- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784062820714
感想・レビュー・書評
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相対的エリートになれる企業を探すというのが一番心に残っています。
競争社会で勝つことだけが幸せではないとわかっていても世間で良いと言われているようなエリートコースを目指してしまう自分がいたのでこの本ではっきりと"悪循環組"に入れられてしまうと書かれていたことで現実を突きつけられました。
高みを目指すこと=有名企業に入るだと無意識のうちに思い込んでいた自分がいて、そこにESを片っ端から出そうとしていた私に受ける会社は5つで十分という言葉も響きました。
受かる人は受かる。受からない人は受からない。
限られた時間の中で志願書を出しまくったところで本当に数を絞り質を重視した本当に優秀な人には勝てるはずがない。
そんな当たり前のことだけれど、改めて言語化されたことで気付かされたことがたくさんあります。
受けれるだけ受けた方がいいという人もいるけれど、果たして本当にそれが自分のやり方に合っているのか私自身が日々深く考えることもなく、情報を鵜呑みにしていたことを改めて実感しました。
また、根性と熱意だけが取り柄だと思っていた私にとって成長意欲を持って働くことはすごいこととかじゃなくて新卒社会人にとって当たり前のことだと書かれていて自分に甘くなりすぎていたことにも少し反省しました。
当たり前のことをこなすのはもちろんすごいと思うけれど、それは言葉でアピールするようなものでもないし、5年くらい働いた後にようやく少し周りからも認められるような人になったら嬉しいなって思いました。
これから長きにわたり"就活"をする私にとって最高の1冊となりました。
このタイミングで出会えてよかったです。
ありがとうございました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『「相対的エリート」を目指す』が個人的に物凄く刺さった。「働く」「会社に属する」という初イベントにおいて、夢を見ることと同じくらい現実を見ることも大切だと感じた。
小さくまとまらず、賢く真面目に挑みたい! -
新入社員の30%が3年以内に辞める。就活失敗。ランキングはあてにならない。自分のやりたいこと、自分ができること、社会で求められていることの3点で適職を選ぶ。相対的エリートのポジションをねらう。明るく謙虚であること。賢く努力家。
自分の考えを理路整然と言えること。結論とその結論にいたる根拠について語れること。
入社後5年は転職しない。お金をもらうことの重さを考えること。 -
勤めて3年間は文句を言わずに黙々と働くことで、障害を乗り越え、実力がつき、他人からも一目置かれる存在になれることが主張されている。外部環境の変化が著しい時代にて生き残っていくには、いずれにせよ努力が不可欠であるため、成功するには努力を続けること、勝つ為のフィールドを見つける努力を続けることの重要性を学ばせてくれる図書である。
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学生さんは一読を。
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・会社選びに大切なのは「自分にはどういう能力があり、自分は仕事において何を求めるのか」という適正と動機である。タテ軸ではなくヨコ軸である。
・自己イメージを徹底的に磨き上げておくこと。そのためには徹底的な自己分析が必要。
合格者のイメージ
①明るく、謙虚で、落ち着いていること。
②野心があり、負けず嫌いなこと。
③賢い上に、努力家であること。(重要)
・自分の考えをいったん整理して、結論とその結論を必然的なものにする根拠を明快に示して相手に伝える習慣を身につける。「結論と根拠を明快に示す訓練」を積む。 -
ここに書いてあることが出来てなかったら就活は出来ないよなあと思う。まあ要は賢くなれって話に尽きる。
著者プロフィール
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