ひきこもりでセカイが開く時: 精神医学 (爆笑問題のニッポンの教養 15)
- 講談社 (2008年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062826105
作品紹介・あらすじ
ひきこもりは病名ではない。四六時中自分について考えている状態だ。自分を追いつめず、胸を張って脛をかじれ。自分にできることを考えるために。
感想・レビュー・書評
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ひきこもりでパソコン弄ってるのは2割という事実にビックリ。。。
半年間ニートでひきこもり気味だったことがあるけど、頷けるところもありつつ、たくさんの人はもっと苦しんでいるのだろう。
太田さんの『泣く女』のエピソードが良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間は皆精神異常である。程度の差があるに過ぎない。
何故なら言葉を持ったときから本能に純粋でいられなくなったから。
プライドが高く自信がないと引きこもりやすいらしいが、判る気がする。
内面追求する引きこもり系と他者関係性に依存する自分探し系があるらしいが、自分は両方を行ったり来たりしてるかな。
こんな自分も自分なんだと、いやらしい自分もありなんだと思えるようになるのが大人になっていくことらしい。
精神の健康に型はないけど、あえて言うならそれは、引きこもるも引きこもらないも自由に選べる状態のこと。
「愛は負けても親切は勝つ」。愛は憎しみと裏表。
「君はたいした人間じゃないんだから、忙しがらずちゃんと休みなさい」と友達に言う親切。
どこまでも肥大する自己愛を落ち着かせてくれる言葉。
いつでも「おい、これが幸せじゃなくて何が幸せなんだ」と思っていたい。 -
精神科医との対談。
ひきこもりについて対談をしているが、太田光が一日一言もしゃべらずに過ごしてきた時代があったのにはちょっと驚き。
スマイルはほほえみを浮かべることで、ラフは声に出して笑うこと。たしかに違う。 -
ひきこもって考えてみる
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好きなテレビ番組の一つ「爆笑問題のニッポンの教養」が本になって登場!
いくつかのテーマで既に出版されているが、俺が第一弾として選らんだテーマが自然とこれだった。 -
内に閉じこもることは、
外にものすごく開いているということと
同意義なのかもしれなくて、
結局自分は自分でしかなく
それを卑下も肯定も別にしなくていいのだ。 -
[ 内容 ]
ひきこもりは病名ではない。
四六時中自分について考えている状態だ。
自分を追いつめず、胸を張って脛をかじれ。
自分にできることを考えるために。
[ 目次 ]
プロローグ 今回は大学ではありません
第1章 太田のひきこもり時代
第2章 ひきこもりの実態
第3章 太田はひきこもりをいかに脱出したか
第4章 笑いと精神分析の交差するところ
第5章 ヴォネガットに学ぶ作家の生きざま
[ POP ]
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ひきこもりでOK