耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ (講談社BIZ)

  • 講談社 (2010年6月1日発売)
3.23
  • (1)
  • (10)
  • (5)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 86
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062821353

みんなの感想まとめ

起業に興味がある人にとって、実践的なノウハウが満載の一冊です。特に“耳かきエステ”の成功事例を通じて、ニッチビジネスの可能性を探求し、他の小型ラーメン店や立ち飲み屋などの実例も交えながら、成功の秘訣を...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 10.6.15 石井さんブログ

    【書評】成功するニッチビジネスの仕掛け方「耳かきエステはなぜ儲かるのか?」鬼頭宏昌
    テーマ:書評:ビジネス書一般

    多読書評ブロガーの石井です。

    出版エージェントの鈴木収春さんより献本御礼。

    著者の鬼頭宏昌さんは飲食店のコンサルタントで、今までも「小さな飲食店の繁盛指南」というコンセプトで何冊もビジネス本を出版している方です。

    本書はそういった店舗型のスモールビジネスでの成功法則を基盤にしながら、各種のニッチ起業の業態について分析した本です。

    耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ (講談社BIZ)

    本書で提唱されている負けない起業の鉄則は以下の5つです。

    鉄則1 ビジネスを選び、立地選びで妥協しない
    鉄則2 景気ではなく時流の波に乗る
    鉄則3 水平移動する
    鉄則4 事業の本質を見抜く
    鉄則5 最初は小さく始める

    私自身船井総研という場所で特に中小の流通サービス業向けの経営支援に携わったことがあるので、非常に共感できる内容が多いです。

    また前職でのWEBマスター時の経験から検索エンジン連動型広告の単価の異常な上がり方の推移を逐一経験したことから、ネットの活用法についての実感値も近いものがありました。

    個人的な見解ですが、名古屋には面白い発想をする人が多くて、本書のようなちょっと既存業界から発想をずらしたニッチ業態がいっぱい生まれている場所なのではないかと思っています。

    となぜか昔のことを思い出すことが多いと思って考えてみると、船井総研時代にお会いしていて、著者の鬼頭さんご自身にお会いしたことがあったことを思い出しました。

    当時おそらく飲食店の旅籠屋の経営をされていた頃ですが、ひょんなきっかけでご挨拶させて頂いた際に、発想がユニークでビジネスアイデアを豊富に持っていて、まだまだ試したい業態があるんだけどねと話されていました。

    土曜日に紹介した「ハカる考動学」でもありましたが、書かれている内容的な部分も面白いですが、鬼頭さんという人の着眼・発想・モノゴトの「ハカり方」の部分を学びたい本です。

    本書の中では、「耳かきエステ」「立ち飲み屋」「小型ラーメン店」「簡易葬儀」「コンサルタント」と5つの業態が提示されていて、特にホームグラウンドで鬼頭さんが直接携わっている飲食業態についての洞察は深く、業態に関わらず起業を考えている方の参考になる発想が多く提示されています。個人的には葬儀屋ビジネスのくだりも好きです。

    以下、抜書き引用まとめです。

    ■水平移動

    他都市ですでに成功を収めているニッチビジネスを、まだ誰も手をつけていない場所で展開する。

    ■事業の本質

    居酒屋の場合は、「お酒を飲む場所」ではなく、「お酒を飲みながらコミュニケーションをとる場所」

    ■新市場

    ライバルがいたほうが早く拡大する

    ■「渇愛」ビジネス

    愛に枯渇している人に、人とのふれあいを提供するビジネス

    ■現代の居酒屋ビジネスで成功を収める条件

    ・市場の選定を間違えないこと

    ・ターゲティングができていること

    ・店主に人徳があること

    ■市場規模

    「新規客」×「リピート性」×「客単価」

    ・いかに簡単に新規のお客様を獲得することができるのか?

    ・1回来店してくれたお客さまは、頻繁に店に足を運んでくれるようになるのか?

    ・そのお客さまが1回店に来るといくらのお金を払ってくれるのか?

    この3つの要素を高い次元で満たしているビジネスほど、市場規模は大きくなる

    ■新規客のとりやすさ

    業態を選んだ時点で、ある程度決まってくる

    昔からあるような業種・業態が有利

    ■スターバックスの成功

    ドトールコーヒーがカフェ業態を定着させていたので、カフェ業態の土壌が日本全国にできあがっていた

    ■リピート率と来店頻度の高さがビジネスの命

    業態・商品を選んだ時点で、リピート率や来店頻度がある程度決まるというのは、多くの経営者にとって死角

    ■情報ビジネス顧客リストを持っていることが情報ビジネスの成否を分ける

    情報ビジネスはむしろ顧客リストを作るために使うべき

    ■ネットの集客をネットでしてはいけない

    ネットで集客したければ、リアルで私個人の名前を認知してもらい、名前を検索してもらうプロセスをとるのが、一番早くて安くて合理的

    「鬼頭宏昌」というキーワードは、競争ゼロのブルーオーシャン

    ■ネットのキーワード広告

    今後ますます競争が激化して、広告単価が合わなくなる

    ■情報は惜しまずに提供する

    情報の出し惜しみは絶対にしてはいけない

    鬼頭さん自身のコンサルタントとしての実感がこもっていて分かりやすい考察です。

    個人的には簡易葬儀屋ビジネスのクダリも面白かったです。

    改めて今なぜ今ニッチビジネスなのでしょうか。

    ■大きな変化に対応する

    大きな変化に対応するためにもっとも必要なのは、自らの身を軽くすること

    ■それと同時に

    開き直って好きなことをする時代であるとも言える

    ■ニッチ&スモールビジネス

    大企業が手を出さない隙間市場を狙う

    ■大きな市場の中でのニッチ

    大きな市場の中でのニッチに狙いを定め、シェアを広げて大きな利益を目指していく

    ■すぐかたちにできる

    アイデアをすぐ形に出来るので自分も刺激になって楽しい

  • 儲かるんデスね〜

  • 小さく稼ぐことをはじめる意識を持つきっかけが書かれている本です。

    自分の強みが活かせる場所を見つけよう!

  • “耳かきエステ”という言葉に引かれて手にとってしまった時点で著者のマーケティングのワナに引っかかったのかもw。

    内容は“耳かきエステ”だけでなくニッチ&スモールビジネスとして“小型ラーメン店”や“立ち飲み屋”など実例をもとにして、ビジネスを成功させる秘訣を惜しみなく出している。

    惜しみなく情報を出すことも“コンサルタント”を行なううえで必要なことだとも。

    難しい専門用語を並べたてるわけでもなく、かといって内容に乏しいとも思わない。脱サラして独立・起業と考えている人には参考になるでしょう。

    アキバ系ビジネスとオタクビジネスがまだまだいけるらしいw

  • 企業は経営に興味ある訳じゃないので
    30分くらいでさらっと読んだ。

    でも、冒頭の
    「アキバ系ビジネス」についてはちょい興味あり。
    「枯渇ビジネス」であり、ふれあいを提供する。

    いろいろな孤独が流行る中、
    アキバは人と人とのつながりを提供してるのかも。

    ちょっと不器用で、感情的になりやすいけど
    礼儀をわきまえた上でお客のプライバシーに踏み込んでく。


    アキバはふれあいのまちなのかな

  • スモール&ニッチビジネスを始めたい人・
    興味のある人に必読の一冊。

    読みやすいし、損益収支表なども記載されてたのが良かった。
    専門家の机上の本とは反面、実績ある経験者が本を書くと
    こういう良い本ができますね。

  • ビジネス・独立志向のある初心者向け。事例がわかりやすい。

  • できるだけお金をかけずに起業する。葬儀屋のように価格が不明瞭な業界を狙う。都会で成功しているものをそのまま地方に移動するなど起業するためのノウハウが満載です。
    なかでも、一番コストがかからない起業がコンサルタントになるのでしょう。しかし、コンサルタントには知名度が必要です。知名度がないコンサルタントにだれも仕事を頼むことはありません。また、新規のお客様を見つけることが、難しい世界であるようにも感じます。
    「生まれた瞬間、死というリスクを負っている。それに比べれば、起業というリスクなどたかが知れている」普段、死を意識することはあまりないが、この言葉のように考えると、起業なんて小さなリスクのように感じてしまいます。
    起業するなら読むべき必須本です。

全8件中 1 - 8件を表示

鬼頭宏昌の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×