爆笑問題のニッポンの教養 この世はすべて錯覚だ 知覚心理学

  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062826143

感想・レビュー・書評

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  • 人間が錯視を起こすメカニズムがまだ解明されていないということで、興味深く面白いです。
    ぜひ検索して図形を見て下さい、絵なのに動いているように見えるのは不思議です。
    僕の評価はAにします。

  • 北岡先生はとても理知的で理路整然と且つ的を得て対談されていました。尊敬しちゃいます。

    さて、止まっているはずのものが動き出し、回転し、揺れ、そして、消える…。錯覚、正確には錯視のお話です。
    『錯視デザイン』という新しい領域を開拓し、2,000以上に及ぶ錯視デザインを発表してきたまさに『錯視界の魔術師』北岡明佳さんとの対談。

    同じモノでも人によって見え方が様々なのだから、見えてるモノは真実ではなく、総て錯覚かも知れない。
    見ているモノは真実だと言い切れるのか!?
    でもその人にとってはそう見えているのだし、その人にとっては見えてるものが真実になる。てな映画マトリクスの世界のような面白い話が展開されてました。

    この対談も楽しいものでしたが、錯視デザインそのものが面白いです。止まっているはずのものが動き出し、回転し、揺れ、そして、消える…。
    たしか雑誌Newtonで特集やってましたが、すんごい不思議で面白かったです。TVでも取り上げられていたと思います。

    錯視を体験したい方は、北岡明佳さんのHP「北岡佳明の錯視のページ」をどうぞ。本当すごい不思議ですよ。
    →  http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/

  • 知覚心理学というより、錯視の専門家との対談。
    心理学の側から見えないはずなのに、かなりの確率で見えてしまう錯視。研究者本人は「面白いから」研究してるそうだが、きっとそれは正しい。

  • [ 内容 ]
    ハートが踊る、ヘビが回る。
    脳はなぜだまされるのか。

    [ 目次 ]
    プロローグ 回る、回る、絵も目も回る
    第1章 錯視って何?
    第2章 君、だまされる人 僕、だまされない人
    第3章 錯視は美しい
    第4章 おもしろさを伝える精神

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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 今、自分が見えているものが本当に存在するとか、それが本物なのかということは問題ではないんです。

  • 錯覚を起こす作品を2000以上制作している北岡氏と爆笑問題の対談をまとめた本。本の中には北岡氏の作品が収められていています。錯覚が起こる作品は、見ていると楽しいです。(2008.9.8)

  • テレビ番組を随時書籍化したもの。

  • 錯視がおもしろい!!から始まる、モノの見方。

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著者プロフィール

一九六五年埼玉県生まれ。八八年に田中裕二と「爆笑問題」を結成。二〇一〇年初めての小説『マボロシの鳥』を上梓。そのほかの著書に『違和感』『芸人人語』『笑って人類!』などがある。

「2023年 『文明の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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