霊魂や脳科学から解明する 人はなぜ「死ぬのが怖い」のか (講談社+α文庫)

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  • 講談社 (2017年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784062817271

作品紹介・あらすじ

ブッダ、ダーウィン、霊魂、クオリアと、宗教、進化論、心理学、哲学、脳科学まで分野横断で人類共通の悩み、怖さに迫る。すると見えてきたのは、すべてが幻想!? という最先端脳科学の衝撃の結論。しかし、そんな理屈だけでは「怖い」は克服できない。本書では、自殺や東洋思想、幸福学などをとおし、人が「死」をいきいきとした「生」へと還元する7つのルートを示す。新たな死生観が身につく現代日本人のための必読書。


人間以外の動物は死を恐れない。なぜ人間は「死ぬのが怖い」のか? 
「脳と心」の最前線では「死」とは一体どう説明されるのか? 
はたまたブッダ、ダーウィン、霊魂、クオリアと、宗教、進化論、心理学、哲学、脳科学まで分野横断で人類共通の悩み、怖さに迫る。すると見えてきたのは、すべてが幻想!? という最先端脳科学の衝撃の結論。しかし、そんな理屈だけでは「怖い」は克服できない。著者は、科学技術も人間も社会もシステムという視座で捉え問題解決に取り組む。そこから幸福学の第一人者として活躍、脳の無意識研究でも先鞭をつけてきた。本書では、自殺や東洋思想、幸福学などから、人が「死」をいきいきとした「生」へと還元する7つのルートを示す。興味しんしんのうちに新たな死生観が身につく現代日本人のための必読書。

村上憲郎氏(元グーグル米国本社副社長兼グーグル日本法人代表取締役社長)絶賛!
「主著『脳はなぜ「心」を作ったのか』で、独自の「受動意識仮説」を易しく解説してくれた前野教授が、今度はその仮説を使って「死」について易しく網羅的に解説してくれました。「死が怖い」人も「死が怖くない」人も「死」について考える上では、必読でしょう。」

*本書は2013年1月に小社より刊行された『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』を文庫化したものです。

みんなの感想まとめ

死の恐怖について深く考察した本書は、脳科学や心理学、哲学などの視点から「死」がいかに幻想であるかを探求しています。著者は、科学的アプローチを通じて「死」の理解を促し、読者に新たな死生観を提供します。特...

感想・レビュー・書評

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  • 死ぬのが怖いと思って救いを求めている人には薦められない。薄ぼんやり怖いけど、みんな経験してるから大丈夫っしょ!くらいの明るい人が読むべき本。
    ドライすぎるほど科学的な見地から、死の恐怖がいかに幻想であるかを説明するために脳の仕組みや認知について書かれていて、私はとても面白かった。
    とは言え、理解するのと納得するのは異なるから全部腑に落ちるという訳ではない。(これは文庫版の後書きで著者も感性と論理は異なると言ってる)
    図書館のオススメ棚での出逢いなので、買い直して手元に置きたいと思っている。

  • 50も半ばを過ぎてきて、未来に向けて発展していく人生観から、終わりから逆算する人生観に変わった。すると意外なほどに、世界の見え方が変わってきた。と同時に「死」に向けてどのように心構えを作っていけばいいのかが課題として見えてきた。

    そこで本書を手にとったのだが、真ん中以降はただのおしゃべりに付き合わされただけだった。著者はまだ観念的に死を捉えている若い方なのかなと思い、著者の経歴を見たら、結構なお年の人のようで、こんなものの見方で死に向き合えるのかな、と余計なお世話だがちょっと心配になった。

  • 「意識は、幻想である。」との記述に、目からウロコ。

  • 生きるためのヒント

  • 「死ぬ時は、どんなかんじなんだろう?」祖母が亡くなった幼稚園の頃からずっと心の底にあった恐怖と不安。半世紀を経てようやく、その答えに出会ったのがこの本。「死」を扱う本となると、スピリチュアルとかなんとか、単なる”暗示”でしかないオカルトか、体の良い”脅迫”になっている宗教、あるいは、それらしく聞こえる似非科学だったりしそうなもの。しかし、読んでみると正反対。テーマについてのアプローチ方法を踏まえて、脳科学、心理学、哲学と横断的に学術を使いながら「死」についての解説を試みてくれ、その手段をいくつか提示してくれている。「腑に落ちたか?」と著者は問うているが、正直、そんな感覚にはならなかった。けっして否定している訳ではない。全面的に著者の主張を受け容れている。最後に哲学としての仏教を解説する中にあったが、言葉には出来ないモノなのだ。「腑に落ちる」ているのではなく、肯定的に感じられるのである。

  • 生が異常な状態であると論理的に結論されたところで、何の救いにもなっていない。読むだけ無駄。

  • 【書誌情報】『霊魂や脳科学から解明する――人はなぜ「死ぬのが怖い」のか』
    著者:前野隆司
    出版社:講談社
    発売日:2017年08月18日
    定価:本体820円(税別)
    ISBN:978-4-06-281727-1
    判型:A6
    ページ数:304
    シリーズ:講談社+α文庫
    初出:“2013年1月に刊行された『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』を文庫化。”


    【簡易目次】
    目次
    プロローグ――自分という存在の孤独

    第一章 人はなぜ死ぬのが怖いのか?
     脳科学、進化生物学などでどこまでわかるか
    第二章 死後の世界や霊魂は存在しないのか? 
     宗教の死生観を科学的に考える
    第三章 死ぬのが怖くなくなる方法がある
     死の統合学、システムデザイン・マネジメント学
    第四章 ルート1「お前はすでに死んでいる」 
     心は幻想だと理解する道
    第五章 ルート2「自殺は悪か?」 
     すぐ死ぬことと後で死ぬことの違いを考える道
    第六章 ルート3「人生は〇・一八秒」 
     自分の小ささを客観視する道
    第七章 ルート4「死の瞬間は存在するか?」 
     主観時間は幻想だと理解する道
    第八章 ルート5「あなたというメディア」 
     自己とは定義の結果だと理解する道
    第九章 ルート6「達人へのループを描け」
     幸福学研究からのアプローチ
    第十章 ルート7「いい湯だな♪」 
     リラクゼーションと東洋思想からのアプローチ

    エピローグ――死ぬのは怖くない 
    文庫版エピローグ――死ぬのは怖くない(右脳編) 

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著者プロフィール

慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長、一般社団法人ウェルビーイングデザイン代表理事。1962年山口県生まれ東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、キヤノン入社。カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て2008年より現職。『幸せのメカニズム―実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『幸せな職場の経営学』(小学館)、『ウェルビーイング』(前野マドカ氏との共著・日経文庫)など書著多数。

「2023年 『実践!ウェルビーイング診断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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