「投資バカ」につける薬 (講談社BIZ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 144
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062820103

感想・レビュー・書評

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  • 辛口の投資信託批評、不動産投資批評、生命保険批評。

    どれも役に立つ切り口だと思う。
    あまり何も考えずアクティブ型投資信託を購入している人、
    不動産投資を検討している人、
    生命保険に加入している人は、
    本書を読むと、衝撃を受けるのではなかろうか。

  • 金融商品を購入するときのポイントが目に鱗でした.
    「素材の利益を売り手と買い手で取り合いしている」のが原則で.この原則がはっきり分からない限り,手を出したらいけない.

    前から悩んでいた生命保険の解約も,この本読んで本格的に実施しようか考えてしまう一冊.

    今後2〜3年は景気は悪くなるので,今の時点で手元に残すように考えてしまった.

  • 色々判りやすく解説されててとっても参考になりました。一生手元においておきたいバイブルです。なので誰にも貸せません。

  • 書いてある事は概ね正しく、常識的な内容ではあるが、常識を知らずにに騙される人がいるから金融業界が儲かるという事象は永遠に変わらないのだろうな。

  •  自社株を買うのは極めてセンスの悪い行動であり、ライバル企業への投資も同じ理由からセンスなし(P122)なるほどと直ぐに納得できる人は投資のセンスがある人かも(笑
     
     「証券会社のセールスマンが客に集中投資を勧めたがる理由」とは、賢い人は分散投資をしてリスクを減らす。そうすることで確実に取引回数が減ることになる。当然、証券会社は手数料が稼げなくなり売り上げが立たない、顧客の利益は二の次なのである。

  • マーケットの世界では「他人から伝えられた情報は価値が低い」と考えるのが懸命です 「起こるか起こらないか」を考えるのではなく、「起こる確率」を冷静に分析してみよう 将来は単なる「過去の延長」ではない マイホームの購入も投資と考えるべき 「ファンド・オブ・ファンズ」を買うのは投信の二重購入、不合理極まりない「コストの塊」

  • 世にあふれる金融商品の不合理を具体的に指摘した本。
    よくわからないものに手を出さないのが一番ということか。

  • 営業に騙されないようにする為の切り返しの言葉が、対話形式で掲載されている。
    内容の信憑性は定かではないが、実際にお金を払う前に今1度戒めとして読んでおきたい。

  • 投資バカにつける薬を読みました。

    本当は3月ごろにアマゾン.comから取り寄せたのですが、まだまだ読めていませんでした。
    目次だけでも、本当に社会に出たときに役立つエッセンスが多く含まれて居ます。


    まずは目次メモ。

    正しい問いかけ
    1 「今投資すれば、確実に設けることができますといわれたら?」・・・
      だったら何故自分で投資をしないのですか?

    2.「長期投資をすればリスクを減らせるので、大きくリスクを取れます」といわれたら・・
      リスクが減少する根拠を具体的に提示してください


    3.「低金利の銀行預金で資産運用するのはばかばかしいと思いませんか?
      投資信託なら高い利回りが期待できます」といわれたら・・・・
      コストの高い投資信託が何故そんなにお勧めなのですか?

    4.「チャート分析を勉強すれば、売買のタイミングがわかるようになります」といわれたら・・・
      では、チャート分析法の有効性を示すデータを見せてください

    5.「もうすぐ日本の財政は破綻し、資産課税の預金カットが行われます。今のうちに
     外貨建て商品に資産を移しておきましょう」といわれたら・・・
     国家財政が10年以内に破綻する確立はどのくらいですか?

    6.「あなたが倒れたら、後に残されたご家族はどうなるのですか?生命保険への
      加入は、家族に対する当然の責任です。」
     →その生命保険の付加保険料を教えてください

    7.「私の編み出した投資法は完璧です」といわれたら
     →その投資法が正しいのならどうしてみんなが真似しないのですか?

    8.「良いファンドを選べば、手数料を差し引いてもベンチマークより高い利回りが
      期待できます」といわれたら?
     →おいファンドを何故事前に見分けられるのか、その根拠を説明してください。

    9.「効率の良い銘柄に集中するべきです。そのほうがガツンと儲けられますよ」と言われたら・・
     →集中投資をすれば、リスクも集中してしまうのではありませんか?

    10.「世の中に無難な運用商品などありません。ある程度のリスクをとってこの商品で高いリターンを期待しましょう」と言われたら・・・
     →その商品は、個人向け国債+日本株の組み合わせより、どれだけ優利なのか、数字で教えてください

    11.「賃貸マンションにいくら家賃を注ぎ込んでも、自分のものにはなりません。思い切って自分だけの白を手に入れませんか」と言われたら
     →不動産で儲けられるのは不動産屋と銀行だけでは有りませんか?

    12.「毎月分配型ファンドがこれだけ売れているのは、個人投資家のニーズにあった商品だからです。」
     →「毎月分配型ファンドは、本当は損なのでは有りませんか?」

    13.「ドルコスト平均法で投資すれば、リスクが減って購入単価が低下するので有利です」と言われたら・・・
     →リスクが集中し、余計なコストがかかるドルコスト平均法のどこが有利なのですか?

    14.「成功報酬型の手数料ならフェアですし、ファンドマネージャーも真剣に運用しますよ」と言われたら・・・
     →成功報酬型とは、ただでオプションを渡しているようなものでは有りませんか?

    15.「外貨預金なら、高金利で資産を運用できます」と言われたら
     →どの通貨で預金しても、円で測った期待リターンは似たようなものではありませんか?

    16.紙幣は紙くずになりえますが、金は価値を失うことがありません。
     資産の一部を金塊で所有することをお勧めします。
     →金利や配当が得られない金への投資が何故お勧めなのですか?

    17.「この商品は、顧客のニーズ似合わせて、最新のデリバティブを使って運用されるものです」と言われたら・・・
     →売り手が計算間違いをしない限り、デリバティブで買い手は儲からないのではありませんか?
     
    18.「ペイオフ解禁で銀行預金にすらリスクが伴う時代になりました。早めに海外のプライベートバンクに資産を移しましょう」と言われたら・・・
     →法律も制度も異なる国の異国のプライベートバンクを英語もろくに読めない私にどう信用しろと言うのですか?


    ~ここまで目次

  • 極めて一般的な事を並べ立てているにすぎない駄書。
    これで納得するやつは人生なめてる。

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プロフィール

1958年北海道生まれ。1981年、東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。その後、野村投信委託、住友生命保険、住友信託銀行、シュローダー投信、NBインベストメントテクノロジー、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一證券、第一勧業朝日投信投資顧問、明治生命保険、UFJ総合研究所に勤務。また、2016年まで6年にわたり獨協大学経済学部特任教授として教鞭を執った。現在は楽天証券経済研究所客員研究員をつとめつつ、精力的に執筆・講演を行っている。著書多数。

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