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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784062817127
作品紹介・あらすじ
騙す奴より、騙される奴が悪い。それが永田町のルールだ! 権力という魔物に魅せられた男たちが繰り広げる、裏切り、嘘、手の平返し、何でもありの抗争劇。自民党結党以来のライバル対決の裏側を膨大な取材メモから克明に綴る。永田町取材歴40年以上の筆者の遺作。
みんなの感想まとめ
権力と競争が渦巻く政治の世界を描いた本作は、裏切りや嫉妬に満ちた自民党の抗争史を通じて、政治家たちの真実の姿を浮き彫りにします。著者の豊富な取材経験を基に、党人派と官僚派の対立や派閥争いがどのように日...
感想・レビュー・書評
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山崎拓元建設相の回顧録が存外に面白かったのは、政治の回顧は当事者の政治家が書いたから、と思ったので、時をおかずに政治評論家著のほうも読んでみた。が、やはり予想通り。所詮プレーヤーではないからか、夢中で読めるほどの熱はなかった。これは当たり前か。
党人派と官僚派というなんとなく把握していたワードを、政党史のなかで明確に理解できたことが読書の成果。あと、長いような政治家生命でも逆算すると最盛期は決して長くない。そのことに対する焦りが命取り、とも思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政治家はもっと政策とか外交とか、今の日本にとってどうするのが適切かとかそう言うことを考えているかと思っていた。しかし政治家たちは派閥争いや首相の後継者争いを考えて政治をしてる。実際日ソ国交正常化も吉田茂への対抗心だし、郵政民営化は竹下派の利権の塊を潰すのが目的だった。
政治の全てが派閥争いというわけではないだろうが、こういう目線で政治を見ると無機質で退屈だった政治ニュースがちょっと面白くなる。 -
「日本をこんな国にしたい」という理想がみんなあって、だからこそ総理大臣になりたくて、でもそのためには強烈な競い合いがあって、それがある種「勝つこと」を目的化させていく。世間の意見とバランスなんか取ってられない。自分を確信し、半ば強制力をもって人を巻き込んでいける人しか勝ち残れないゲームなんだろう。
政治家だってきっと懸命に考えてる。努力してる。別に戦争を起こしたいなんて思ってない。でも、時に荒むのは、仕組みの問題なのかもしれない。このゲームのルールを変えない限り、より良い政治というものは生まれないような気がしている。 -
自民党60年間の抗争劇。いたるタイミングで抗争()してるなと思ったが、確かに対立すらない馴れ合いだと歯止めが効かないのも事実か。
わりと前後するので、本気で読む場合は年表作りながら読むほうがいいと思います。だいぶわかりづらいので…… -
東2法経図・6F開架:315.1A/A84u//K
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うまく妥協していくのが大人の知恵なのか否か。
その回答はこれからの自民党の姿に表れるだろう。 -
国内情勢を知る上で政局の歴史を知る
事は、これからの世情を見据えるには
不可欠に思えた一冊。 -
55年の保守合同以来、戦後政治のほぼ大半を与党して過ごして来た自民党。
この本は、歴代の総理とその周辺人物の"人間関係(=裏切りと嫉妬)"に焦点を当てて書いた本です。田中角栄vs福田赳夫の角福戦争辺りから、自民党の内部抗争が激化して来ている印象です(適切な表現か分からないけれど、平和な時代のある種の"娯楽")。
その後、金竹小トリオ、YKK連合の勃興、小泉一強時代となり、烏合離散を経て今の時代です。数年に一回来る今の長期政権が終わると暫くの日本政治はまた混乱を極めそうですが、こと"裏切りと嫉妬"と言う視点に立つと"メシウマ"なのかもしれません。
著者プロフィール
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