賞を受賞。現在も「激論!クロスファイア」(BS朝日)の司会をはじめ、テレビ、ラジオの出演多数。著書に『日本の戦争』(小学館)、『創価学会』(毎日文庫)、『さらば総理』(朝日新聞出版)など多数。

「2023年 『会社が変わる!日本が変わる!! 日本再生「最終提言」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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