アイデアパーソン入門 (講談社BIZ)

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  • 講談社
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レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062820998

感想・レビュー・書評

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  • 体系立てて説明されてはいるけれど、それほど深い指摘があるわけではないので、すいすい読めてしまって、あっという間に最後のページに来た。

    心に残ったフレーズといえば、「わがまま→思いやり」という川崎和男の言葉の引用ぐらいか。

    文章の姿勢は丁寧だが、どうも丁寧すぎて、気持ち悪い。読者を発想力ゼロの凡夫と見なしているような気がする。
    なので、幼稚園児に理解できる内容を、かみくだいてサルに説明しているような章が多い。

    僕も含めてアイデア系の本を読む人って、なにかを考えるきっかけが欲しい人が多いはず。アイデア出しを教える本というのは、「いかに読者に考えさせるか」が肝なのだから、もっと言葉少なにして、がつんと不合理なことを言った方が効果的だと思った。

  • たぐる。その考えに共感。

  • 結論、「考具」をスリムにして考えるための道具よりはアイデアパーソンになるための啓発本みたいだなと思いました。
    ただ、読者からの質問に答えているQ&Aが付いているのがこの本の最大のメリットとも感じました。
    双方でのやりとりが少しでていたので、「それは俺もおもった」とか共感する点もでて面白いなと感じました。

    全体としては、上記に示したが「アイデアパーソンになるための啓発本」と思います。
    かなりスリムな本なので、すぐ読み終わります。

    学びとして
    ・体験をそのままのアイデアとしてしまう理由として、事の本質を捕まえていない。
    ・24時間循環風呂=まず何か新鮮な情報との出会いや体験があったとくにスルッと流さない。
    ・第30考:「ほる」の実際
     ex.業界紙を購読。
      追いかけてるテーマについての本を20冊読む。
    ・カラオケは偉大なる「ぶつかる」場です。
    ・アイデアは描くもの。スケッチするものなんです。

    特に、スルッと流さないことやカラオケは自分自身「苦手」というか避けてしまっていたことなのでこれからは意識して自分改革しようと気が起きました。

  • 「考具」の著者、加藤昌治さんが、アイデア、企画について、
    さまざまな喩えを駆使して解説しています。

    本文の合間に、Q&Aが挟まれているところに、この本の特徴があります。
    本があらかたできたところで、何人かに読んでもらい、
    集めた質問に対して本文とは違った喩えで解説をしてくれているので、
    読み流してしまいそうな本文をリマインドする役割を果たしています。

    アイデアを出せるようになることと企画をまとめることは別でもいいとか、
    アイデア出しのための情報収集や情報の網の目化の話は、
    学ぶことにも通じていて興味深い部分です。
    広く情報収集することと、どんなことでも興味のある部分を掘っていくことが
    どこかでつながる予感です。

  • [ 内容 ]
    アイデア作りの「基礎力」を強化する4つの技、教えます。
    押さえる、ほる、ぶつかる、思い出す。
    「著者に訊きたい!」
    疑問が氷解!
    読者代表の質問に答えた「先取りQ&A」付き。

    [ 目次 ]
    このキーワード、まずは覚えていただけますか?
    仕事とはリーグ戦。
    プロフェッショナル・アイデアパーソンは「打率」にこだわる
    プロフェッショナル・アイデアパーソンにとっての「ヒット」とは?
    プロフェッショナルは練習の虫?
    大人はアタマとカラダの両方で練習する
    考えるとは、選ぶこと。
    アイデアと企画とは別物である
    わがまま→思いやり
    アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせにしか過ぎない〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • アイデアのもととなる既存の要素、知識をどれだけ豊富にできるか。そのために、押さえる、ほる、ぶつかる、思い出す、24時間たぐる。こうして自分事とし、忘れないようにする。

  • 孝具とセットで分かりやすい引き出し創出本。習慣化するためのアドバイス満載。自分なりの言葉に置き換えて実践すれば、より腹に落ちる。

  • 「考具」「アイデア会議」につづく本。
    前者を読んでおいたほうが、よりよくわかる。
    とくに「考具」で便利ツールの使い方を学んでおき、
    この本でよりよく活用するのがいいのではないかと思います。

  • よい。
    考具を掘り下げた感じ。
    方法ではなく、姿勢的な?感じかと。

  • アイデアも練習
    子どもの頃は練習だらけじゃありませんでしたか?

    考えるとは、選ぶこと。
    アマチュアは選択肢が少なく、プロは多い。

    デザインというのは、自分のわがままな発想を、社会から
    『これは思いやりのあるわがままなんだな』って思ってもらえる、
    そういう形に変えてあげるこのなのです。(デザイナー 川崎和男)

    たった一人だけで考えてみたものがいくら集まっても、
    そんなに面白くないですよ。
    おまけに企画しなくちゃ、となると
    「思いやり作業」にばかりに時間をかけてしまいがち。

    アイデアと企画を分けて考える=アイデアだけを考える時間
    を確保するのがとても重要。
    たくさんアイデアが出てないと企画もショボイ!

    『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせにすぎない』
    より重要なのは、組み合わせより、「既存の要素」

    既存の要素
    �直接体験
    �間接体験
    �知識
    �まだ知らないこと

    腰の軽さはアイデアパーソンの条件

    脳はいつでも24時間循環風呂

    【たぐる】
    �ぶつかる
    �思い出す
    �押さえる
    �ほる

    思いついたアイデアは、必ずメモに落としてください。

    プロフェッショナルとして成長していく順序は、
    まず数を出せるようになること→続いて質も伴うようになること

    ある課題に対して最低20案のアイデア出しはしてみましょう。

    心のハードルが下がると、数を出すことがグンと楽になりますよ。

    アイデアをメモするときにぜひ留意して欲しいことがあります。それは、
    ほんのわずかな違いでも、その相違点をそのまま残しておく、ということです。

    アイデアを考えているプロセスにおいては抽象度の高い話は御法度です。


    ●アイデアの数を増やす方法�  ズラし
    アイデアの一文を品詞分解し、品詞ごとに類似アイテムに置き換える。

    ●アイデアの数を増やす方法�  問いかけ

    オズボーンのチェックリスト

    1【転用】
      新しい使い道は?他分野へ適用はないか?

    2【応用】
      似たものはないか?何かの真似はできないか?

    3【変更】
      意味、色、働き、音、匂い、様式、型を変えれないか?

    4【拡大】
      より大きく、強く、高く、長く、厚くできないか?
      時間や頻度などかえれないか?

    5【縮小】
      より小さく、軽く、弱く、短くできないか?
      省略や分割できないか?何か減らすことができないか?

    6【代用】
      人を、物を、材料を、素材を、製法を、動力を、場所を
      代用できないか?

    7【再利用】
      要素を、型を、配置を、順序を、因果を、ペースを変えたり
      できないか?

    8【逆転】
      反転、前後転、左右転、上下転、順番転、役割など転換して
      みてらたどうか?

    9【結合】
      合体したら?ブレンドしてみたら?
      ユニットや目的を組み合わせたら?


    アイデアは出してから選ぶ、が原則。

    アイデア出しは、スポーツと一緒。
    「やったことがないとできない」
    「やってないと忘れる/思うようにカラダは動かない」

    アイデアのベースはどれだけ既存の要素を集めてこられるか。
    すなわち「たぐる」上手がアイデア上手。

    アイデアパーソンは役者みたいなもの。

    アイデアパーソンとはさまざまな境界線をまたぎ越えていくことが必要な職業

    アイデアパーソンとしてヒットを打ち続けることは、個人としても、
    組織の中でも様々な境界を軽々とまたぎ超えていくことではないでしょうか。

    アイデアパーソンは越境者。越境者はアウトロー。

    目の前にある課題を乗り越えていくことは
    誰かが引いた線を再びまたぎ超えること。

    普通に毎日を生活している生活者としてのリアリティこそが、グッドアイデアの源泉です。
    むしろ「私」の部分をどれだけ充実させられるか、を考えるべきなのかもしれません。
    毎日繰り返される「普通の生活」を充実させることが、
    そのままアイデアの打率向上につながっていきます。

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著者プロフィール

1994年博報堂入社。現在同社コーポレートコミュニケーション局勤務。

「2017年 『アイデアはどこからやってくるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤昌治の作品

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