小さな王国・海神丸 (21世紀版・少年少女日本文学館)

  • 講談社 (2009年2月24日発売)
3.80
  • (0)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 54
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (246ページ) / ISBN・EAN: 9784062826549

作品紹介・あらすじ

日本文学の名作を21世紀の子ども達へ! 読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ日本文学全集の決定版。

みんなの感想まとめ

特殊な状況に置かれた人々の心の葛藤や社会の仕組みが繊細に描かれており、読者を深く引き込む作品です。特に、カリスマ的な指導者のもとで形成されるクラスの秩序や、そこに潜む恐怖政治の要素が印象的です。登場人...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • カリスマ的な感覚と貝島から認められた喜びから恐怖政治と共産主義を組み合わせたクラス作りをしていた沼倉を貝島は初めは自分が沼倉を使う側だと思っていたが、いつの間にか使われる側になってしまった。沼倉の政治は決して平等では無いが、クラスメイト一人一人に役職を与えたりして秩序を維持しているのが小学生のできたことではないなと思った。とても面白い。

  • 鈴木三重吉「おみつさん」はいまいちよく分からなかったのですが、「小さな王国」と「海神丸」は特殊な状況に置かれた人間がどうなっていくかが描かれており、ぞっとするとともに納得してしまいました。

全2件中 1 - 2件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

野上 弥生子(のがみ・やえこ):1885年、大分県生まれ。明治女学校卒。夏目漱石の紹介で「縁」を「ホトトギス」に発表して以来、明治・大正・昭和という三時代を通じ80年余りの作家活動をおこなう。写実主義に根差す作風で女性たちが直面する生きづらさを見つめ、家父長制の物語に抗うとともに、戦争に向かう時代のなかでも体制におもねることなく反戦思想を訴え続けた。1957年『迷路』で読売文学賞、64年『秀吉と利休』で女流文学賞、86年『森』で日本文学大賞、71年には文化勲章などさまざまな賞を受賞。他の著書に『欧米の旅』『山姥』『海神丸』などがある。文芸雑誌「青鞜」を発行していた青鞜社のメンバーでもあった。1985年逝去。

「2025年 『真知子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野上弥生子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×