安部公房とわたし (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2018年3月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784062817431

作品紹介・あらすじ

ノーベル賞候補の作家・安部公房と、NHK朝ドラ女優の20年以上続いた愛は、なぜ秘められなければならなかったのか?文壇・芸能界を騒然とさせた自伝の文庫化

みんなの感想まとめ

人間の多様な生き方や愛の形を描いたこの作品は、著者の人生を振り返る手帳としての側面も持っています。長年にわたる恋愛関係を通じて、ノーベル賞候補の作家と女優がどのように互いの人生に影響を与え合ったのかが...

感想・レビュー・書評

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  • 内容はさておき、こうして手帳にメモを簡単に残し続けることで人生を振返ることができる。
    著者の場合、舞台やドラマの公演日程記録を辿ることでも、そのときに何があったか、と辿ることはできるであろう。
    このことが第一印象。

    人間には色々な生き方がある。サラリーマンも一つの人生、女優も一つの人生。何が正しくて、何が悪いかなんか分からない。少なくとも、著者は正直に生きて、女優として社会に貢献したと思う。その女優として成り立たせていた背景に、それぞれ私生活があり、彼女の場合安部公房がいたということ。

    本文中に出てくる読書の話。『自分では選び出せないさまざまな世界を知る』という件。その通りだと思う。これからもっと読書したいと思った。

  • 不倫暴露本なのに、小説ですと言われても信じる。
    安部公房がそうさせるのか、山口果林も上手。
    2人の人としての魅力が詰まっている。安部夫人の気持ちもしっかり描写されていて良い。

  • ノーベル賞候補だったことで知られる作家・安部公房と、NHK朝ドラ『繭子ひとり』ヒロインの女優・山口果林は、長く恋愛関係にあった。1993年1月、山口の自宅で安部が倒れて還らぬ人となるまで、24年間続いた「愛と葛藤の日々」を、女優みずからが赤裸々に振り返る自伝。

    朝ドラは観ていない。2時間サスペンスの女優さんというイメージだった。ふーんという感じ。

  • 2018年3月26日読了。
    ●安部公房推奨本
    司馬遼太郎「街道をゆく・南蛮のみち」
    ドナルド・キーン「百代の過客」
    角田忠信「脳の発見」
    鶴見良行「ナマコの眼」
    吉村昭「破獄」
    色川武大「狂人日記」

    ●丸山健二「惑星の泉」

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著者プロフィール

女優。1947年、東京都生まれ。桐朋学園大学演劇科を卒業後、俳優座入団。桐朋学園時代より安部公房氏に師事。芸名「果林」は安部氏が名付けた。1970年、森川時久監督『若者の旗』に初出演しデビュー。1971年、NHK朝の連続テレビ小説『繭子ひとり』でヒロイン役を務める。俳優座、安部公房スタジオを中心とする舞台、『砂の器』ほかの映画、多数のテレビドラマに出演している。

「2013年 『安部公房とわたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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