Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック (講談社BIZ)
- 講談社 (2007年7月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062820578
作品紹介・あらすじ
ちょっと待って。それ違ーう!とんでもない勘違いのせいで泣き笑い渦巻く業界を、SE歴7年の著者がぶった切ります。
感想・レビュー・書評
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笑えた。
かなりデフォルメされているが、外部からはこんな風に見られているのか。
SE業界というのがあるのかどうか分からないが、少し特殊な人種であるのかも知れない。
2回目:印象はほぼ同じ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネットで一部見てまして、前から読みたかった本を図書館にて発見。
改めて、あるあるでした。
このくらいのぬるい感じで良いのです。
SE別にこのくらいのことしか考えてないのです。
が、「バイトより時給安い」はよく呟きましたねえ……(遠い目) -
SEとしてやっていく自信が粉砕されていたのが、1ミリくらい回復した。
そうやおね、SEやからといって、パソコンのスペックなんて知らへんし、ワード、エクセルなんて詳しくないし、家に帰ってまでパソコンなんて開きませんよー -
面白かった。SE業界のネタ話。
本屋さんで見かけて読みたかった本。隣市の図書館で見つけて読めた。 -
さらっと読めました。
まだ仕事に就いたことがないので、実際のところはわかりませんが、
そんなことがあるのねーというかんじで読みました。
そうなのかなって思っていた勘違いもありました。。。 -
僕は文系出身で、且つ、自らが技術者出身ではなかったため、もともと友達にも理系出身者がおりませんでした。今でこそ、仕事柄、ITの技術者の人の特徴というのが理解出来、どのように対応し、フォローすれば良いのか、というのがわかるようになりましたが、最初は、エンジニアの接し方や行動パターンなど、何を考えているのか全くわからず、コミュニケーションにおいては、カルチャーショックでした。。そのため、この本を読んだ時に、改めて、エンジニアの人が、周りからどのように見られているか、偏見をもたれているか、というのを懐かしく思い出しました。確かに、自分もそういうイメージ像で接していたよな。。と。エンジニアの人って、どういう人?ということを多少なりとも知るために、エンジニアに対する偏見の誤解、エンジニアさんからしても、逆に、誤解されていて迷惑に思う正直なこと、というのが、漫画を通じて、良い意味でおもしろく、おかしく、わかりやすく描かれております。エンジニアさんを知る上で良い本です。
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[ 内容 ]
本業は、株式会社リクルート提供のエンジニアさん向けWebサイトで行っている連載を、一冊の本にまとめたもの。
主テーマは「SE業界にありがちな勘違いをおもしろおかしく取り上げましょう」ってもの。
SEさんにまつわる周囲の人の勘違いや、SEさん自身の勘違いなどを、マンガ化している連載である。
[ 目次 ]
SEって、なんでもネット頼りだよね?
SEって、飲みニケーション嫌いだよね?
年度末の大量発注!!もちろんSEもうれしいよね!!
SEって、なぜか徹夜に強いよね?
SEなら、資格取るのなんて楽勝だよね?
SEって、なんでも否定から入るよね?
SEって、質問に質問で聞き返すよね?
SEって、ゲーム好きが多いよね?
やっぱSEって、英語バリバリなわけだよね?
SEって、コミュニケーション力だけありゃいいんでしょ?〔ほか〕
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
SE業界の不思議な点をSE出身ライターが描くシュールなノンフィクション(?)。
今後、SE業界に身をおく私に、業界の常識を知らせてくれた一冊。
たまには、こんな本もいいかなと。
立ち読みで読破したくらいなので、軽く楽しく読める。
確かに、この業界が成長したことでオタクのような人が増えたというのはあるんだろうな。
そのイメージが、SE像をさらに貶めているような…。
SEだってただのサラリーマン、そんなことを思い出させてくれるような本だった。
SE業界が3Kと呼ばれるようになって久しい。
私のイメージとしては、頭を使う肉体労働という表現がしっくりくるかなぁと思っているが、実際の現場は本当の意味でのドカタ業務らしい。
ITがもたらす新しい世界があるのは確か。
その夢を形にするために我われは存在しているつもりだ。
高度経済成長期の日本のように、新しいモノが次々と作り出せるようなところで修練を積んでいきたい。